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[国際]ニュース
【尖閣1年】中国、米介入は誤算 船長「英雄」一転、自宅軟禁
2011.9.7 00:04
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衝突事件は日本国民の対中感情を悪化させただけではなく、国際社会における中国のイメージを低下させた。また、クリントン米国務長官が「尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲内」と明言したことは中国にとって大きな誤算だった。
その一方で、中国政府の公船である漁業監視船が8月24日、日本領海を侵犯。海上保安庁の警告に対し、自主的に領海を出たという。菅直人前首相の退陣表明直後で、日本政治の空白のスキを突いた計画的な領海侵犯とみられている。
中国外交関係者は「昨年の事件は中国の外交にとってマイナスの側面もあったが、釣魚島(尖閣諸島の中国名)の領土問題を世界に知らしめたことは意味が大きい」と語っている。
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