経済・IT“たばこ1箱700円” 勇み足に「想定外」の反発+(2/2ページ)(2011.9.7 10:22

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“たばこ1箱700円” 勇み足に「想定外」の反発

2011.9.7 10:22 (2/2ページ)
たばこの大幅値上げを明日に控えた昨年9月30日、予約済みのカートンを紙袋にまとめる作業に追われるたばこ店。1箱700円が現実かすれば、新たな難題が発生しそうだ

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たばこの大幅値上げを明日に控えた昨年9月30日、予約済みのカートンを紙袋にまとめる作業に追われるたばこ店。1箱700円が現実かすれば、新たな難題が発生しそうだ

 そんな状況なのに小宮山氏は700円発言で暴走したうえ、「たばこ事業法で財源を財務省が所管するのもおかしい。厚労省が持つ方向で協議したい」とまで言う始末。安住淳財務相(49)が頭に来るのも当然だろう。

 厚労省研究班の試算によると、たばこの価格を仮に750円まで上げ、そのせいで消費が現行の半分程度まで落ち込んだとしても、約8000億円の税収増を確保できるという。

 実際、日本たばこ協会によると、今年7月の紙巻きたばこの販売実績は200億本で、前の年の同じ月より0・2%増。月次販売実績も4168億円と37・4%増で、昨年10月の値上げの影響はほぼ消滅し、増加傾向にあるという。

 ただ、大幅値上げが税収増と喫煙者の減少という「一石二鳥」の効果をもたらすかといえば疑問だ。欧州ではそのせいで偽造や密輸などの違法たばこが横行し、「結果的に貴重な税収を失う国も少なくなかった」(フィリップ・モリス・ジャパン)。

 日本でも昨年の値上げ以降、関税義務を逃れるたばこの個人輸入サイトが急増中という。葉タバコの無断加工は法律で禁じられているため偽造の可能性は低いが、1箱700円が現実化すれば、新たな難題が発生しそうだ。(SANKEI EXPRESS 岡田敏一)

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たばこの大幅値上げを明日に控えた昨年9月30日、予約済みのカートンを紙袋にまとめる作業に追われるたばこ店。1箱700円が現実かすれば、新たな難題が発生しそうだ

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