経済・IT「将来世代につけ回ししない」 野田首相、復興増税に意欲2011.9.7 18:07

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「将来世代につけ回ししない」 野田首相、復興増税に意欲

2011.9.7 18:07
政府税制調査会であいさつする野田佳彦首相。左は安住淳財務相=7日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

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政府税制調査会であいさつする野田佳彦首相。左は安住淳財務相=7日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 政府税制調査会が7日開かれ、野田佳彦首相は冒頭で、東日本大震災の復興財源について、「将来世代に負担を先送りしない」と述べ、臨時増税に強い意欲を示した。その上で、「複数の選択肢を提示していただきたい」と要請し、所得税や法人税の基幹税に加え、ほかの税目も組み合わせて検討する方針を示した。

 政府は2011年度第3次補正予算を含む今後5年に必要な復興費を13兆円と試算。復興債の発行で財源を調達し、臨時増税で償還する方針。償還財源の10兆円を所得税など基幹税の増税でまかない、残り3兆円は、歳出削減や税外収入の充当で対応する方向。

 政府税調の提案に基づき、増税する税目や増税幅、実施期間などを詰め、与野党と月内の合意を目指す。

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