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最終更新:2011年9月3日(土) 8時31分

平岡法相、死刑執行は当面判断せず

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 平岡秀夫法務大臣は就任会見で、死刑の執行について「ヨーロッパ諸国などの廃止の流れや国民感情を検討して考える」と述べた上で、「考えている間は判断できないと思う」とし、当面は執行しないとの考えを示しました。

 「死刑という大変厳しい刑罰を実施するには慎重な態度で臨むのは当然」(平岡秀夫 法相)

 平岡法務大臣は、大臣就任後初めての会見で死刑の執行について「ヨーロッパ諸国などの廃止の流れや、必要性を感じている国民感情を検討して考える」と述べました。その上で「考えている間は当然判断できないと思う」として、当面は執行しないとの考えを示しました。

 死刑については千葉景子元法務大臣が去年7月に民主党政権下で初めて2人の刑を執行したあとは、法務大臣が3代にわたって一度も執行していません。(03日00:09)

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