福岡県の筑豊地方で7日、建設会社の事務所や車から複数の弾痕が相次いで見つかった。県警は発砲事件と断定。それぞれの事件の関連や、暴力団の関与の有無を調べている。
県警によると、飯塚市太郎丸の徳永建設では、車庫のシャッターに弾痕の穴が2カ所見つかった。事務所は6日夜から無人で、けが人はなかった。銃弾や薬莢(やっきょう)は見つかっていないという。
直方市上新入の路上では、市内の建設会社役員の男性が乗用車を運転中、別の車の男とトラブルになり、駆けつけた警察官が男性の車を調べると、2カ所の弾痕があった。男性にけがはなかった。