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契約書偽造の職員 懲戒免職に
埼玉県企業局の職員で浄水場に勤務していた男性の課長が、契約書などの書類を紛失したうえ、上司の公印の印影を他の書類から写しとり、契約書を偽造していたとして懲戒免職の処分を受けました。埼玉県によりますと、県企業局の職員で行田浄水場に勤務していた50歳の男性課長は、宮代町の土地区画整理組合から預かった契約に関係する書類5通のうち3通を紛失したうえ、このうち1通を偽造したということです。
書類の偽造には、別の書類から上司の公印の印影を写し取ったものを使っていました。
上司が把握していない補償金が組合から振り込まれたため、内部調査したところ不正が明らかになりました。
県の調査に対して課長は「書類を預かった後、契約書のことを忘れていた。組合から督促を受け紛失に気づいた時には時間がたっていて上司に言い出せなかった」と話しているということです。
埼玉県は、6日付けで課長を懲戒免職にすると共に、有印公文書偽造などの容疑で警察に告発しました。
記者会見した埼玉県企業局の高沢清史局長は「県民の皆様に心からお詫びします。今後、再発防止につとめていきたい」と謝罪しました。
09月06日 22時59分
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