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2011年9月6日(火) 19:26 |
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振り込め詐欺を未然に防止で表彰
依然として高齢者を狙う犯罪が後を絶ちません。 そんな中、6日、振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして、岡山市内の複数の金融機関が警察などに表彰されました。
表彰されたのは、トマト銀行などの4つの金融機関です。 うその儲け話に騙され、大金を振り込もうとした高齢者を説得するなどし、振り込め詐欺を未然に防いだことが評価されました。 今回使われた手口では、まず実体不明のA社から融資に関するパンフレットが送られてきます。 そのパンフレットが届いた後、男の声で「融資をしたらその金を運用して配当金を出します。」と電話がかかってきます。 電話を切り、指示された通りに振り込むと、電話の男やA社と連絡が取れなくなるというのです。 そして今度は、B社と名乗る会社から「A社は詐欺会社。30万円振り込めば被害金を取り戻します。」という連絡が入り、更に金を要求されるということです。 こういった手口などで今年1月から7月末までに、17件の被害が報告され、被害総額は3100万円に及んでいます。 岡山県警は、被害に遭い易い高齢者への啓発活動を強化するほか、金融機関などにも警戒を呼びかけています。 このほかにも、オレオレ詐欺・還付金詐欺・未公開株や、外国通貨の取引など手口は年々増えています。 身近な人に相談すること、そして周囲の人は相談しやすい環境を作ることも、被害を未然に防ぐポイントです。
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