事件平岡法相も品川美容外科側から献金 外国人献金「日本は厳しい」2011.9.6 12:20

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平岡法相も品川美容外科側から献金 外国人献金「日本は厳しい」

2011.9.6 12:20
平岡秀夫法相=2日午後、首相官邸(緑川真実撮影)

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平岡秀夫法相=2日午後、首相官邸(緑川真実撮影)

 平岡秀夫法相の資金管理団体「秀友会」が平成20~22年の3年間、医師が起訴された品川美容外科(東京都)の創業者の男性から計300万円の献金を受けていたことが6日、分かった。平岡法相が閣議後会見で明らかにした。同美容外科をめぐっては、野田佳彦首相の資金管理団体も献金を受けていたことが判明している。

 平岡法相は「事件とのかかわりはないが、法務大臣として献金を受けているのは誤解を招くことになる。速やかに返金したい」と語った。

 政治資金収支報告書や平岡法相の説明によると、秀友会は20年~22年に、それぞれ100万円の献金を受けていた。

 品川美容外科池袋院では、21年に脂肪吸引手術を受けた女性=当時(70)=が死亡し、医師が今年5月、業務上過失致死罪で起訴された。また、事件の捜査資料を流出させたとして、元警視庁警部が地方公務員法違反罪で起訴されている。

 また、平岡法相が支部長を務める民主党山口県第2区総支部が今月3日、政治資金パーティーを開催していたことも判明。現職大臣による大規模なパーティーの自粛が明記されている「大臣規範」に抵触するのではないかと指摘されると、平岡法相は会見で「大規模なパーティーではなく、大臣規範に反するということはない」と述べた。

 一方、外国人献金問題について、平岡法相は「ほかの先進国と比べて、日本はかなり厳しい」と指摘。その上で、「金を受けてしまうことで、影響を受けてしまうのかが問題。そういう懸念をどこまで制度化していくかが問題の基本ではないか」との見解を示した。

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