八王子高等学校
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一橋大学 <2011年合格者>
商学部
田野倉さん
文理特進コース卒業

八王子高校の先生を信じてしっかり勉強すれ
ば、難関大学進学への道はきっと開けます!


文理特進コースでは、3年間かけて大学受験を視野に入れた学習を行います。勉強は、毎日きちんと続けることが大切です。勉強のペースと心構えについては、1年から2年にかけてじっくりと実力をつけていき、3年生になったら、4月から夏休みまでを通して、「もし1日勉強しなかったら落ちてしまう」というような気持ちで勉強する習慣をつけるとよいと思います。夏休みからは、「もし半日勉強しなかったら…」という気持ちになるほど、勉強を習慣づけるとよいでしょう。ただし、休憩を取るのも大切です。私の場合、8時間くらい勉強したら、あとは自由時間にしていました。数学については、予習が一番効果があったと思います。余裕がある人は、どんどん先へ進んで行くとよいかもしれません。苦手な人は、次回分をしっかり予習するとよいでょう。私の場合、3年になってからは「これでもか」というくらい、たくさんの問題を解いていきました。
「これは難しい」と思っても、最低 15 分くらいは考えてみる習慣をつけました。また、数学の先生には、添削をお願いしました。この添削では、ある程度の緊張感を持ちながら、実力をつけることができたと思います。
世界史は自分で勉強しましたが、通史が大変なので、「授業を取った方がよかったかな」と思いました。論述 に関しても、先生にお世話になりました。資料も豊富に持っておられましたし、親切に丁寧に教えて頂きま した。
八王子高校には優秀な先生がそろっています。国語、数学、理科、社会、英語の5教科はもちろん、すべての教科において、すばらしい先生方が新入生の皆さんを全力でバックアップしてくださると思います。私も勉強の仕方の相談やら添削やらでたいへんお世話になり、感謝しています。皆さんも3年後の大学受験に向けて、がんばってください。
北海道大学 <2011年合格者>
経済学部
藤浪さん
文理進学コース卒業

自分の勉強スタイルを早期に確立して、
クラブ活動と大学受験の両立に成功。


八王子高校にいたころ、私は勉強も以外のことも熱心に取り組んでいました。ダンス部に所属して、途中で休んだことはありましたが、3年の9月末の学園祭まで続けました。3年次にはバンドのライブに3回も行き、しかも最後のライブは11月でしたから、自分でも「よく北大に受かったものだ」と思います。実際、MACHは全部落ちましたから、私立大学をめざす人には、あまり参考にならないかもしれません。
私が合格できたのは、家族や友だち、学校の先生方のおかげだと思います。また、自分に合った勉強をしていたのも、よかったのだろうと思います。私の場合は、塾や予備校へ行っても、勉強した気になるだけであまり身につかないタイプだったので、八王子高校の自習室で勉強しました。そして、二次試験の記述問題対策として、それぞれの教科の先生に添削をして頂きました。塾や予備校へ行っても合格するとは限らないですし、学校の整った設備を利用するのも賢いやり方ではないか、と思います。自分に合った勉強法は、すぐに確立できるわけではないので、早い段階から模索するのが大切です。
自分の経験から後輩の皆さんに伝えたいのは、「学部は早く決めるべきだ」ということです。私は3年次になて、あるきっかけで経済学に興味を持ち、進路を変更しました。そのため一から志望校を選び直しただけでなく、ほとんどの国立大学の経済学部では二次試験で数学があることを知って、あわてました。国立大学をめざす場合、大学を選ぶよりも、まず学部を確定させた方がよいと思います。また、国立大学の受験では二次試験対策も必要ですが、センター試験で点数が取れなければ元も子もないので、早めに準備を始めた方がよいでしょう。自分のスタイルで勉強すれば、部活動をやってもくずれません。悔いのない高校生活を送り、大学受験の春を笑顔で迎えてほしいと思います。
首都大学東京 <2011年合格者>
都市教養学部 理工学系物理学コース
三田さん
文理進学コース卒業

周囲のペースに流されずに不断の努力を
すれば、勉強に遅すぎることは決してない!


私は、人に「こうしたらいいよ」と言えるほど勉強ができるわけではありませんが、自分の勉強法や苦労した点について書こうと思います。伸び悩んでいる人や、どう勉強していいか迷っている人には参考になるかもしれません。勉強では、学校の授業が基本です。「塾へ行っているから」とか「この科目は嫌いだから」とというような理由で授業を聞かないのは、本当にもったいないです。というのは、学校にいる時間は長いですし、入試問題では「高校の授業で習うことを組み合わせている問題」が大半を占めているからです(たとえば数学で言うと「確率」と「数列」のような感じです)。このような問題は、授業中、先生の話をしっかりと聞いていれば、解けるようになります。まだ大学受験をしたことのない人は、「本当にこんな勉強で大丈夫か?」と思うかもしれませんが、MARCHクラスまでは、「大丈夫。問題ない」と言ってよいと思います。
それから「まわりのペースに流されない」ということが、非常に重要です。私の偏差値は、3年の夏の時点では40台でした。当然、MARCHクラスの大学や首都大学の合格予想判定でよい結果が出るわけもなく、先生からも「正直言って、きつい」というようなことを言われました。本格的な勉強を始めたのは、そこからです。周囲の人から遊びの誘いがあったり、「本腰を入れるのが遅すぎた」と言われて嫌になり、「もうやめよう」と思うこともありましたが、がんばって踏ん張りました。他人のペースに飲み込まれそうになったときは、ほんの30秒くらいでよいので、第一志望の大学に合格して、楽しい学生生活を送っている自分を想像してみるとよいと思います。私はあまり勉強ができなかったので、悩んでいる人の気持ちもわかりますが、「不断の努力は決して無駄にならない」と言い切ってこの文章を終えたいと思います。がんばってください。
法政大学 <2011年合格者>
スポーツ健康学部 スポーツ健康学科
井上 さん
文理進学コース卒業

3年の初めからねばり強く勉強すれば、
巻き返すことは十分に可能です。


私は3年次の5月まで部活動をやっていました。まわりが徐々に受験モードになっていくのに、私の頭の中は部活動のことと睡眠のことでいっぱいでした。そのため部活動を引退してすぐに行われた模試では、偏差値 46。すべり止めの大学にもすべってしまうような成績でした。急に焦りを感じて勉強を始めました。私の勉強法は質より量。五感をフルに使うことを意識しました。受験では英語の配点が多い大学が多いので、英語に強いと有利になります。私は英語がとても苦手だったので、単語は「これでもか!」というくらい何度も繰り返して憶えました。単語がわかれば、ある程度文意が取れるので、長文1本につき20回は音読するようにして、長文を速く読み取る訓練をしました。国語については、現代文ではジャンルの違う問題をたくさん解きました。古文は、内容を頭の中でイメージしながら読むとつかみやすくなります。漢字はいろいろな大学で出題されますし、簡単に取り組めるので、1年生のうちから取りかかった方がよいと思います。日本史は3年次の1学期までに時代の流れや重要事項を押さえ、2学期からはそれに並行して文化史を固めていきました。10 月くらいからは志望校の問題をどんどん解いて出題傾向をつかみ、わからない 箇所やあいまいな箇所は教科書などで確認し、しっかり憶えるようにしました。
センター試験にせよ、一般入試にせよ、自分の志望校の問題は、第一志望からすべり止めに至るまで、すべて解いて傾向を把握しておく必要があります。過去問の研究は、3年の 10 月くらいからは取りかかるようにしないといけないと思います。たとえ3年の初めに成績がよくなくても、絶対 にあきらめず、ねばり強い精神を持って立ち向かうことで、合格をつかむことは可能です。自分なりの勉強法を見つけ、受験を乗り越えてほしいと思います。
中央大学  <2011年合格者>
経済学部 経済学科
水野 さん
文理普通コース卒業

学校生活を楽しむことは、勉強と両立可能。
自分を奮い立たせて、志望校をめざそう。


私は、勉強はあまり得意ではありません。それに部活もあり、本格的に勉強を始めたのは3年の6月からです。模試でも偏差値50を超えたことがなく、第一志望は常にE判定でした。そんな私が、受験勉強に取り組むにあたって最初に手をつけたのは、英単語と日本史です。夏休み終了時点で、このふたつが手についていなかったら、志望校には絶対合格していなかったと思います。日本史は、好きな教科です。一方、英語は嫌いな教科です。とにかく英語ができなかったのですが、国語のようにスラスラと読むためには単語力が必要だと思いました。しかし、単語をひとつひとつ書いて憶えていくのは効率が悪いことに気づいて、文章で 憶えることにしました。そういう勉強法に合わせた参考書を買い、CD を聞き音読をしました。その結果、長文も得意になりました。第一志望校の赤本を解くのも早くなって、自 分にも自身が持てるようになりました。日本史は好きとは言 え、勉強に時間がかかるのが難点でしたが、英語の実力 がついてきたことよって、こちらも伸びて行きました。
勉強をするのに大切だと思うのは、勉強するときとしないと きの切り替えです。私は無理して勉強しても効率が悪いと 考えていたので、やる気がしないときは、ほとんど手をつけ ませんでした。その代わり、やる気を出すためにいろいろ な努力をしました。1日あたりの勉強時間は4〜 12 時間と 差がありましたが、これが「自分のペース」でしたので、 結果に結びついたのだと思います。もちろん私と逆に、毎 日コンスタントに勉強する人もいました。人それぞれだと思 います。
受験を終わって今までを振り返ると、勉強で大切なものは、 自分にやる気を出させる努力と自分に合った勉強法を探す ことだと思います。八王子高校に入学したら学校生活を精 一杯楽しみ、勉強との両立をがんばってください。
立教大学  <2011年合格者>
文学部 史学科
渡辺 さん
文理普通コース卒業

部活動で生活のリズムをつくり、学習ペース
を維持。指定校推薦での合格を勝ち取った。


大学受験で必要なのは、毎日の少しずつの学習の積み 重ねだと思います。私は指定校推薦で志望校の大学に 合格することができましたが、推薦の場合は1年から の成績がそのまま結果につながるので、とくに日々の 努力が大切です。
私は女子バスケットボール部に所属していました。毎 日夜まで練習していたので、家に帰ると疲れてしま い、2時間も3時間も勉強するのはとうてい無理でし た。それでも、次の日の予習をしたり、前の授業のノー トを見返すなど、短い時間でも勉強することを心がけ ました。テスト前には放課後の練習がなくなるので、 その貴重な時間を使って復習を兼ねてノートをまと めたり、何度も繰り返して丁寧に勉強するようにしま した。部活動をしていると、たしかに勉強できる時間 はわずかになってしまいますが、その分、少ない時間 をうまく使おうとする気持ちが働くので、私の場合、 勉強への意欲を維持するのに役立ったと思います。引 退してから、そのことをとても実感しました。「時間 があるから」と思うと、勉強もつい後回しにしがちで す。毎日、朝練に行くために早く起き、次の日の朝練 のために夜更かしはしないという生活がけじめと なって、短い時間でも集中して、有意義な勉強ができ たと思います。
私は、学校の授業の上に受験勉強があるのだと考えて います。これは推薦入試でも一般入試でも言えること です。まず、授業をしっかり聞いて理解し、自分の知 識として身につけることが基礎固めとなり、土台とな るのです。それが日々の積み重ねとなって、努力は必 ず自分に帰ってくるのだと、合格の喜びをかみしめな がら、強く感じています。
東京音楽大学  <2011年合格者>
音楽学部 器楽専攻 ピアノコース
西島 さん
芸術コース(音楽専攻)卒業

将来のために書き続けたノートと日々の練習で
着実に引き寄せた志望大学への合格。


八王子高校に入学してから、私には「将来のために」と 思って、ずっと続けてきたことがあります。まずは、レッ スンで教わったことをノートにまとめることです。毎回、 レッスンが終わったあと、帰りの電車の中でレッスンの 内容を最初からすべて思い出しながら、ノートに書き留 めて行きました。また、毎日の練習の中で、どのような ことができるようになったのか、何時間くらい練習でき たのかなど、一言でもよいので、何かプラスになるよう なことを、ノートに書くようにしました。試験前になると、 このノートをよく見返しました。この2つの観点からのメ モは、練習で行き詰まってしまったときには、本当に役 に立ちました。
そのほか、私が勧めたいのは、とにかくたくさんの人に 自分の演奏を聴いてもらうことです。入試ではさまざま な考え方をする先生にあたります。それに対応するには、 たくさんの人からコメントをもらい、さまざまな意見を取 り入れることが必要だと思います。
最後に、音楽大学を受験する人にちょっとアドバイスを します。毎日同じ曲を何回も練習していると、うまく行く ときと行かないときが必ずあります。うまく行かないとき は「どうして出来ないのだろう」と悩むのではなく、宝 探しをするように、一回一回の演奏を楽しんでみてくだ さい。音楽は生き物のようなものなので、毎回同じよう に演奏できなくて、当たり前なのです。私自身、うまく 行かなくて悩むことは、よくありました。コンクールへ 出ても、結果がついてこないことがほとんどです。それ でも前向きにコツコツと練習に励んできたことが、合格 につながったのだと思います。
武蔵野美術大学  <2011年合格者>
造形学部 油絵学科
土居 さん
芸術コース(美術専攻)卒業

芸術系の大学でも、英語力は非常に重要。
合格するために、学科の学習もしっかりと。


私は八王子高校での3年間を、芸術コース美術専攻で過 ごしました。私はものをつくるのが好きだったので、美大へ 進むことは心に決めていました。しかし、1年次と2年次の 大学ガイダンスでは、受験の意識などはほとんどなく、「3 年からやれば、なんとかなるだろう」と楽観的に考えてい たように思います。また、ダンス部に所属して活動し、まわ りの人たちに支えられて引退するまで、ダンスを続けました。 そんな私でも、やっぱり受験勉強はやりました。勉強にとく に熱心であったわけではありませんが、それでも自分の体 験の中で「これはまちがいない」と言えるのは、「英単語 だけはしっかり憶えないといけない」ということです。先生 をはじめ、まわりの人たちからもしつこく言われましたし、わ かり切っていることのように思えて、なかなか実行できませ んでした。日頃、英文の問題を解くときは、「こんな感じの 内容かな?」と雰囲気で解くことが多いですが、実際の入 試では緊張してしまうので、とたんにわからなくなります。 そんなとき、単語と熟語のしっかりした知識があれば、落 ち着いて問題を解いて行くことができます。
一方、美大の入試で実技で高得点を取るには、相当な技 術が必要です。心の中にある「自分の世界観」を、目に 見える形象としてしっかりと形にすることが求められるから です。それがすでにできる人だったら大学へ行く必要はな いのですから、経験が浅く、まだ世の中のことを知らない 高校生には難しい課題です。日頃から、デッサンなどに地 道に取り組む必要があります。実技試験の出来がよかった としても、学科で落ちたら後悔するのは自分です。「美術をやりたいのに、なぜ他の科目の勉強をしなければならな いのか」と思う人もいるでしょう。私も同様でしたが合格するために必要なことは、しっかり勉強しないといけないと思 います。
東京工業大学 <2010年合格者>
第1類
松雪さん
文理特進コース卒業

自分に合った勉強法を積極的に見つけて、
早い時期から入試対策に取り組もう!


僕が本格的に受験勉強を始めたのは、3年生になる前の春休みでした。この時期、何から勉強していいか、わからないときは英単語から始めるとよいと思います。英語は理系文系にかかわらず重要であり、勉強を始めるきっかけになるからです。僕は春休みから4月いっぱいにかけて、市販の暗記カードで1日200単語くらいを一気に集中して覚えました。暗記カードを何周かめくると、反射的に単語から意味が出るようになります。ただし、夏休みなどを利用してもう一度復習しないと、忘れてしまうので注意が必要です。
英単語を覚えてしまうと、読解問題を読んでいても、つまずくことが少なくなり、英文を読むのが楽しくなっていきます。勉強は楽しんだ者の勝ちです。英語は、英文を読んで問題演習をすれば、慣れてきます。それからは理系教科の勉強をしましたが、化学の必要事項を暗記して、自分に合いそうな受験科目の問題集を買って解いただけでした。ほかに何かの勉強法が決め手になったということはないと思います。
月並みな言い方ですが、合格するかどうかは、努力するかどうかで決まります「めんどくさいからいいや」とか「浪人すればいいか」とかいうような態度で勉強すれば、その程度の成果しか出ません。周りでも、そんなことを言っていた人たちは、みんな結果が出ていませんでした。このくらいの違いで、こうも合否が変わるものかと思いました。
僕は、毎日1科目か2科目か集中して勉強しましたが、それぞれ自分に合うと思う勉強法を試してみるとよいでしょう。必ずしも、四六時中勉強していなくてもよいですから。
受験も、社会で生きていく練習のひとつだと思います。受験が終わって間もない僕が言うのもなんですが、たかが受験くらいで解決策を見つけようとしないで、将来何かに立ち向かえるでしょうか。積極的に立ち向かうようにしましょう。
上智大学 <2010年合格者>
文学部
松林さん
文理特進コース卒業

真剣に自分の将来を考えて勉強すれば、
運命はきっと開けると思う。


私が進路について考え始めたのは、2年生の夏ごろです。以前から新聞や雑誌を読むことが好きで、記者という職業にあこがれを抱いていました。しかし、進路について真剣に考え始めたとき、あこがれるだけでなく、具体的に行動に移そうと思い、夏休みの宿題であった小論文の課題に本気で取り組むことにしました。その小論文がコンクールで賞を取り、「賞をもらったのはまぐれかもしれないけど、本気で記者になるための方法を探そう」という気持ちになりました。
それから、雑誌などでよく見かける記者の人の経歴を調べ、やはり早慶上智以上の学歴が必須だと感じました。実際に具体的なことを調べると、学校の定期テストのための勉強にも張り合いが出てきました。
部活をしていなかったということもあって、勉強では1年生のころから、すべてのテストに全力投球をしていました。それも英語や古典は本文丸覚え、歴史や生物、数学は覚えるまで何十回も紙に書き続けるという、今考えると恐ろしい勉強の仕方をしていました。効率のよい勉強の仕方とは無縁だったかもしれませんが、1、2年生のときにがんばったことで、上をめざす気持ちになれました。さらに「理系科目を捨てるのは惜しい」と思い、第一志望を一橋大学にしました。たくさんの科目の勉強をして、夕方まで続くキツい模試も、何度も受けました。結果的には、センター試験で足切りになってしまったのですが、よい経験だったと思うので、後悔はしていません。
私大も何校か受けました。うまく言えないのですが、上智大学の新聞学科の試験中、大学との「縁」のようなものを感じました。それは決して神秘的なものではなく、今までの過程がそうさせたにちがいありません。自分の進路に真剣になれば、道はおのずと開けるのだと思います。
東京工業大学 <2010年合格者>
第5類
山森さん
文理特進コース卒業

志望校をめざして、日々、学力を高めて、
心にゆとりを持って、入試に臨もう!


私は高校入試で、どうしても行きたかった第一志望校に落ちました。そのため高校入学時から、この無念を晴らすために、「大学は絶対に『行きたい大学』に行く」と心に決めていました。 その『行きたい大学』ですが、もともと電子機器をいじくるのが好きで、ばくぜんと電子工学の周辺を学びたいと思っており、なかでも東工大に魅力を感じていました。東工大を志望校として視野に入れたのは、1年生の6月ごろだったと思います。 高校受験の苦い経験から、受験に対して大きな恐怖があり、特に3年の部活引退以降は必死に勉強しました。苦手ではない物理で大きくつまずくなど、つらいこともありました。物理をやる人は、コンデンサーには注意してください。先生を質問攻めにしつつ、自分でも教科書を熟読して、必死に理解しようとしました。
また、本番であせっては何もできなくなることを3年前に経験しているので、特に入試1週間前を過ぎてからは勉強時間を減らし、むしろまったく勉強しない日も作って、本番に備えました。そのおかげか、試験当日はとても冷静に、わからない問題もさらっと飛ばしつつ、得点をかせぐことができました。「どうせ落ちるときは落ちる」と思っているくらいが、直前期は楽です。
あとは後輩となるみなさんへのアドバイスを。第一に、授業を大切にして、授業内容は授業中に理解すること。わからないと感じることがあるなら、その日のうちに先生に聞いて必ず解決しよう。第二に、問題集は冊数ではなく、1冊完璧にできるようにすること。特に部活をやっている人は『精選』『厳選』とか書いてある問題集を買おう。数学でも3冊で十分。第三に、部活を一生懸命やること。吹奏楽部なら3年の定期演奏会まで。中途半端にすると、たぶんあとで後悔します。
慶應義塾大学 <2010年合格者>
法学部
市川さん
文理進学コース卒業

ワンランク上をねらうのが、
受験でよい結果を出すコツだ。


私が受験勉強を意識して、塾に入ったのは2年生の春です。当初は東大、一橋志望で、3年生になって私大文系志望に変えましたが、自分の結果にはある程度、満足しています。受験で最後に勝利をつかむには、高い目標設定と早期対策が重要です。先生に言われて印象的だった一言は、「第一志望合格は受験美徳だ」という言葉です。言葉を補って解釈すると、MARCH志望で日東駒専に合格、早慶志望でMARCHに合格、早慶看板学部志望で、他学部に合格するといった具合です。これは勉強の質が関係しています。このようなケースは多く、私も最初は一橋志望だったのですが、そのころに一番濃い学習ができたと思います。どうしても行きたいところがあるなら別ですが、「よい大学に行きたい」とばくぜんと思っているのなら、高い目標を持つべきです。また、受験の開始期は、浪人生や中高一貫校の生徒を相手にする国公立や早慶上智なら、最低でも500日前です。今すぐにでも、始めるべきです。
次に教科に関してですが、私の通っていた塾が2年スパンのカリキュラムだったので、2年生からの勉強法しか知りません。英語は2年生のうちに、単語、文法などの知識を固め、長文はすべて精読で、全訳でした。それを土台に、3年生から長文の多読やパラグラフリーディングを身につけるというかたちでした。日本史は2年のうちに通史を終わらせました。特に日本史でやってほしいのは、文化史と近現代史の早期対策です。以上、一般論になってしまいましたが、それは、それぞれの学力を知らずに、参考書や勉強法を紹介するのは効率が悪いからです。どの参考書を使うかや今何をすべきかは、自分の学力を知っている学校の先生や塾の先生に聞いた方が、的確で誤りが少ないと思います。
最後になりますが、受験は精神面が大切です。強い気持ちをもって、志望校をめざして、がんばってください。
明治大学 <2010年合格者>
法学部
宮下さん
文理進学コース卒業

先生をたよりにマイペースで勉強し、じっくりと
実力を養うことが成果に!


受験が終わって、あのころを振り返り、「八王子高校の先生方のおかげで、第一志望に合格できた」と思っています。私が受験を意識したのは2年生の冬で、それまではほとんど部活しかやってきませんでした。合格するためには偏差値を20以上も上げなければならなず、かなりあせりました。また、部活と勉強の両立は思ったより大変で、「このままでは間に合わない」と何度考えたかわかりません。しかし、途中でやめると後悔すると思い、部活のみんなと最後までバレーを続けました。
予備校には通わず、選択授業や先生のところに質問をしに行って勉強を進めました。予備校に通ったら、学校の授業も部活も中途半端になりそうだと思ったからです。自分のペースで勉強し、わからない問題や勉強方法については、先生に質問することで成績は上がったので、予備校に通うかどうかについては、よく考えた方がいいと思います。
英語は春休みから毎日2本の長文を読むと決めて、10月までに16冊テキストを終わらせました。それからはMARCHのすべての学部の5年分の過去問を解きました。8割得点できるまでに3か月くらいかかりました。過去問は「何割得点する」という目標や緊張感を持ってやると効果的です。政経は得意科目にするため、夏休み中に範囲を終わらせて、それ以降は偏差値90をめざして勉強しました。MARCHを政経で受ける人は、時事問題をしっかりやらないと周りと差がついてしまいます。国語はコツをつかめば楽しい科目だと思います。どの教科も毎日やって、何か得意科目を作って、苦手意識を持たないようにすれば大丈夫です。
八王子高校には、同じ目標を持った友だちや、わかりやすく教えてくれる先生がいるので、とてもよい環境で勉強ができます。部活も勉強も本気でできる、すばらしい学校だと思います。
立教大学 <2010年合格者>
文学部
奥町さん
文理普通コース卒業

部活を勉強ができない言い訳にしないで、
強い意志で時間を有効に活用しよう!


私が受験を終えてまず思ったことは、「受験というものは、がんばった分だけ自分に返ってくるんだ」ということです。私の場合、指定校推薦で進学を希望する大学に合格することができました。それは日々の努力が報われた瞬間で、「今までの努力は、無駄ではなかった」と強く感じ、心の中からわきあがる喜びを噛みしめました。
私の「日々の努力」というのは、とにかく時間を有効に使うということです。私は部活にも力を入れていて、時間がとても貴重だったので、行き帰りの電車の中や、授業と授業の間の休み時間を使って、ひたすら勉強しました。部活が忙しくて、長時間勉強する時間がとれないのはごく日常的でしたが、短い時間でもかき集めていけば、そうとうな時間になります。また、短時間であるがゆえに、かえってしっかり集中できます。こうして繰り返し勉強することが、大事だと思います。特に帰りの電車では、部活を終えたばかりで、つかれてやる気がなくなってしまいがちですが、何もしないのと単語ひとつでも見るのとでは、3年間には大きな差がつきます。暗記というのは目で見て覚えている部分もありますから、どんなにつかれていても、覚えるとまではいかなくても、必ず見るということだけはやった方がよいと思います。 よく「部活が忙しくて、勉強する時間がない」などと、勉強をできないのを部活のせいにする人がいますが、私は決してそんなことはないと思います。むしろ、部活をやっている人の方が、勉強する時間が限られるため、時間を大切にして有効に活用しようという意識が高まり、よい結果に結びつくことは多いのではないでしょうか。
一番大切なのは、どんな状況においても自分の信念を貫き通すこと、自分で決めた目標を達成するため、妥協せずにやるべきことをやることだと思います。
首都大学東京 <2010年合格者>
システムデザイン学部
松井さん
文理普通コース卒業

日々、努力を積み上げて勉強し、
指定校推薦での合格を勝ち取ろう!


私が国公立の首都大学東京に指定校推薦で合格したなんて、今でも何だかまだ実感がわきません。
私は高校受験のときに都立高校を受けて落ちてしまい、かけ持ちで受けて合格していた八王子高校に通うことになりました。そんなことがあったので、「中学のときの友だちよりも、絶対にいい大学に行って見返してやるぞ!」と心の中で誓っていました。そのため、授業をしっかり聞いて、それでも納得できなかったら、自分の力で考えて理解し、納得できるまで努力していました。必ずしも予習や復習を毎回していた訳ではありませんが、それでもコツコツと積み上げて行きました。普通コースでは推薦ができることを知っていたので、中間テストと期末テストの1週間前から勉強して評定平均をなるべく高くとり、指定校推薦で情報系の大学に行こうと考えていました。部活は理科部でした。週1回だったので負担にならず、うまく勉強と両立できていたと思います。
この大学に指定校推薦をすることに決めたのは、指定校推薦の大学を決める2日前でした。最初は別の大学にしようと考えていたのですが、進路指導の宮本先生にこの大学を勧められ、親とよく相談して、この大学が私に合っていると判断しました。
推薦入試の試験当日の面接のことは、緊張してあまりよく覚えていませんが、無事に合格することができました。そのときの達成感と喜びは、言葉では言い表すことができません。
受験勉強は1年生の時からスタートしているのだと思います。日々の積み重ねが何よりも重要です。そして、努力してきた人には、必ず最後にはよい結果が待っているはずです。最初から無理だと決めつけたりしないで、自分の力を信じて、今やるべきことをしっかりやって、がんばってください。
早稲田大学 <2010年合格者>
国際教養学部
田中さん
英語コース卒業

ふだんの勉強を積み上げて基礎を築くことが、
受験勉強でアドバンテージを取る最重要ポイント。


今から振り返って考えてみると、受験で最も重要なことはふだんの授業の積み重ねであったと思います。ふだんからしっかり勉強しておけば、それが基礎になって、その上に受験で要求される難度の高い学習内容を積み上げることができます。私の場合、テストは毎回8割以上、点数を取れるようにしていました。そのおかげで、受験勉強を始めても苦ではありませんでした。むしろ中間テストや期末テストに比べて教科が減り、好きな英語と世界史に集中できて、計画的な一年間を送れたと思います。また、世界史は2年間基礎を積み上げ、歴史の流れを理解しておいたからこそ、受験期での暗記につながったと思います。
もうひとつ役立ったのは、英語コースのネイティブの先生の授業でした。八王子高校の英語コースは英語の授業が充実していて、生の英語に触れる機会がとても多いのが特徴です。英語を自分でリスニングしながら勉強するのは大変ですが、ネイティブの先生の授業を受けることで、リスニング力が大きくアップしたと思います。また、ネイティブの先生のライティングの授業で習ったことは、教科の中でも英語に力を入れている学部を受けた私にとって、とてもためになるものでした。今、大学の授業でも同じことを習っています。
受験にはつらく、苦しく、暗いイメージがありますが、私自身は行きたい大学へのステップと考え、大学に入ってからも必要になる知識を得られる有意義な期間と捉えていたので、比較的平穏に受験期を過ごすことができました。八王子高校は施設も整っているので、自習室を活用して、朝や昼休みも勉強しました。もちろん通学中の時間も、勉強にあてました。、成績というものはやればやっただけ伸びていくものです。学校が提供しているシステムをフルに活用し、目的へ向かって充実した1年間を送ってください。
青山学院大学 <2010年合格者>
文学部
久下さん
英語コース卒業

進路指導の先生やチューターさんに悩みを相談
授業で高めた英作文力で、最後に追い上げた!


受験というと早い時期から志望校を決めてがんばる人も多いですが、私の場合、受験期の直前まで目標が定まらず、志望校を決めることがまったくできませんでした。目標がないためにやる気も出ず、勉強も進まず、あせってばかりでした。そこで、「何とかしよう」と思い、進路の先生に話を聞いて頂いたり、八王子高校の卒業生であるチューターさんに相談をしたりしました。そして、最終的には納得の行く大学を目標として選ぶことができました。進路の先生やチューターさんには、その後も何か悩むたびに相談をしました。ひとりで思い悩んでいるよりも、だれかに話を聞いてもらうことで気が晴れましたし、受験勉強についても日頃の生活についても、よいアドバイスがもらえてよかったと思います。
志望校が決まらず、受験勉強も始められなかった状態でしたが、それでも学校の授業や定期テストはしっかりとやるようにしていました。そうしたことが、スタートで出遅れながらもなんとか間に合わせることができたことにつながったと思います。私のクラスは英語コースでしたが、なかでもライティングが受験でとても役に立ちました。ライティングとは英語コース独自のカリキュラムで、ネイティブの先生が出したテーマに合わせて英語のエッセイを書くものです。かなり難しく、最初は全然うまく書けませんでしたし、とても苦手でしたが、次第に内容のある長いエッセイが書けるようになりました。成果がはっきりと現れたのは、青山学院大学などの入試です。英語の試験では、さまざまな長さのエッセイを書くものもありましたが、この授業のおかげですんなりと取り組むことができ、自分の武器にすることができました。
また、自習室やサテライト教材などのさまざまな設備はとても楽しく、役立ちました。積極的に利用するべきだと思います。
国立音楽大学 <2010年合格者>
演奏学科
佐藤さん
芸術コース(音楽専攻)卒業

部活動と受験の両立の秘訣は、
気持ちの切り替えとやる気です!


私は、八王子高校に入学したときから、大学は絶対に音楽大学へ行くと決めていました。その一方で、部活は吹奏楽部に所属し、毎日忙しい日々を送っていました。3年生になって、私は部活と受験の両立がとても不安になり、一時期とても悩みました。入試で吹く曲も手をつけていませんでしたし、「このままでは筆記試験に間に合わないかもしれない」と考えるだけで、落ち込んでしまいました。「部活をやめよう」と何度も考えたり、「音楽大学の受験をやめてディズニーランドで働こうか」などと考えたこともあります。あるとき、急によいアイデアがひらめきました。「吹奏楽部は9月の後半で仮引退があるから、そこまで部活モードにして、仮引退からは受験モードに切り替えよう」と考えたのです。そういうわけで、仮引退までは受験の曲の練習や筆記試験の勉強にはあえて触れず、仮引退したその日から猛然と努力をしました。行き帰りの電車では、えんぴつを楽器の代わりにして楽譜を読んだり、毎日1回は過去問を解いて、学校の先生に答え合わせをして頂いたりしました。1ヶ月前の楽器練習では、ほぼ毎日、6時間も吹いていたことを覚えています。
受験までに間に合うかどうか、本当に不安でしたが、無事に国立音楽大学に入学することができました。そして、今は充実した毎日を送っています。 部活と受験の両立は、絶対にできます。やる気と気合いがあれば、大丈夫です。私はこれから自分の夢に向かってがんばりますから、後輩のみなさんもそれぞれの夢をめざして、がんばってください。心から応援しています。
国立音楽大学 <2010年合格者>
演奏学科
新野さん
芸術コース(音楽専攻)卒業

授業とレッスン室などの施設をフルに活用し、
本番に強い自分をきたえました。


私は、今、国立音楽大学に通っています。受験が終わって、志望校であるこの大学に合格できたときには、「八王子高校でよかった」と、つくづく感じました。高校の3年間、私の生活は音楽とともにありました。音楽大学の受験に必要な科目を、基本から勉強できましたし、自分なりにさまざまな技法を磨くこともできました。とても有意義に学習することができた、と思います。八王子高校では、実技の練習用にレッスン室のような設備も整っていましたし、実技演習の時間や毎学期に1回ある実技試験などで、力を高めていくこともできました。振り返って見ると、「すばらしい環境だったな」と思います。先生方も親身になって相談に乗ってくださったり、アドバイスをしてくださったりと、本当にとてもお世話になりました。また、友だち、先輩方、家族など、周囲の人たちの支えがあったからこそ、この受験を乗り越えることができたと思います。
受験が近づいた時期は、本番で実力を発揮できるよう、とにかく人前で自分を出して演奏することを心掛けていました。試験と同じ服装、同じ曲目で、1日に1回だけという練習を自分に課して、ほとんど毎日行っていました。友だちに聴いてもらい、録音をし、その日の反省を次に生かすということを積み重ねてやっていくうちに、自分自身が成長できたと思います。
受験生になると、つらくなったり、スランプで落ち込んだりするこもあるかと思います。しかし、そんなときでも、自分のペースをくずさないことが大切です。目標をめざして、しっかりと進んでいけば、希望はきっとかないます。
武蔵野美術大学 <2010年合格者>
造形学部
古屋さん
芸術コース(美術専攻)卒業

3年間デッサン力をきたえ上げていけば、
美術系の大学には、絶対に落ちないはず


今、受験生だった時のことを思い出そうとしてみても、いまひとつはっきりと思い出せないのです。ものすごく落ち込んだこともありましたし、つらいときもあったとは思いますが、具体的なことはあまり覚えていません。必死すぎたのか、きれいさっぱり忘れてしまいました。それよりも、油絵具のにおいの充満した絵画室で友だちとくだらないおしゃべりをしたり、食堂へ行ってシェフの作るおやつをみんなで食べたり、学校の帰りにちょっと古本屋を巡ったりといった、そんなどうでもいいことばかりを思い出します。でも、この時間がなかったら、きっと美大受験には耐えられなかったと思います。
講評での私の作品の評価は、いつも下のほうだったと思います。とくにすぐれた描写力があるわけでもなかったですし、課題にうまく応えている人との差は大きくて、なかなか縮まりませんでした。それでも私が今、武蔵美に通うことができているのは、1年生のときから一つひとつの課題を、下手ながら、すべてやりきってきたからなのではないかと思っています。八王子高校の美術の指導はとても的確なので、わざわざ予備校に通わなくても、授業だけで大丈夫だと思います。3年間もほぼ毎日デッサンをしているわけですから、どんなに下手でも、あきらめなければそのうち基本的なデッサン力はついていきます。あとは受験本番、「3年間がんばったのだから、私が落ちるわけがない!」――怨念レベルの思い込みです。
東京学芸大学 <2010年合格者>
教育学部
野村さん
芸術コース(美術専攻)卒業

卒業を笑顔で迎えた秘策は、丸暗記式
勉強法でした!


私は「ずっと日本にいるから英語できなくていいし」パターンの中学生でしたが、高校入学後、日本にいても英語が大事なことに気がつきました。英語、大事です。逃げられません。勉強しないで美大受けると思っているなら、甘いです。はちみつ。砂糖。
私が3年間実践し続けて、結果を保証できる勉強法は丸暗記です。単語だけを暗記するのではなくて、丸暗記するのです。勉強できない?授業意味わからない?だったら考査範囲に載っている文字を一字一句逃さずに丸暗記すれば、95点は確実です。毎考査ノート1冊真っ黒になるくらい転写し、見て音読しながら書きます。ボールペンだと手に負担が少なく、インクが減っていく様が快感です。何も見ないで白紙に転写できれば終わりとなります。最初から理解しようとするから難しく感じ、やる気が沈没します。最初は文字という記号を覚えることだけを考えていれば、そのうちに自分がいかに危機的状況にいるのか、何が分からないのかが理解できるようになります。
自分に優しくしてたらダメです。「あのとき勉強していれば」なんて言わなくてすむよう、高校の3年間くらい、せめて受験生の期間くらい、ひたすら自分を追いつめるべきだと思います。
大学によっては実技と学科の比率に差がありますが、勉強して損することは何もありません。実技は先生と自分を信じてもがけば、どうにかなります。卒業時に美術クラスらしい独創的なセリフを笑顔で言えますように!
 






東京外国語大学 <2009年合格者>
外国語学部
村田さん
文理特進コース卒業

授業の理解度を深め受験さえも楽しもう

振り返ってみて、受験に勝つために大切なことは「授業の理解度」です。赤点を取らないため、そして高得点を取るためにもそれに尽きます。よく授業について「つまらない」や「無意味だ」みたいな事を言っている人もいますが、授業を一つひとつ理解していくことが結果的に高得点を取ることにつながると思います。現役生はほとんどの時間を授業に費やしているのだから、その貴重な時間を無駄にしてはもったいないんです。
僕の場合、3年生の2学期末から勉強を始めました。長期休暇中は補習も入れたので、なかなかハードな3学期でしたけど、おかげで、センター試験では8割近く取ることができました。国公立志望としては低いかもしれませんが、自分自身満足しています。勉強に対するやる気が出ない人は、やらざるを得ない状況に身を置くといいのかもしれませんね。
また、私立大との併願では早稲田大志望でしたが、結果は壊滅的で合格発表を見るのが辛い時期もありました。でも、そこから奮起できたことが僕の力になった気がします。美術の先生が、「勉強する理由は、一生懸命何かをする事を学ぶためだ」とおっしゃっていましたが、本当にその通りでした。
「長い目で見れば、受験なんて一生のうちのほんの一瞬だから頑張れ」とはよく言われる言葉ですが、受験をも楽しんだ人こそ受験の勝者だと思います。だって、一生のうちの一瞬でも楽しくなかったらもったいないですからね。
東京学芸大学 <2009年合格者>
教育学部
尾崎さん
文理特進コース卒業

合否で差が出るのは覚悟と自信の違いです!

私立(明治・中央・立教・東京理科大など)を含めた多数の志望校に合格できたものの、受験生らしい勉強をした覚えのない僕が後輩のみなさんにアドバイスできることは、センター試験の政治経済と理科ぐらいです。まずセンター試験の政経は、問題文を読まなくてもほとんどの問題が解けるといえますね。馬鹿正直に読んでいると、確実に時間がなくなってしまい動揺するだけですから。問題の意図や問われていることが分かりにくかった時だけ、問題文を読めばいいんです。政経の勉強法としては、教科書→資料集→問題(センター形式のマーク方式のもの)を分野毎に繰り返して、それらがすべて終わったら、過去問と模試のやり直しがおすすめです。この方法で20点ぐらいは軽く点数が上がりますよ。
次に理科に関しては、僕は物理と化学を受けましたが、勉強法は政経とほぼ同じ。ただし、教科書等は隅々まで読むことが重要です。そうすることによって、今まで自分が見逃していた箇所を見つけられ、理解がより深まるかもしれません。また、センター試験の物理では、単位計算だけで運動方程式等を解かなくてもできる問題がありますから、もし迷ったらその方法でいくといいかもしれません。
そして、普段の学校の勉強も大事にして下さい。苦手な人はテスト勉強だけでも大事にしましょう。同じだけ努力をして勉強した人が、合否で差が出るのは覚悟と自信の違いです。
早稲田大学 <2009年合格者>
基幹理工学部
橋本さん
文理特進コース卒業

限られた時間を有効に使えば小さな積み重ねが力になる

受験勉強に重要なのは時間を大切にすることです。高校生には、部活などで自由に使える時間が少ないもの。それでも、5分でも空いた時間をうまく使って英単語を覚えたり、どうしても見たいテレビがあるときにはテレビを見ながらでも出来る勉強を少しでもしたりすると、そんな小さな積み重ねが後になって大きく影響してきます。また、効率のいい時間の使い方を意識することは受験後にも役立つと思いますよ。
次に重要なのは、何をすれば成績が上がるのかを自分で考えることです。私の場合は、それを意識し始めたときに一番成績が伸び始めました。色々な勉強法を試してみて、最終的には最もいい方法を自分自身で見極める必要があると思います。
例えば、私が一番効果的だと思った勉強法は単語カードの利用でした。私は、受験勉強において中心になるのは暗記と反復。そのため、単語カードはまさに理想的な道具でした。単語カードには、「隙間の時間を活用できる」という利点もあります。ポケットに入れておけるし、使う場所を選ばないし、10秒だけでも活用できるので、電車の待ち時間の暇つぶしや10分間の休み時間にまで使えるのです。特に英語は、他の教科と比べて暗記量が多く、暗記量でテストの出来が8割方決まると思います。誰でもやれば伸びる教科ですから、なるべく早いうちから単語や文法の暗記を始めたほうがいいですね。
慶應義塾大学 <2009年合格者>
経済学部
佐藤さん
文理特進コース卒業

時には勉強を忘れる時間を!
不安や焦りとは上手に付き合おう


受験勉強で一番重要なのは精神面だと思います。イライラしたり、不安になったりして後ろ向きな考え方をしてしまうと、解ける問題も解けなくなってしまいます。でも、不安を完全に取り去ることはできませんから、不安や焦りとうまく付き合っていくことが大切だと思います。私の場合は、毎朝走ったり、好きな音楽を聴いたりして勉強のことを忘れる時間を作るようにしていました。また、どうしても集中できない日はそこで切り上げて、ゆっくり過ごすようにしました。24時間受験生である必要はないんです。
そして、受験するのは自分だけですが、家族や周りの人の支えがあるからこそ勉強できるのだということを忘れてはいけないと思います。自分の気付かないところで、家族はみんな気遣ってくれています。それをわかっていても八つ当たりしたり、冷たい態度を取ってしまったりするものです。だからこそ、常に感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。感謝の気持ちは、また頑張ろうと思える力にもなりますから。
毎日毎日勉強するのは、確かに辛いし挫折しそうになることもあります。でも、行きたい大学に合格したときの喜びは、今まで経験したことのないような素晴らしいものです。辛くなったときには、応援してくれている人たちを思い出したり、志望校に入った後の自分を想像したりしてみて下さい。最後までプラス思考で頑張った人には、きっといい結果がついてくるはずです。
東京外国語大学 <2009年合格者>
外国語学部
村田さん
文理特進コース卒業

授業の理解度を深め受験さえも楽しもう

振り返ってみて、受験に勝つために大切なことは「授業の理解度」です。赤点を取らないため、そして高得点を取るためにもそれに尽きます。よく授業について「つまらない」や「無意味だ」みたいな事を言っている人もいますが、授業を一つひとつ理解していくことが結果的に高得点を取ることにつながると思います。現役生はほとんどの時間を授業に費やしているのだから、その貴重な時間を無駄にしてはもったいないんです。
僕の場合、3年生の2学期末から勉強を始めました。長期休暇中は補習も入れたので、なかなかハードな3学期でしたけど、おかげで、センター試験では8割近く取ることができました。国公立志望としては低いかもしれませんが、自分自身満足しています。勉強に対するやる気が出ない人は、やらざるを得ない状況に身を置くといいのかもしれませんね。
また、私立大との併願では早稲田大志望でしたが、結果は壊滅的で合格発表を見るのが辛い時期もありました。でも、そこから奮起できたことが僕の力になった気がします。美術の先生が、「勉強する理由は、一生懸命何かをする事を学ぶためだ」とおっしゃっていましたが、本当にその通りでした。
「長い目で見れば、受験なんて一生のうちのほんの一瞬だから頑張れ」とはよく言われる言葉ですが、受験をも楽しんだ人こそ受験の勝者だと思います。だって、一生のうちの一瞬でも楽しくなかったらもったいないですからね。
東京学芸大学 <2009年合格者>
教育学部
尾崎さん
文理特進コース卒業

合否で差が出るのは覚悟と自信の違いです!

私立(明治・中央・立教・東京理科大など)を含めた多数の志望校に合格できたものの、受験生らしい勉強をした覚えのない僕が後輩のみなさんにアドバイスできることは、センター試験の政治経済と理科ぐらいです。まずセンター試験の政経は、問題文を読まなくてもほとんどの問題が解けるといえますね。馬鹿正直に読んでいると、確実に時間がなくなってしまい動揺するだけですから。問題の意図や問われていることが分かりにくかった時だけ、問題文を読めばいいんです。政経の勉強法としては、教科書→資料集→問題(センター形式のマーク方式のもの)を分野毎に繰り返して、それらがすべて終わったら、過去問と模試のやり直しがおすすめです。この方法で20点ぐらいは軽く点数が上がりますよ。
次に理科に関しては、僕は物理と化学を受けましたが、勉強法は政経とほぼ同じ。ただし、教科書等は隅々まで読むことが重要です。そうすることによって、今まで自分が見逃していた箇所を見つけられ、理解がより深まるかもしれません。また、センター試験の物理では、単位計算だけで運動方程式等を解かなくてもできる問題がありますから、もし迷ったらその方法でいくといいかもしれません。
そして、普段の学校の勉強も大事にして下さい。苦手な人はテスト勉強だけでも大事にしましょう。同じだけ努力をして勉強した人が、合否で差が出るのは覚悟と自信の違いです。
早稲田大学 <2009年合格者>
基幹理工学部
橋本さん
文理特進コース卒業

限られた時間を有効に使えば小さな積み重ねが力になる

受験勉強に重要なのは時間を大切にすることです。高校生には、部活などで自由に使える時間が少ないもの。それでも、5分でも空いた時間をうまく使って英単語を覚えたり、どうしても見たいテレビがあるときにはテレビを見ながらでも出来る勉強を少しでもしたりすると、そんな小さな積み重ねが後になって大きく影響してきます。また、効率のいい時間の使い方を意識することは受験後にも役立つと思いますよ。
次に重要なのは、何をすれば成績が上がるのかを自分で考えることです。私の場合は、それを意識し始めたときに一番成績が伸び始めました。色々な勉強法を試してみて、最終的には最もいい方法を自分自身で見極める必要があると思います。
例えば、私が一番効果的だと思った勉強法は単語カードの利用でした。私は、受験勉強において中心になるのは暗記と反復。そのため、単語カードはまさに理想的な道具でした。単語カードには、「隙間の時間を活用できる」という利点もあります。ポケットに入れておけるし、使う場所を選ばないし、10秒だけでも活用できるので、電車の待ち時間の暇つぶしや10分間の休み時間にまで使えるのです。特に英語は、他の教科と比べて暗記量が多く、暗記量でテストの出来が8割方決まると思います。誰でもやれば伸びる教科ですから、なるべく早いうちから単語や文法の暗記を始めたほうがいいですね。
慶應義塾大学 <2009年合格者>
経済学部
佐藤さん
文理特進コース卒業

時には勉強を忘れる時間を!
不安や焦りとは上手に付き合おう


受験勉強で一番重要なのは精神面だと思います。イライラしたり、不安になったりして後ろ向きな考え方をしてしまうと、解ける問題も解けなくなってしまいます。でも、不安を完全に取り去ることはできませんから、不安や焦りとうまく付き合っていくことが大切だと思います。私の場合は、毎朝走ったり、好きな音楽を聴いたりして勉強のことを忘れる時間を作るようにしていました。また、どうしても集中できない日はそこで切り上げて、ゆっくり過ごすようにしました。24時間受験生である必要はないんです。
そして、受験するのは自分だけですが、家族や周りの人の支えがあるからこそ勉強できるのだということを忘れてはいけないと思います。自分の気付かないところで、家族はみんな気遣ってくれています。それをわかっていても八つ当たりしたり、冷たい態度を取ってしまったりするものです。だからこそ、常に感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。感謝の気持ちは、また頑張ろうと思える力にもなりますから。
毎日毎日勉強するのは、確かに辛いし挫折しそうになることもあります。でも、行きたい大学に合格したときの喜びは、今まで経験したことのないような素晴らしいものです。辛くなったときには、応援してくれている人たちを思い出したり、志望校に入った後の自分を想像したりしてみて下さい。最後までプラス思考で頑張った人には、きっといい結果がついてくるはずです。
東京農工大学 <2009年合格者>
農学部 生物生産学科
中川さん
文理進学コース卒業

受験科目の時間配分が鍵に!
併願計画はきちんと立てよう


後輩へのアドバイスとして言えることは「授業を聞いてわからなくても、一応ノートをとる」ということですね。そうすることで、テスト前に分からない問題や箇所が明確になります。もし分からない箇所がある場合には、友達や先生に聞くなどして理解することができるといいですね。そうすれば、テストの点をそれなりにとれるはずです。もし学校推薦校の中に行きたい大学がある場合には、特にテストを頑張るといいでしょう。
あと、自習室を活用すべきです。家で勉強できない場合には、環境を変えて自習室で勉強することをおすすめしますよ。
そして、入試対策の注意点は「受験科目をきちんと調べて、それぞれの科目の時間配分を決める」という点です。私の場合、国立志望だったのでセンター試験の科目が多く、特に日本史で苦労しました。というのも、理系科目で手一杯で、文系科目に割り当てる時間が短くなってしまい、センター試験前日にさえ日本史が間に合わず、結構ひどいことになってしまったんです。
もう一つの注意点は「行きたい大学(私大)をきちんと考えておく」ことです。私は「この大学にしか行かない!」と思い込んでしまっていたために、私大について真剣に考えず、進路もグダグダ……。実際に受験した私大は、パンフレットを見ただけで決めた見学すらしたことのない大学でした(笑)。第一志望に落ちた場合に備えて、第二志望以下の大学についてもよく考えておくことをおすすめします。
東京学芸大学 <2009年合格者>
中等教員養成課程 数学専攻
中逸さん
文理進学コース卒業

自分で見つけた勉強法を
最後まであきらめないこと!


高校入試のとき、私は第一志望を不合格になりました。原因は当然のことながら学力の無さだと思いますが、その学力をつけるために行っていた塾が自分には向いていなかったことも原因だと思います。そこで私は、大学受験は塾へは行かないでやろうと決意。
塾に向いているかいないは、個人で違うと思うんですよ。向いていない塾に行っていると、なかなか結果はついてきません。一度経験した人はわかると思いますが、経験していない人は自分が塾に向いているかいないかを見極めた方が良いと思います。
  高校三年生になり、結局塾へは行かずに自分で計画を立てて勉強することに決めました。計画するのは楽しかったのですが、実践に移すことがなかなかできず……(笑)。でも、一年我慢すれば楽しい大学生活が待っているという期待を常に持ち、何とか頑張りました。
ただ、夏に入っても成績は一向に伸びず、自分のやっている勉強法が正しくないように思えて、予備校の夏期講習をとりました。短期集中なので、その効果は抜群! 講習後の模試の感触が良かったので、冬期講習もとりました。
  センターが終わったころは、志望校の判定はまだ低い評価でしたけど、二次までまだ一ヶ月あるという気持ちで、最後まであきらめずにやりました。この合格は、その結果が出たのだと思います。
勉強法は人に決めてもらうのではなく自分で見つけ、そして最後まであきらめないことが大切だと思います。
青山学院大学 <2009年合格者>
文学部
勅使川原さん
文理進学コース卒業

最後まで頑張り通す意志が
合格につながった


受験の肝となる英語の勉強法は、まず長文を読む時の道具となる[単熟]は両方とも「ターゲット」を使って、こま切れの時間に覚えること。例文を声に出して読むと覚えるようになりますよ。次に[文法]は「Next Stage」を使って繰り返し解き、できなかった箇所に印をつけ、仕上げにその箇所だけ解くようにしました。また[長文]は、ただ読んで問題を解いて終わりにするのではなく、採点した後に日本語で訳しながら声に出して読んでみて下さい。そうすると、一度目は読めていたつもりでも、日本語に訳すとうまく訳せない箇所が出てくるはずです。そして、覚えるべき単語は「ターゲット」に載っているものだけで十分です。長文のテキストは河合出版の「やっておきたい長文」シリーズが本当にオススメです。また[英作文]は基本文例を丸暗記して、他大学他学部を含めた過去問を解きまくり、先生に随時添削してもらいました。[リスニング]は「CNN ENGLISH EXPRESS」という月刊の雑誌を買い、毎日20分は聞いて耳を慣らしました。
受験は学力と同じくらい精神力が大事です。私は集中力もないし、頭も良くなく、効率のよい勉強法なんて知らず、常に手さぐりだったんですよ。でも、第一志望の大学に懸ける想いと人一倍努力をした事は誰にも負けない自信はありました。この第一志望大学への想いを最後まで持ち続けて頑張り通した事が、結果的に合格につながったと思っています。
明治大学 <2009年合格者>
法学部法律学科
園田さん
文理進学コース卒業

高い目標への強い思いが
自分を成長させる力となる


受験で大切なのは「目標」を立てることです。例えば志望校を決める事。僕の場合、早稲田が第一志望でした。「絶対に早稲田に入りたい」という思いがあったからこそ、受験生活を乗り越えられたと思います。目標は高いほうが学力は伸びますし、志望校への強い思いが、直前期に自分をあと一歩成長させる力となりましたね。
勉強面では、僕が早稲田を受験して痛感したのはやはり英語力でした。早慶では英語の出来が合否を左右し、なかでも長文が大きな割合を占めます。英語が苦手で早慶を目指す人は歯をくいしばって英語をやるべきですね。また現役生(私大文系)の場合、どうしても社会科目では浪人生と勝負できない部分があるのです。理系の場合、英語が得意ならばそれが大きな武器となることは間違いありません。
受験生には効率を意識して勉強することも重要で、単語帳を最後までやり終えた頃には、最初の方の単語をほぼ忘れていては効率的とは言えません。単語は受験当日までコツコツと積み重ねていくものです。模試で単語が分からなくても、受験当日に知っていれば良いですから!
最後に、僕が尊敬する英語の先生の言葉を紹介します。「たかが1、2年の受験生活が乗り越えられないで、将来何を乗り越えられるというのですか。この先、受験よりも苦しいことが沢山あります。受験を乗り越えた事が必ず自信となるはずです。苦しい事から逃げないで下さい」僕はこの言葉を胸に、頑張ることが出来ました。
首都大学東京 <2009年合格者>
都市教養学部
志村さん
文理普通コース卒業

受験が全てではなく知識は
使ってこそ価値のあるもの!


受験に関して分かったことが2つあります。一つ目は「受験のための勉強が全てではない」ということです。受験のためにはもちろん受験勉強が必要ですが、知識を蓄えるだけでは意味がないんです。その知識を使ってこそ価値のあるものになるといえます。二つ目は「受験に楽な方法はない」ということです。一般的に、推薦というとうらやましがられることが多いですが、推薦入試に合格した人は、周りの人が思っている以上の努力を重ねています。推薦入試であれ一般入試であれ、どんな道を選ぼうが終着目的地が同じならば、必要な努力量は変わらないんです。
首都大学東京 <2009年合格者>
健康福祉学部
中村さん
文理普通コース卒業

推薦入試を考えている人も一般入試の
勉強を続けるべき


看護師を目指していた私は、評定平均をなるべく高くとって指定校推薦で看護大学へ行こうとしていたんです。でも進路相談を進めていくうちに、推薦入試では挑戦校へ出願し、一般試験にも力を入れることに決めました。結果的に私は推薦入試で合格できましたが、看護系大学へ評定平均だけで合格するのは難しいので、推薦入試しか考えていない人は、一般入試の勉強を必ずやり続けるべきですね。また小論文は、独学ではなく、看護・医療専門の専門的な知識を得ることをおすすめします。小論文を週に一度書くだけで自然と知識が身につき、添削してもらうことで文章力も養えますよ。
立教大学 <2009年合格者>
経済学部 経済学科
小宮山さん
文理普通コース卒業

高校生活を充実させるコツは、時間を効率よく使うこと

私は大学にアスリート選抜入試で合格。この入試は、部活動の実績はもちろん、学力の面においても成績がとても重要な試験です。まず、全国制覇を目標としたバスケットボール部中心の生活では、正直、家庭学習時間を確保するのは厳しいものがありました。でも、だからこそ授業時間を大切に、与えられた短い時間をいかに濃いものにするか。このことは授業に限らず部活でも同じことで、やるときは集中して取り組み、その分、休みの日はしっかりと体を休めるようにしました。僕の経験では、時間をいかに効率よく使うかが、受験そして高校生活を充実させるために一番重要なことでした。
上智大学 <2009年合格者>
文学部
山本さん
英語コース卒業

公募制推薦入試の対策は何ヶ月もかけて準備しました

私が受験したドイツ文学科の公募制推薦入試では、事前課題として与えられたテーマについてのレポート提出と、当日の試験では小論文と面接がありました。まずレポートは、インターネットなどを使って資料を集め、何度も推敲を重ねて2ヶ月ほどかけて完成。小論文対策としては、問題集等で文の構成の仕方を学び、過去問を解き、新聞の投書を読んでそれに対して意見をまとめる練習を続けました。面接には、進路指導室でいただいた大学の面接についてのレポートを参考に準備しました。過去に聞かれた質問などが書かれているレポートなのでぜひ参考にして下さい。
明治大学 <2009年合格者>
政治経済学部経済学科
浜田さん
英語コース卒業

今しかできないことを楽しみ、
勉強は自分に合う方法で


受験には、自分をよく知り、自分で考え、自分に合った勉強法を立てることが重要です。だから予備校に通うのも独学でも良いのではないでしょうか。実際、僕は授業という形態の勉強の仕方が自分に合わないことを知っていたので、夏季・冬季講習以外は予備校には通いませんでした。完全な勉強法などないんです! 全ては自分が努力して自分に合う勉強法をするかどうかですよ。最後に、受験シーズン到来の人もそうでない人も、今しかできないことを一心不乱に頑張り、楽しんで下さい。僕も高校時代は野球に心を奪われていました。野球は僕にとって今しかできないことだったから!
東京藝術大学 <2009年合格者>
音楽学部器楽科 サクソフォーン専攻
土岐さん
芸術コース・音楽専攻卒業

自信・度胸・心持ちのバランスをとって
自分らしく表現


「自信」一日6時間以上の練習とソロコンでの受賞で強気に演奏ができるようになりました。不安になった時のよりどころをつくることが大切です。「度胸」これは本番慣れしかありません。試験とはいえ審査員の前に出た時点で自分のコンサートだと思ってやることが成功のコツです。 「心持ち」試験が近づくにつれて気持ちが落ちてしまいがちなので、何かとプラス思考で考えること。他の人・雰囲気に飲まれたら負けです。常に自分が一番だと思うことがポイントですよ。そして何より、審査員が興味を持つ演奏、つまり多少ミスしても思いっきり自分らしく吹くことが大切です。
東京学芸大学 <2009年合格者>
教育学部 初等教育課程美術選修
風間さん
芸術コース・美術専攻卒業

毎日の目標を決めて、それに向かって
突き進もう


私が志望校を決めて受験対策を始めた時、試験まで2ヶ月しかありませんでした。そこで、短い時間で合格するために、毎日の目標を決めました。そうすれば、限られた時間でも目標に向かって突き進むだけでよく、悩む時間が少なくなります。また、面接が苦手だった私は、言いたいことがあっても頭の中で整理することが出来ずに言葉に出せずにいたんです。でも、練習を積み重ねていくうちに、うまく文章にできなくても相手に要点をしっかり伝えることが重要だということを知ることができました。そして何より、ポジティブに受験に挑めたからこそ合格できたと思います。





早稲田大学 <2008年合格者>
文化構想学部 文化構想学科
水谷さん
文理特進コース卒業


日々の積み重ねが受験突破の自信になる。

私が大学について真剣に考えるようになったのは、学校でおこなわれるガイダンスや大学セミナーを通じての進路指導のおかげです。受験勉強に限らず何事においても一日一日の積み重ねがとても大切です。本番において一番の強みは、模試の結果や志望校の判定ではなく、日々積み重ねてきた努力によって生まれる自信だと思います。高校生活は何にでも積極的に挑戦して頑張ってください。
早稲田大学 <2008年合格者>
国際教養学部 国際教養学科
小俣さん
文理特進コース卒業

受験に向けて互いに切磋琢磨し合う特進。

私のクラスには、比較的早い時期から大学受験を意識して、互いに切磋琢磨する良い雰囲気がありました。受験期の不安も、多くの先生方に励ましや友人と気持ちを高め合うことで乗り切ることができたと思います。素晴らしい出会い、そして、固い信念を持って努力し続けることの大切さを教えてくれた八王子高校に感謝しています。Where there's a will, there's a way.
上智大学 <2008年合格者>
文学部 国文学科
小林さん
英語コース卒業

習得した英語力を大学生活で活かしたい。

私は英語コースで学校生活を充実させることができました。英語で小説を読みきったこと、BBCニュースを聞いて内容理解に励んだこと、絵画の批評を書いたこと、課外授業では約1ヶ月間ホームステイしたこと…数々の授業が心に残っています。身につけた英語力は、今後の大学生活で日本文学を多角的に見るため、また、国際社会で生きる上で必要なスキルとして活かしていきます。
上智大学 <2008年合格者>
国際教養学部 国際教養学科
右手さん
英語コース卒業

難関大の受験にも対応十分の英語授業。

憧れの国際教養学部の入試を突破するには、TOEFLの高いスコアが必要なため英語の勉強に偏らざるをえず、他大学との併願が難しくなる不安で堪らない時期もありました。でも、温かい友達や先生方に支えられ、無事合格できました。留学や家庭の引越などの事情で転入してきたのは2年の3学期でしたが、クラスのみんなが私を優しく受け入れてくれたことはきっと忘れません。
明治大学 <2008年合格者>
文学部 史学地理学科
竹原さん
文理普通コース卒業

部活と勉強を両立した経験を人生の糧に。

何事も100%の力で乗り切れば、必ず目標は達成できる。この高校での3年間でその自信を得ました。高3の夏まで所属したハンドボール部では目標とする順位にたどり着き、引退後もその自信が確実に受験へと繋がっています。成績が伸びず辛い時期も志望校に合格する強い意志を持って集中力を切らさずやり遂げられました。部活と受験を両立した経験は今後の人生の糧になると思います。
青山学院大学 <2008年合格者>
法学部 法学科
薮崎さん
文理特進コース卒業

卒業部活で学んだ成功のヒントを受験でも発揮

バスケ部のハードな練習の中で、自分に足りないものは何か、と考えることが身についたおかげで全国大会のベンチに座ることができました。それは受験でも同じ、まず今、自分がしなければならないことを明確にすることで勉強のペースがつかめたと思います。関係のないことと思えることでも、つきつめていくと共通することがあります。ぜひ、色々なことに手を伸ばしてみて下さい。
青山学院大学 <2008年合格者>
理工学部 経営システム学科
中溝さん
文理普通コース卒業

自分なりの攻略法で大学受験に打ち勝て!

受験とは自分との闘いです。誰かに頼ることなく自分に打ち勝つことで乗り越えていく大きな障壁です。たとえ目指す大学が難関校でも、人よりも学力がないと思っているとしても、結局は自分の努力が結果として反映されるのです。そこで実感した私なりの受験攻略法は、「努力する、相談しあえる人を見つける、たまには気晴らしをする」の3つ。あっという間の3年間を楽しみましょう!
中央大学 <2008年合格者>
経済学部 経済学科
松尾さん
文理普通コース卒業

多くの人との出会いで充実した高校生活。

私はこの学校で多くの触れ合いを感じました。文芸部では部員や顧問の先生と出会い、また受験では、頑張ろうと情熱を持った人たちに触発され、多くの先生からのサポートのおかげで、塾にも行かず勉強をやろうという気概がわきました。出会いの数だけ多くの機会に恵まれ挑戦できる、そんな環境があったからこそ、かけがえのない3年間を送ることができたと感謝しています。
中央大学 <2008年合格者>
理工学部 土木工学科
原さん
文理普通コース卒業

勉強と上手に両立し部活でも思い出作りを。

部活と勉強の両立を心がけて過ごした高校生活。部活では部長を務め、2年からは自分たちで考えた練習法を実践できたのは良い経験でした。勉強では2年で数学の難易度が上がって苦労しましたが、赤点を取ると退部という規則が当時あったため、けっこう頑張りました(笑)。3年になって受験に集中すれば努力次第で現役合格もムリではないので、クラブ活動にもぜひ挑戦してください。
国立音楽大学 <2008年合格者>
音楽学部 演奏学科
船山さん
芸術コース・音楽専攻卒業

部活動で培った集中力が受験の大きな力に。

志望校を決めるのが遅く、部活も11月上旬まで参加していたため、受験に専念できたのはかなり後半です。でも、芸術コースで1年のときから受験科目を基礎から勉強していたのがとても助けになりました。また、3年間続けた部活動からも学んだことはとても多く、どんなに忙しくても最後まで続けたことによって培った集中力は受験にもとても大きな力になりました。
国立音楽大学 <2008年合格者>
音楽学部 演奏学科
雨宮さん
芸術コース・音楽専攻卒業

部活動の「諦めない精神」が合格へと導く。

吹奏楽部の練習で忙しい毎日を送っていた私は、志望大学を決める余裕がなく、また、自分が何をしたいのか、目標を見失っていた時期もありました。でも、幼いときから好きだった音楽をこれからも続けていきたいという気持ちは変わりませんでした。それは部活動で、最後まで諦めないということを教わったからです。その気持ちを目標に、勉強と練習に励んだ結果、合格できたのです。
洗足学園音楽大学 <2008年合格者>
音楽学部 音楽学科
鈴木さん
芸術コース・音楽専攻卒業

音楽コースの熱心な指導で音大進学を実現。

音大進学を目標に音楽コースに入りましたが、ピアノを始めたのが高1からでしたので、ソルフェージュの授業などはとても苦労しました。でも、音楽コースの先生の優しく丁寧、時には厳しい指導のおかげで、自分でも驚くほど上達できました。沢山大変なことがあって、辛いことも多かった3年間ですが、入試を終えて思ったことは「何事も諦めない気持ち」が大事だということです。
多摩美術大学 <2008年合格者>
美術学部 工芸学科
大内さん
芸術コース・美術専攻卒業

芸術コースの環境と先生は何よりの財産。

入学当初、描くことや作ることが好きと漠然と抱いていた気持ちは、3年間のうちにより強くはっきりとしたものに変わりました。それは芸術コースの恵まれた環境で、素晴らしい先生方から作品制作の手法、それ以上のことを学び、美術への自分の思いを真剣に見つめることができたからです。好きなことを自由にでき、それを優しく支えてくれる先生がいる場所があったことは、何よりの財産です。
多摩美術大学 <2008年合格者>
美術学部 彫刻学科
石川さん
芸術コース・美術専攻卒業

感性を高め視野を広げられた最高の場所。

芸術コースでの3年間は、僕にとってとても刺激的なものでした。初めはただ美術が好きだという理由だけで入学したのですが、専門的な美術の授業を受けるうちに美術への関心が深まり、いつの間にか夢中になっていました。また、僕の感性を多方面に広げてくれたのが各先生方による様々な分野の実習です。美術の世界を広い視野をもって学ぶには芸術コースは最高の場所だと思います。

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