ＵＦＣ日本大会　来年２・２６開催

　米国の総合格闘技イベント、ＵＦＣが６日、東京都内で会見し、日本大会を来年２月２６日にさいたまスーパーアリーナで開催することを正式に発表した。ＵＦＣは１９９７〜２０００年にかけて４度日本で行われており、それ以来の開催。２００１年に現オーナーのズッファ社が買収して世界的ビッグイベントに成長してからは初の日本進出となる。

　会見では、ビデオレターでデイナ・ホワイトＵＦＣ社長が「世界最高レベルの格闘家を連れて行く」と明言。会見に出席したマーク・フィッシャー副社長は「日本大会は２２の言語でテレビ放送され、１４４の国々５億世帯で視聴される。誇張でも何でもなく、来年のスポーツイベントとして最大級のものになる。日本に与える経済効果は莫大（ばくだい）なものになる」と力強く言い放った。

　会見には、秋山成勲、岡見勇信、小見川道大、五味隆典、日沖発、福田力、水垣偉弥、山本“ＫＩＤ”徳郁の８人のＵＦＣ戦士が出席。ウエルター級に転向し出直しを宣言したばかりの秋山は「元気のない日本格闘技界の起爆剤になる」と凱旋（がいせん）試合に向けて意欲を見せた。　（竹下陽二）