これってどうよ?!
酵素パワーで”人間洗濯”しちゃうよ。
ネーミングが思い切ってて◎だね。
心の中まで洗濯できたらなかなか面白い。
これってどうよ?!繋がりで、無理やり。
先週末の大阪国際女子マラソンの話。
中距離界日本の女王、福士加代子選手が
初のフルマラソンに挑んで19位と惨敗。
やっぱり、中距離に慣れた体にはキツかったらしい。
彼女の挑戦を、OKと取るか、無謀と取るかは
外野のこちらがとやかく言うことじゃない。
ただその外野が、彼女が後半脱水症状でヘロヘロに
なりながら何度も転んで、それでもゴールした姿に、
ただただ
”いやあ、感動しましたね!”
って笑顔でまとめちゃうのは、これってどうよ?!
そんな、のう天気なコメントしか実はうちの会社の
夜のニュースの司会者や翌日のワイドショーの
司会者は残さなかったのには違和感がいっぱい。
いったいスポーツのどこを見てるのか?と。。。
そんな上っ面なものですか?と。
確かに、彼女の最後まで走りぬいた姿は、
アスリートの執念を見た。
でも、メディアの代表で山のような視聴者が見てる
彼ら司会者の目には、無残に敗れ去った福士選手が
これからやらなきゃいけない、
体のケア、そして何より心のケア。
中距離界で掴んだプライドを回復させるモチベーション。
それら全てが、”感動させられましたね!”と
清々しい表情でコメントした瞬間に果たして
彼らの目と心に映ってたかどうか?
ひょっとしたら、福士選手は
そんなこちらの心配をよそに
あの惨敗の結果を素早く受け止めて
いとも簡単にスイっと乗り越えちゃう
軽やかな強さがあるかもしれない。ならば、少し安心。
でも、やっぱり惨敗には違いないわけで、
メディアとして日本で2位に入った選手をほぼ無視して、
福士選手を取り上げるなら、
番組の作り手、ディレクターも司会者も
全てのスタッフが、ここんとこの大切な部分は
無視しちゃいけなくないかなって思う。
そういう自分も、正直なところあのレースは感動はした。
勇気をもらった人の気持ちももっともだと思う。
でも、一方で何か拭い去れない苦しさも感じた。
メディアの立ち位置って難しいよね。
まあ、昔も今もこの悩みはずっと埋められてないんだけど。
ああ、今日の文章クラっ!(笑)。