音楽
2010年12月05日
SONYのステレオが直りました/紅葉
我が家には、14年前に展示処分品で購入→すぐ壊れて保証期間内で修理→5-6年前からMD部分が故障→2-3年前からCD部分も故障、
となっていたSONYのミニコンポがあったのですが、先日修理に持ち込んだら、3日ほどであっさり直って帰ってきました。部品がもうないかもしれないので、もう直らないかもと覚悟していたのですが、良かったです〜!
ここのところは臨時のCDプレイヤーでしのいでいたのですが、やはりきちんとしたスピーカーのあるコンポは音に深みがあっていいです。私個人にとっては、低音部と、鍵盤を弾く瞬間の音と弦をはじく瞬間の音あたりが聴きどころです。芥川也寸志著の『音楽の基礎』によると、音をどんな楽器で奏でているか認識する時、最初の部分の音がかなり重要なのだそうです。その部分を消して聴くと、殆どの人は楽器を判別できないとのこと。
そんな訳で、自分の中でのSONYの株がおおいに上がりました。ありがたや!
先週末と今週末は、近所の公園で銀杏の黄葉と妙本寺で紅葉の紅葉を見てきました。どちらも少し陽が傾いた時間に行ったので、少し柔らかめの光が葉から透けてステンドグラスのようだったり、地面に淡い陽がさしていたり、落ち着いた風情で良かったです。



となっていたSONYのミニコンポがあったのですが、先日修理に持ち込んだら、3日ほどであっさり直って帰ってきました。部品がもうないかもしれないので、もう直らないかもと覚悟していたのですが、良かったです〜!
ここのところは臨時のCDプレイヤーでしのいでいたのですが、やはりきちんとしたスピーカーのあるコンポは音に深みがあっていいです。私個人にとっては、低音部と、鍵盤を弾く瞬間の音と弦をはじく瞬間の音あたりが聴きどころです。芥川也寸志著の『音楽の基礎』によると、音をどんな楽器で奏でているか認識する時、最初の部分の音がかなり重要なのだそうです。その部分を消して聴くと、殆どの人は楽器を判別できないとのこと。
そんな訳で、自分の中でのSONYの株がおおいに上がりました。ありがたや!
先週末と今週末は、近所の公園で銀杏の黄葉と妙本寺で紅葉の紅葉を見てきました。どちらも少し陽が傾いた時間に行ったので、少し柔らかめの光が葉から透けてステンドグラスのようだったり、地面に淡い陽がさしていたり、落ち着いた風情で良かったです。
2010年05月09日
八重桜/初夏/「祈りの彼方」
ゴールデンウィークの最初の方に、自宅から徒歩15分くらいの公園に行きました。さわさわと風はふき、丁度満開の八重桜の花弁がふわっと視界いっぱいに舞い広がり、心地よかったです。
八重桜は花弁もふぁさっとして枚数が多いのに繊細で、ピンク色もやさしいので好きです。それから、わかつきめぐみさんの『So What?』でじっちゃんが阿梨のために作った八重桜のお話もすき。
羽衣ジャスミンも満開…を過ぎて、少し枯れ始めたところですね。写真を撮った時は九分咲きくらいでした。香りも強く、存在感が際立っています。染井吉野の緑の若葉も日に日に濃くなるのがわかって、春から初夏へ移って行くのが五感で感じられる今日このごろ。
晴れが続いているので、家中のシーツを洗えて、さっぱり気持ちいいです。今くらいの季節が一番いいかなあ。少し汗ばむくらいの日もありますが、それもまた良し。
最近は、志方あきこさんのCDシングル「祈りの彼方」をヘヴィローテーションで聴いています。最近の志方さんの曲の中では一番好きなCDかも。アルトネリコ3のヒュムノスコンサートの咲夜琉命も、EXEC_FLIP_ARPHAGE/. は好きだったのですが、やはり「祈りの彼方」の方が好きかな。1曲目の「TETHE’ALLA〜対の子どもたち〜」が特に好きで(「Harmonia」の導入の曲とか、志方さんのオープニング系の曲はかなり好きです)、3曲目の「朱隠し」もあやしくて良いです。
http://www.animate.tv/pv/details.php?id=1271057097



八重桜は花弁もふぁさっとして枚数が多いのに繊細で、ピンク色もやさしいので好きです。それから、わかつきめぐみさんの『So What?』でじっちゃんが阿梨のために作った八重桜のお話もすき。
羽衣ジャスミンも満開…を過ぎて、少し枯れ始めたところですね。写真を撮った時は九分咲きくらいでした。香りも強く、存在感が際立っています。染井吉野の緑の若葉も日に日に濃くなるのがわかって、春から初夏へ移って行くのが五感で感じられる今日このごろ。
晴れが続いているので、家中のシーツを洗えて、さっぱり気持ちいいです。今くらいの季節が一番いいかなあ。少し汗ばむくらいの日もありますが、それもまた良し。
最近は、志方あきこさんのCDシングル「祈りの彼方」をヘヴィローテーションで聴いています。最近の志方さんの曲の中では一番好きなCDかも。アルトネリコ3のヒュムノスコンサートの咲夜琉命も、EXEC_FLIP_ARPHAGE/. は好きだったのですが、やはり「祈りの彼方」の方が好きかな。1曲目の「TETHE’ALLA〜対の子どもたち〜」が特に好きで(「Harmonia」の導入の曲とか、志方さんのオープニング系の曲はかなり好きです)、3曲目の「朱隠し」もあやしくて良いです。
http://www.animate.tv/pv/details.php?id=1271057097
2009年03月26日
Harmonia
志方あきこさんのニューアルバム「Harmonia」を先週入手して、ヘヴィローテーション中です。断章のような風/火/水/地の4つのパートを統合して調和(Harmonia)の曲へとつながっていく構成が良いです。志方さんのショートトラック(「ナビガトリア」でいえば「Siren」、「Raka」でいえば「大地の鼓動」)が個人的に好きだということもあり。
「遥かなる旅路」と「軌跡」と「調和〜Harmonia〜」と「Harmonia〜見果てぬ地へ〜」がとりわけ好きです。イマイチだったのは「風と羅針盤」。ちょっとポップ過ぎというかとばし過ぎというか。「うみねこのなく頃に」は去年の夏に出たミニアルバム版の方が美しくて好きです。「埋火」は、天野月子さんの壮絶な歌詞が特徴的で、気後れしそうになりつつもだいぶ惹き付けられています。
また更に聴き込んだら印象が変わるかもしれません。最初は印象が薄かった水のパートも、だんだん良いなと思ってきましたし。
近所で桜が咲き始めました。なんと、躑躅も一、二輪!花粉症はつらいですが(先日ひどい寝不足で仕事を休むという失態を犯したのでなるべくマスクを着用して外出しています…)、歩く度に外の様子が変わるこの季節は楽しいです。
漫画は、新刊では「聖☆おにいさん」の3巻を楽しく笑いながら読み、そしてなんとなくシッタータ•イエスつながりで「百億の昼と千億の夜」を読んでやはり名作だわ!と感動したり。阿修羅つながりで更に国立博物館に行ってみたいですが、きっと相当混んでいると思うので二の足を踏んでいます。
「遥かなる旅路」と「軌跡」と「調和〜Harmonia〜」と「Harmonia〜見果てぬ地へ〜」がとりわけ好きです。イマイチだったのは「風と羅針盤」。ちょっとポップ過ぎというかとばし過ぎというか。「うみねこのなく頃に」は去年の夏に出たミニアルバム版の方が美しくて好きです。「埋火」は、天野月子さんの壮絶な歌詞が特徴的で、気後れしそうになりつつもだいぶ惹き付けられています。
また更に聴き込んだら印象が変わるかもしれません。最初は印象が薄かった水のパートも、だんだん良いなと思ってきましたし。
近所で桜が咲き始めました。なんと、躑躅も一、二輪!花粉症はつらいですが(先日ひどい寝不足で仕事を休むという失態を犯したのでなるべくマスクを着用して外出しています…)、歩く度に外の様子が変わるこの季節は楽しいです。
漫画は、新刊では「聖☆おにいさん」の3巻を楽しく笑いながら読み、そしてなんとなくシッタータ•イエスつながりで「百億の昼と千億の夜」を読んでやはり名作だわ!と感動したり。阿修羅つながりで更に国立博物館に行ってみたいですが、きっと相当混んでいると思うので二の足を踏んでいます。
2009年01月26日
月供調[glg+]
CD「月供調[glg+]」を只今ヘヴィローテーションで聴いています。
「Omegaの視界」というゲームのヴォーカル集で、ゲームはプレイしたことはないのですが、みとせのりこさんのヴォーカル曲が3曲も収録されていて、個人的にはみとせさんのマキシシングルの気分で聴いています。
「紅い月、夜を想う」は、和調+エスノ多重録音系の幻想的な歌で、歌詞のコトバのひとつひとつもまがまがしくも壮絶に美しい、最初から最後まで聴き応えのある曲です。カラオケ(主旋律を除いた曲)も収録されているのですが、多重録音で主旋律に重なってはっきり聴き取れないパートの歌詞が聴こえ、少し得をした気分です。
「月は無慈悲な白き玉座」は、高音のもの哀しげなチューンで孤高の凍てつく月を歌い上げた歌で、夜の窓辺で月明かりを見つめて聴きたいような曲です。タイトルは、おそらくハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」から来ているのではないかと。
「D_Side of the Moon」は叙情的な前の曲とはうってかわって、早口の言葉遊びの歌詞で歌われる、サビの部分が印象的なノリのいい歌。「開幕(ひら)けよ Grand Guignol」「この世はウツシ絵」(乱歩の「うつし世は夢 よるの夢こそまこと」を連想します)「終演(おと)せよ deus ex machina」など、魅力的なコトバも沢山です。
「疑似少女楽園廃墟II」を待ちつつ、夜の歌の世界に酔いしれていようかと重います。
「Omegaの視界」というゲームのヴォーカル集で、ゲームはプレイしたことはないのですが、みとせのりこさんのヴォーカル曲が3曲も収録されていて、個人的にはみとせさんのマキシシングルの気分で聴いています。
「紅い月、夜を想う」は、和調+エスノ多重録音系の幻想的な歌で、歌詞のコトバのひとつひとつもまがまがしくも壮絶に美しい、最初から最後まで聴き応えのある曲です。カラオケ(主旋律を除いた曲)も収録されているのですが、多重録音で主旋律に重なってはっきり聴き取れないパートの歌詞が聴こえ、少し得をした気分です。
「月は無慈悲な白き玉座」は、高音のもの哀しげなチューンで孤高の凍てつく月を歌い上げた歌で、夜の窓辺で月明かりを見つめて聴きたいような曲です。タイトルは、おそらくハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」から来ているのではないかと。
「D_Side of the Moon」は叙情的な前の曲とはうってかわって、早口の言葉遊びの歌詞で歌われる、サビの部分が印象的なノリのいい歌。「開幕(ひら)けよ Grand Guignol」「この世はウツシ絵」(乱歩の「うつし世は夢 よるの夢こそまこと」を連想します)「終演(おと)せよ deus ex machina」など、魅力的なコトバも沢山です。
「疑似少女楽園廃墟II」を待ちつつ、夜の歌の世界に酔いしれていようかと重います。
2008年11月02日
多重録音
一橋大学の学園祭、一橋祭で行われたイベント、「多重録音〜エスノと折り重なる神秘の調べ〜」に行って参りました。
「多重録音」とは、様々な音声を何回も何回も録音し、最終的にそれらをすべて一緒に流す技法(企画HPより)のこと。このイベントでは、多重録音による、自身の声を幾重にも重ねた歌の歌い手として知られているみとせのりこさんが、Kircheの井上俊彦さんと一緒に、多重録音について説明をし、実際にその場で多重録音の実演をし、ライブもしてくださいました。
元々みとせさんのファンだったので、みとせさんの個人HP「SnowBlanc」でこの企画を知ったのが10日ほど前。整理券を取り寄せ、体調を地道に管理しつつ、本日行って聴いてくることができました。遠路はるばるですが、行ってよかったです!
最初は、ゲーム「アルトネリコ」中で使われる歌、「EXEC_RIG=VEDA/.」から。主旋律以外の部分を場内に流しつつ、主旋律は直接マイクで歌われました。CDとは違うアレンジの旋律もあったりして、新鮮でした。
次に、多重録音について説明。エンヤなどでも有名な、ひとりの声を幾重にも重ねる技法について、合唱でやればいいかもしれないと思われるかもしれませんが、あたかも一人の人間が同時に何十人も存在するように歌うことで、不思議な神秘性を帯びますとのこと。
実際にみとせさんの歌った曲を流しつつ、
(1)きれいで荘厳な賛美歌系(音源未収録の聖歌のような歌、EXEC_SPHILIA/.、大きな古時計)
(2)力強く大地に根ざしたイメージのブルガリアン•ヴォイス系(EXEC_SUSPEND/.、白と黒の祭儀、天の鈴)
(3)楽器パートまで全て声で表現してしまうもの(祝祭の輪舞、シャローム)
などに分類して紹介しれくれました。
「天の鈴」は、和風だけど、私たちの感じる「和風」は既に異国のように遠いものなのでブルガリアン系の異国のアレンジを和風と感じ、また笙のヴィブラートもブルガリアン系に通じるのではないかとのこと、
「祝祭の輪舞」は108テイクくらい、3分の曲を8時間かけて録音したとのことです。多重録音の現場は体育会系なのだそうです(笑)。
そして、井上俊彦編曲「ゆきのおどり」のワンフレーズを、実際に多重録音実演。まずは楽器だけの旋律を、次に主旋律(メロディー)を、更にハモリ(主旋律と少し音程の違う、小学校で歌う唱歌の高音部に対する低音部みたいなもの)を、更にバックコーラスを何パートにも分けて、ひとつ歌ってはそれを前の音声と合成したものを演奏しつつ、音を重ねていきます。
バックコーラス部分は、「トゥッ、トゥッ、ア〜ア〜」とその部分だけ抜き出して聴くと不思議な感じで、ああでもこういう旋律が入っているんだ!と面白く思いました。今回に実演だけで、1パートを2回ずつ重ねて、それを3種類の旋律で、主旋律とハモリをあわせると8テイク重ね合わされ、どんどん荘厳さを増していくのがわかりました。ちなみに、ライブならではといいますか、テイクの失敗もあって、最後の2テイクは実際には現場で録音されなかったのですが、そんなハプニングも楽しみつつ。(実際に収録の際はそれはもうリテイクが出まくるらしいです)
最後に「ゆきのおどり」を、主旋律は生で演奏。生の声が会場に鳴り響く時は、声の力強い伸びに感動するとともに、全身に音の振動が伝わってきて、CDで音楽を聴くのとはまた違った感覚だなあと思いました。
ちなみに、バックコーラスで、全く同じ旋律を二度歌って重ねる(同じ声、旋律でありながらわずかなブレができてそれが不思議な重層感を醸し出す)という「ダブリング」という技法が使われていますが、例えば賛美歌系の綺麗な曲なら、前の旋律を聴きながら歌ってハーモニーを出すように、エスノ系の力強い曲なら、前の旋律はあえて聴かずにブレを大きくして、ざわざわした感じを出すようにするそうです。
それから「Mindsphere」を生演奏。井上さんのギターとコーラス付きで。この歌は大好きなので嬉しかったです!エスノ+プログレ色の強い曲。造語で歌われていますが、多重録音では声を重ねるほどに言葉がわからなくなっていくので、いっそのこと、声でダイレクトに感情を伝えるための造語で効果をより強めることもあるのだそうです。
最後に、多重録音とは異なる、単旋律の弾き語りの調べで「星によせて」。しっとりと響き渡る歌声が胸に沁み入りました。
以上、大変に充実した時間を過ごせました。こんな素敵な企画を実行してくださった、一橋大学一橋祭実行委員会の皆様と、出演者のみとせさんと井上さんに、深い感謝の念を捧げたいです。
2008年10月19日
ジョン エヴァレット ミレイ展と渋谷うろうろ
本日はあさきさんにおつきあいいただいて、渋谷で遊んで参りました。
まずはタワーレコードへ。お目当てのVIRONのランチ(12時〜オーダーなのです。朝食は11時まで。つまり11−12時はオーダーができないのです)までに間があったので。
古楽コーナーに行ったら、ジョルディ•サヴァールJORDI SAVALLのCDがそれはもういっぱいありました。ブラボー渋谷タワレコ!サヴァールはヴィオラ•ダ•ガンバ(16ー18世紀頃の古い弦楽器)の奏者で、エスペリオンXXI (HESEPRION XXI)という古楽アンサンブルでもCDを出しています。紙魚子さんに先日試し聴きをさせていただいた「東洋ー西洋」(Orient-Occident)が、素晴らしい名盤で、すっかり最近のお気に入りなのです。そんな訳で「東洋ー西洋」(Orient-Occident)と、LUDI MUSICI(スペイン語がわからないので訳はまだ不明)を購入して参りました。
それから、東急本店の向かいのVIRONでランチ。子羊のローストとバゲット•レトロドールが大変美味しかったです。あさきさんと久々にお会いするということで、奮発したランチですが、食べてよかったです!
その後、Bunkamuraのジョン•エヴァレット•ミレイ展を鑑賞しました。オフィーリアの絵につくまで、ものすごい牛歩ぶりでしたが、後は割と楽に鑑賞できました。ミレイは絵の中のドラマ性に注目しているようでした。火事からの救出劇が絵画になっていたり。オフィーリアは、正気を失いつつも、光を宿す瞳、緑の香りまで伝わってきそうな川の風景、漂う濃厚な死の気配などが印象的でした。「北西航路」「露に濡れたハリエニシダ」も好きな一枚でした。大きなサイズの絵がかなりあったので、美術館で鑑賞する醍醐味を味わいました。そもそも19世紀頃のイギリスの絵の雰囲気が好み(ケイト•グリーナイウェイや、ラッカムの絵が原点)なので、個人的にはかなり楽しめました。
最後にはカフェ•ドゥ•マゴでお茶をしました。タルト•タタンはとろりと煮込んであって、かなり濃厚な味わいなので人によって好みは分かれるかもしれませんが、私は好きな味でした。
みっちり楽しい一日になりました(漫画などの濃い話題を沢山できたのも非常にうれしく)。あさきさん、ありがとうございます!
まずはタワーレコードへ。お目当てのVIRONのランチ(12時〜オーダーなのです。朝食は11時まで。つまり11−12時はオーダーができないのです)までに間があったので。
古楽コーナーに行ったら、ジョルディ•サヴァールJORDI SAVALLのCDがそれはもういっぱいありました。ブラボー渋谷タワレコ!サヴァールはヴィオラ•ダ•ガンバ(16ー18世紀頃の古い弦楽器)の奏者で、エスペリオンXXI (HESEPRION XXI)という古楽アンサンブルでもCDを出しています。紙魚子さんに先日試し聴きをさせていただいた「東洋ー西洋」(Orient-Occident)が、素晴らしい名盤で、すっかり最近のお気に入りなのです。そんな訳で「東洋ー西洋」(Orient-Occident)と、LUDI MUSICI(スペイン語がわからないので訳はまだ不明)を購入して参りました。
それから、東急本店の向かいのVIRONでランチ。子羊のローストとバゲット•レトロドールが大変美味しかったです。あさきさんと久々にお会いするということで、奮発したランチですが、食べてよかったです!
その後、Bunkamuraのジョン•エヴァレット•ミレイ展を鑑賞しました。オフィーリアの絵につくまで、ものすごい牛歩ぶりでしたが、後は割と楽に鑑賞できました。ミレイは絵の中のドラマ性に注目しているようでした。火事からの救出劇が絵画になっていたり。オフィーリアは、正気を失いつつも、光を宿す瞳、緑の香りまで伝わってきそうな川の風景、漂う濃厚な死の気配などが印象的でした。「北西航路」「露に濡れたハリエニシダ」も好きな一枚でした。大きなサイズの絵がかなりあったので、美術館で鑑賞する醍醐味を味わいました。そもそも19世紀頃のイギリスの絵の雰囲気が好み(ケイト•グリーナイウェイや、ラッカムの絵が原点)なので、個人的にはかなり楽しめました。
最後にはカフェ•ドゥ•マゴでお茶をしました。タルト•タタンはとろりと煮込んであって、かなり濃厚な味わいなので人によって好みは分かれるかもしれませんが、私は好きな味でした。
みっちり楽しい一日になりました(漫画などの濃い話題を沢山できたのも非常にうれしく)。あさきさん、ありがとうございます!
2007年11月14日
アルトネリコ2 ヒュムノスコンサート 澪(ミオ)/?(ホムラ)
アルトネリコ2という、詩(うた)が魔法となる世界のゲームで使用された歌曲を収録したCD。ヴォーカルや作詞/作曲に関わっている志方あきこさん、みとせのりこさん、霜月はるかさんが好きなので、購入しました。2枚同時は出費としてはキツかったけど、どちらも聴きごたえがあるので、満足度が高いです。こんなに聴きこんでいるのは5月の「カタン」以来です。
ヒュムノス語という造語で歌われている部分が多く、高音域の多重録音が為されていて、エスニック音楽や宗教音楽テイストのポップミュージック?でしょうか。
↓こちらで視聴できますが、好みは人によって分かれるかもしれません。うちの家人には「この熱唱系の歌苦手…」と言われたので、一人の時に聴くようにしています(苦笑)。
http://shop.salburg.com/product/at2_cd_h_m/music.htm
個人的に好きなのは、「謳う丘〜Harmonics FRELIA〜」「METHOD_IMPLANTA」「METHOD_METAFALICA」「METHOD_REPLECA」「澪〜MIO」、「EXEC_METAFALICA」「EXEC_SOL=FAGE」「EXEC_SPHILIA」「EXEC_HARMONIUS_FYUSION」です。
みとせのりこさんは、歌声だけでなく、言語感覚も好きなのですが、今回は彼女が作詞を多くされているので、歌詞カードを見るのも楽しいです。特に「METHOD_IMPLANTA」の歌詞はかなり好きです。
今、たまたまiTunesで「染〜SEN〜此ノ花咲ク耶」からZABADAKの「満ち潮の夜」へと続いたのですが、違和感なくするっと聞こえました。やはり好きな音楽の傾向は昔から変わらないものかなー。
ヒュムノス語という造語で歌われている部分が多く、高音域の多重録音が為されていて、エスニック音楽や宗教音楽テイストのポップミュージック?でしょうか。
↓こちらで視聴できますが、好みは人によって分かれるかもしれません。うちの家人には「この熱唱系の歌苦手…」と言われたので、一人の時に聴くようにしています(苦笑)。
http://shop.salburg.com/product/at2_cd_h_m/music.htm
個人的に好きなのは、「謳う丘〜Harmonics FRELIA〜」「METHOD_IMPLANTA」「METHOD_METAFALICA」「METHOD_REPLECA」「澪〜MIO」、「EXEC_METAFALICA」「EXEC_SOL=FAGE」「EXEC_SPHILIA」「EXEC_HARMONIUS_FYUSION」です。
みとせのりこさんは、歌声だけでなく、言語感覚も好きなのですが、今回は彼女が作詞を多くされているので、歌詞カードを見るのも楽しいです。特に「METHOD_IMPLANTA」の歌詞はかなり好きです。
今、たまたまiTunesで「染〜SEN〜此ノ花咲ク耶」からZABADAKの「満ち潮の夜」へと続いたのですが、違和感なくするっと聞こえました。やはり好きな音楽の傾向は昔から変わらないものかなー。
2007年09月15日
2007年05月23日
唱歌アルバム「カタン」(みとせのりこさんソロ)
が今日アマゾンから届きました。
唱歌をノスタルジックな旋律と歌詞はそのままに、現代的なアレンジを加えてしっとりと歌いあげた一枚。
せつなくなつかしく、でも新鮮な印象です。
特に「花の季節」(吉良知彦さんアレンジ)と「雪のおどり」(井上俊彦さんアレンジ)は、民族系ポップスといっても差し支えない、素敵な仕上がりでした。
情感たっぷりの「紅葉」「さくら」「朧月夜」などは、美しい四季のうつろいを楽しみながら聴きたいです。
「銀色の道」にアイリッシュ・トラッドが挿入されているのもとても自然で、国境を越えた魂の故郷の在処を感じました。
そして「曼珠沙華(ひがんばな)」の常世感あふれるアレンジが、かなり好みです。
総じて満足度の高いアルバムです。待っていた甲斐がありました!
唱歌をノスタルジックな旋律と歌詞はそのままに、現代的なアレンジを加えてしっとりと歌いあげた一枚。
せつなくなつかしく、でも新鮮な印象です。
特に「花の季節」(吉良知彦さんアレンジ)と「雪のおどり」(井上俊彦さんアレンジ)は、民族系ポップスといっても差し支えない、素敵な仕上がりでした。
情感たっぷりの「紅葉」「さくら」「朧月夜」などは、美しい四季のうつろいを楽しみながら聴きたいです。
「銀色の道」にアイリッシュ・トラッドが挿入されているのもとても自然で、国境を越えた魂の故郷の在処を感じました。
そして「曼珠沙華(ひがんばな)」の常世感あふれるアレンジが、かなり好みです。
総じて満足度の高いアルバムです。待っていた甲斐がありました!
2007年04月27日
「カタン」をamazonで予約。
5月23日発売予定の、みとせのりこさんの唱歌アルバム「カタン(=cottonのこと)」の予約をamazonでしました。
唱歌をポップなアレンジやリリカルなアレンジで楽しもうという、意欲的なアルバムです。唱歌はもともと好きなのですが(家でよく姉弟で合唱してました〜)、唱歌ライブに以前行った時に、改めてああ美しい旋律と歌詞だなあ、としみじみと感じ入りまして。おうちでこんな音楽をゆったり聴けたらな、とずっと思っていましたので、今回のCD化は嬉しい限りです。しかもイラストは鳩山郁子さんですよ!鳥の卵のようなシックな灰青碧と茶色の組み合わせが素敵です。
http://www.team-e.co.jp/cotton/index.html
身近な風景を愛する、でも心は遠くへ旅するような、そんな方におすすめです。
ちなみにたわーれこーどで予約しようとしたら当日入荷できないかもということでしたので、あまぞんにしました〜。
唱歌をポップなアレンジやリリカルなアレンジで楽しもうという、意欲的なアルバムです。唱歌はもともと好きなのですが(家でよく姉弟で合唱してました〜)、唱歌ライブに以前行った時に、改めてああ美しい旋律と歌詞だなあ、としみじみと感じ入りまして。おうちでこんな音楽をゆったり聴けたらな、とずっと思っていましたので、今回のCD化は嬉しい限りです。しかもイラストは鳩山郁子さんですよ!鳥の卵のようなシックな灰青碧と茶色の組み合わせが素敵です。
http://www.team-e.co.jp/cotton/index.html
身近な風景を愛する、でも心は遠くへ旅するような、そんな方におすすめです。
ちなみにたわーれこーどで予約しようとしたら当日入荷できないかもということでしたので、あまぞんにしました〜。