セ・リーグの覇者中日ドラゴンズ相手に、第1戦の黒星以外4連勝で
堂々の優勝に輝いた。
自分は、昨日仕事で優勝の瞬間を生で見られなかったが、
札幌ドームと札幌市内は大変な盛り上がりだったみたいだ。
阪神タイガース→メジャーリーグ→日本ハムと渡り歩いた新庄選手。
一見チャラチャラして見えるけども、実は彼ほど野球が大好きで大好きで
しょうがない選手は少ないのかなと思う。
野茂選手しかり、イチロー選手しかり。。。
無条件に死ぬほど野球が好きな選手。
そんな選手が、ファンに野球の楽しさと素晴らしさを気づかせてくれるんじゃ
なかろうか?。
「札幌ドームを満員にしたい!」
そう強い思いを抱いた新庄選手。
彼は決して単に目立ちたいだけじゃなくて、
アメリカで体現し、そこで得たエッセンスを、彼なりのやり方で、
まさに”責任を持って”演じてきたんだと思う。
札幌の野球ファンは、彼の内面に潜むそんな真摯な姿を肌で感じたからこそ、
いつもいつも野球場に足を運んだんだと思う。
僕の好きな映画、「フィールド・オブ・ドリームズ」の中の有名な
セリフにこんなのがある。
"If you build it. He will come・・・."
"Definitely people will come!"
”お前がそれ(野球場)を作れば、彼はやって来る・・・。”
”絶対に人々はやって来る!”
新庄は札幌に大切な何かを作り、人々は確かにそれに吸い寄せられるように野球場に足を運んだ。
そして、新庄は野球場を後にする。
でも野球から離れても、彼はまた別の場所でまた必ず”何かを作ってくれる”に違いない。