事件【放射能漏れ】武田教授発言、岩手・一関市長「放置できない」 市には抗議疑問視のメール殺到+(2/3ページ)(2011.9.7 21:15

  • [PR]

[事件]ニュース トピック:メディア

  • メッセ
  • 印刷

【放射能漏れ】
武田教授発言、岩手・一関市長「放置できない」 市には抗議疑問視のメール殺到

2011.9.7 21:15 (2/3ページ)

 7日は午後5時までに254件のメール、6件の電話が寄せられた。大半が「市長名の抗議は行き過ぎではないか」「抗議先が間違っている。国や東京電力に抗議すべき」と市長の行動を疑問視する意見だったという。

 一関市は「武田教授の発言は全体としては国の責任で除染すべきという内容であり、理解できる部分もある。しかし『畑に青酸カリがまかれたようなもの』という発言は論外で、市民感情を考慮してほしかった」として、市長の対応に誤りはなかったという認識だ。

 一関市を管轄するJAいわて南の幹部は武田教授の発言について「特定の地域を対象に根拠がない発言が目立った。収穫の秋を迎えて農家が頑張っているさなか、農家の感情を逆なでしている」と憤りを隠さなかった。

 JAいわて南では8月27日から全頭検査と並行して肉用牛の出荷を再開、「市場に出回る野菜や牛は検査を経ている。風評に惑わされず消費者の方は冷静な判断を」と呼びかけている。

 一関市の勝部修市長との一問一答は次の通り。

 --県内外からメールや電話での批判が一関市に寄せられているようですが。

 「中には『一関市は子供の命を守る気があるのか』というメールもありました。私の真意が伝わっていない」

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital