蓮舫行政刷新担当大臣は、就任にあたって記者会見し「野田総理大臣は、行政刷新に強い関心を持っている」と述べるとともに、民主党政権が導入した「事業仕分け」をさらに進化させた形で行いたいという考えを示しました。
この中で、蓮舫行政刷新担当大臣は、5日から本格始動した野田内閣について、「国民に満足してもらえる仕事をそれぞれがしっかりやっていくことに尽きる。野田総理大臣は、行政刷新に強い関心をもっており、全力で職責を担いたい」と抱負を述べました。そのうえで、民主党政権が行政改革の手法として導入した「事業仕分け」について、「税金のむだを結果的に省く努力をしてきたが、1回やればすべてむだが削減されるとは思っていない。今年度の第3次補正予算も含め、目的に沿って税金が使われるようフォローアップすることが大事で、その手段の1つとして、『事業仕分け』をさらに進化させた形で行うことは否定しない」と述べました。