伊達 純のヒロシマ日記

反戦・反核・反基地などの平和運動、反原発運動、反貧困運動、グローバリゼーションの問題などについてヒロシマから発信する

神奈川県の海老名市議選について

2007年11月14日 16時27分26秒 | 選挙
 11月11日(日)投票の神奈川県の海老名市議選で「市民の党」の奥村しょうけんさん(37歳)が当選しました。

えびな市民の党 奥村しょうけん公式ホームページ
http://www.shouken-okumura.com/

 奥村しょうけんさんは、2003年に行なわれた広島市長選の際に秋葉忠利市長の応援に来ていたため、面識がありました。

 奥村さんは、ふんぞりかえった「エライ人」ではない、フットワークの軽い、誰のところにもうかがうという意味を込めた「出前市議」ということをアピールしました。

 結果は得票数2354で6位当選でした。

海老名市長選・海老名市議選の開票結果(神奈川新聞)
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiinov071171/

 象徴的なのは、社民党の現職の市議が落選したことだと思います。社民党の存在意義が、特に地方議会において失われつつあることのあらわれではないでしょうか?

 先だっての廿日市市長選でも、30人の廿日市市議のうち、共産党を除く28人までが保守派で副市長だった真野勝弘候補を応援しました。社民党、新社会党といった旧社会党の潮流も、市民派の井上さち子候補ではなく、真野候補を応援したのです。

14日に廿日市市長選告示(中国新聞 '07/10/13)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200710130022.html

 廿日市市長選での真野さんの得票数は24727票、井上さんは16289票。30人の廿日市市議のうち28人までが真野さんを応援したことを考えると、善戦と言えます。

廿日市市長選:真野勝弘氏が初当選(毎日新聞 2007年10月22日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071022k0000m010112000c.html

 市民派の候補ではなく保守派の候補を応援するような社民党、新社会党といった旧社会党の潮流に何の存在意義があるのでしょうか? 地方議会において社民党や新社会党といった旧社会党の潮流が後退していくのは必然のことだと思います。

 旧社会党の潮流ではない、真の意味での市民派の潮流(それは「市民の党」とは限らない)をどのように形成するのかが、これからの課題となってくるように思います。

 閑話休題。奥村しょうけん君、当選おめでとう!
ジャンル:政治
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