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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おかしな規制はなぜ生まれるか?,
By RKT2007 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「規制」を変えれば電気も足りる (小学館101新書) (新書)
おかしな規制がどうやって生まれるか、基本構造が理解できる本。タイトルを見ると電力関係の本かと思うが、話は規制全般に及ぶ。元経産官僚の方の本だけれど、読みやすい。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
規制とは誰のためにあるのかが分かる本,
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レビュー対象商品: 「規制」を変えれば電気も足りる (小学館101新書) (新書)
官僚、特に霞ヶ関の官僚は日本でも飛び抜けて頭が良い人の集団であることは間違いないだろう。その頭の良い人が作った規制は本書を読むと、奇異という言葉では表現できないある種の滑稽さを感じ取る。良く言われていることだが、頭の良い人が常に正しい判断を下すわけではないのである。むしろ、頭が良いためにさまざまなレトリックや微妙な修辞句を混ぜて、常に自分たち独自の解釈によりどのような判断でも下せるように仕組んでいく。一体、この国の官僚は誰のために仕事をしているのだろうか。企業はより良い操業条件を求めて海外に進出していく。個人でもお金持ちは、より安い税金が課されるところに資産を移していく。それもこれも世界の趨勢とかけ離れている規制を強いている我が国の官僚の責任が大きい。官栄えて国滅ぶ、とならないで貰いたい。我々はもっと声を挙げなければならないのだろう。現役官僚サイドからの反論も聞いてみたい。
5つ星のうち 4.0
『必見!! あなたの回りのおバカ規制の数々』の乗りで,
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レビュー対象商品: 「規制」を変えれば電気も足りる (小学館101新書) (新書)
著者が、雑誌『SAPIO』に連載したものを元に大幅に加筆・修正して作られた書のようです。
内容については、「商品の説明」などを参照して頂けたらと思いますので、ここでは端折らせて頂きます。 記述のなされ方は、TVのバラエティ番組のような軽い感じが印象的です。 司会者の横に「専門家」として招かれた著者(元通産省のお役人とのことです)が、「おバカ規制」の例とそれが私たちの生活に及ぼしていると思しき弊害をVTRを見ながら説明し、そのひとつひとつに対してレギューラー出演しているタレントさんやお笑い芸人さんたちが、「うっそ〜!!」などとワイワイ感想を述べ合う、そんな内容のTVを見ているようでした。 堅苦しくなりがちな内容が、やさしく、面白おかしく仕上げてあります。 反面、読み応えに乏しいとも言えるかもしれません。 個人的には最終章で、国会議員の議員立法にも厳しい制約が設けられているということを教えて頂けたのは、大きな収穫でした。 ただ、著者が一番伝えたかったのは、「おわりに」にある、 おバカ規制を作ってきたのは、・・・議員たちであり、・・・、その議員たちを選んできたのは私たち国民に他ならない。・・・私たち国民ももっと政策に踏み込んで、議員を選び、議員の活動をチェックしていかないといけないのではないか。 という一節も含め、議員たちへの働きかけへの促しのように感じました。 (議員の事務所を探し、訪問したり、電話したりすることは難しくない。とあり、それを実行された方の感想も添えられています。) タイトルにもう少し工夫が欲しかったと思いましたし、バラエティーショー的な「おバカ規制」の記述についてもあまり評者は好きになれたかったということと併せると、★3つというところなのですが、最後に来て著者の真摯な思いに触れた気がしましたので、全体として★4つといたします。
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