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平岡秀夫法務大臣の少年犯罪被害者遺族への発言

2011/09/03 01:35

 

太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」2007年6月29日放送

動画:http://www.youtube.com/watch?v=LswADT-mSs0

 

テレビ番組のため、動画はすぐに消されてしまうのではないかと思われるのでとりあえず書き起こします。この記事自体も、著作権者からクレームが来たら消します。

 

* * * * *

青木悠くん殺害事件の紹介ビデオ:

ナレーション 少年法廃止に賛成した青木さん。息子さんの悠くんは交通事故により障害を持っていた。大学入学を目指して高校に合格した当時16歳の悠くんを、当時17歳と15歳の少年二人が暴行、帰らぬ人となってしまった。裁判所は事件を起こした少年たちを保護施設である少年院に送致、彼らは1、2年で仮退院したという。悠くんの事件は、16歳未満は刑罰に問えないとする旧少年法が改正・施行される前の月に起きたため、15歳の少年らは少年院送致となった。

 

今の少年法では14歳以上は刑罰に問えるため、少年刑務所送致もあり得るが、実際は16歳未満の少年が人を死なせても保護処分で終わることは少なくない。

 

青木さんは、なぜ少年法廃止に賛成するのか。

(ビデオ終わり)

 

森富美アナウンサー 青木さんはこの処分をどう受け取られましたか?

 

青木 自分の大切な、本当に子供の幸せを願って育ててきた子供を、命を奪われて、加害者、17歳、15歳でしたけれども、1、2年で出てきました。私は、法律は、弱い立場の人を守るためにあるものと思っていましたが、少年法で加害者を擁護し、被害者は、もう死んだ子だから死人に口なしで、もう亡くなる前の日では病院もわかってるから個室にしてもらったんですけれども、その時に、悠ちゃん、助けられなくてごめんね、といっぱい叫んでたら、悠は涙を流したんですよね。涙でしか、あの、何も言えなくて、調書の閲覧は、それを読んで意見陳述をしてる、ちょっとでも厳しく罰してもらいたいと思ってる時に、加害者は弁護士に1、2年で少年院から出れるって聞いてて、何のための意見陳述だったのかって、すごい思いました。

 

で、少年院送致っていうのは保護処分で、罰でも何でもなく、少年院へ行けば税金で三食食べられますし、テレビもありますし、プールもある少年院もありましたし、本当に悠ちゃんは骨壷になったのに、どうして加害者は太陽の日を浴びているんだろうって、凄く悔しく思いました。そんな簡単に弱い子、逃げ出せない子、左足不自由だったので、走って逃げることも何も出来ない子を嬲り殺しにしても、本当に日本の法律は加害者を守る。(涙を流してしきりに目を拭うスタジオ出演者たち。平岡氏は涙は全く浮かべず、まじまじと青木氏を見続ける。)だから、政治家の方は、弱い者のため、立場の、あの、弱い人のために、色々法律とか見直していただきたいてすごい思います。

 

森 今日の議論をお聞きになってて、どんなことをお感じになりましたか?

 

青木 やっぱり他人事(ひとごと)と思うんですよね。自分自身も、あの、被害にあって初めて、あの、こんなに厳しいものだっていうのがわかったんですけれども、本当に被害にあうっていうことがどんだけ厳しいかっての、わかってもらいたいっていうので、私は矛盾しているんですけれども、少年院に講演行って、ま、本当に再犯してもらいたくないので、被害者の気持ちとかそういうのを伝えています。少年院行って、本当に矛盾しているんですけれども、少年院の子供たちには、やっぱりあの、退院しても仕事を探してまた生きていくというのはすごい大変だから、頑張って生きて欲しいって、それは言うんですよ。でも自分の加害者には、死んでもらいたいぐらいにすごい思ってますね。それはすごい矛盾しているんですけれど。

 

平岡 加害者の人に死の恐怖を味わわせるという気持ちで、あれですかね、あの、私は青木さんが本当にそれで幸せっていうか、納得するというか、できるとはちょっと思えないんですよね。むしろ、そういう悪いことをした子どもたちも、まあ、それなりの事情があってそういうことになったんだろうと思いますけれども…

 

青木 事情って何ですか?

 

平岡 いやいや、あの、事情というのは、彼らがどういう環境の中で育ってきたかとか、どういうふうに、その、大人とか親とかとの関係であったのかとか、まあ色々なことが、それはともかく置いといて、その加害者であった子供たちにどうなってもらいたいのか、その子供たちが自分を反省し、これからの人生を歩んでくれるということには、そういうようなことというのは、もういいから、とにかく死の恐怖を味わわせてやりたいっていうことですか?

 

青木 ええと、その、私の自分の命を差し出してでも、悠ちゃん生き返ってもらいたいぐらい思ってるんですけど、それが出来ない以上、まあ悠は愚痴っぽいのとかそういうめそめそするの嫌いな子だったので、その呪うっていうのは、まあその気持ちはあるけれど、もうそれは置いてますね。

 

(出演者たちが少年法廃止に賛成か反対かを投票)

ナレーション 少年院で講演しながらも息子を奪った子供は憎いと語る青木さんの正直な思い。小さな国会は、どう受け止めたのか。

 

森 投票結果を発表します。採決の結果、この「少年法を廃止します」法案は、賛成15人、反対10人で可決です。竹山議員。

 

カンニング竹山 今回、この場では賛成になりましたけど、本当に色々考えていかなきゃいけないことが本当に多いな、と。えー、皆さんで考えていかれればと。

 

ナレーション さて、国民の怒り1位は?

 

森 はい。年金問題うやむや? 国会会期延長

カテゴリ: 政治も    フォルダ: 指定なし

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