韓国製の生理用ナプキンに衝撃の事実「虫の死骸が混入する事例も」

女性が毎月使用する生理用ナプキンだが、韓国MBC放送が8月31日報じた報道番組『不満ゼロ』によると、衛生的でなければならない生理用ナプキンに、なんと虫の死骸が混じるなどの事例が発生していることが分かった。最近は日本でも売られている韓国製の生理用ナプキン。一体、何が起きているのだろうか?

番組は「生理用ナプキンの中に虫が入っていた」と語るある女性の証言を元に、生理用品の衛生状態について調べる実験を行った。

まず、同国内で発売されている生理用品29種類の商品を調査。すると、全体の9割以上の27種類が、密閉されていない状態で流通していることが判明した。取材班がこのことについて生理用ナプキンを製造している某メーカーにインタビューすると、「生理用品の包装は100%密封されていない」とし、流通過程で湿気が入りカビが生えたり虫が侵入することもあるという驚きの回答をした。

「虫が侵入することもある」という話だけでも十分気持ちが悪いのだが、番組の取材班は「虫の死骸がナプキンの内部から見つかった」との主張があることからさらに調査を続けた。するとメーカーが説明したようなすき間からの侵入ではなく、製造過程でないと入らないような場所に虫が混入しているケースがあることも判明。ある韓国人女性は、番組で「使うたびに虫が入っていないかひとつひとつ確認しないといけない」と不満そうに語った。

さらに最近は「純コットン使用」や「韓方成分配合」がウリの生理用品が人気を集めているが、番組はそれらも誇大広告であると指摘した。「純コットン」をうたっている商品の場合、表面だけがコットンで、商品によっては全体の50%しかコットンは使われていなかった。また、「韓方成分」を含んでいるという商品も成分はナプキン全体ではなく真ん中の吸収体にだけ5-10%程度含んでいるにすぎなかった。

韓流ブームに乗って近ごろ日本でも人気を集めている韓国コスメだが、時々その横にはさりげなく韓国製の生理用ナプキンが売られていたりする。日本の商品にはない「韓方」などの言葉に興味をそそられてしまうのだが、表示されている成分は極わずかしか含まれておらず、過大広告のケースが実は多いようだ。

ただ、虫が混入した商品は一部であり、また日本には品質に問題ないものが輸入されていると思われる。韓国製のナプキン全てに問題がある訳ではないが、このような報道があることは頭の隅に入れておくと良いかもしれない。

(文=キム・ヨナ子)

参照元:ARTS NEWS(http://p.tl/YEZ9

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