ハイチPKO部隊員が性的暴行か、大統領は非難声明

2011年 09月 6日 17:26 JST
 
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 [ポルトープランス 5日 ロイター] カリブ海のハイチでは、国連平和維持活動(PKO)のウルグアイ軍兵士4人が7月、ハイチ人の少年(18)に性的暴行を加えたとする疑惑が浮上し、大きな問題となっている。

 事件は、PKOのウルグアイ海軍兵士4人がハイチ人少年を性的に暴行している映像がインターネットで流れたことで表面化。事件が起きたとされる南西部ポールサリューでは5日、数百人規模の抗議デモが発生した。

 同国のマルテリー大統領は、「ハイチ人少年に集団レイプを行った加害者」は必ず罰せられるとの非難声明を発表した。またハイチ当局、国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)、ウルグアイ国防省は現在調査を行っており、容疑者4人は拘束されたという。

 MINUSTAHの広報担当者は、事件をとても深刻に受け止めているとし、事実と証明されれば、容疑者に対し必要な措置を講じると語った。

 ハイチに展開するPKO部隊は約1万2000人超。昨年に同国でコレラ感染が拡大したときには、PKOのネパール部隊が感染源との情報が流れ、暴動が起きている。

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 9月5日、ハイチでは国連平和維持活動(PKO)のウルグアイ軍兵士4人が7月、ハイチ人の少年に性的暴行を加えたとする疑惑が浮上。写真はPKO活動を行う兵士。5月撮影。資料写真(2011年 ロイター/Swoan Parker)

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