今年も、認定考査(簡易裁判所の代理権)の合格発表がありました
司法書士に簡易裁判所の代理権が付与されるようになってから、もう10年近くになります
これは、司法書士全員に自動的に代理権が付与される訳ではなく
100時間講習を受けて、考査(試験)に合格しなければなりません
この考査に受かると、簡易裁判所で、お客様の代理人になって
訴訟を行うことができます
簡易裁判所は、140万円以下の案件しか扱えませんが
この考査に受からないと、訴訟外の和解・交渉等も、行えませんので
認定司法書士になると、仕事の幅が広がると言えますね
今は、認定司法書士が、司法書士全体の6割を超えています
これからは、司法書士=簡易裁判所の代理権を持っている
となっていく、そしてお客様にもそう認知されるようになっていくのでしょう
ちょっと文体が小難しくなりましたが
今年の考査の合格について、法務省から発表がありました
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00084.html
70点満点中、40点以上が合格
それで、合格率65.9%
ちょっと少ないですね
司法書士試験が8割近く正解し、合格率も3%そこそこと考えると
6割取れば受かるのに、66%弱しか受からないのは、ちょっと低い気がします
仕事が忙しくて勉強する暇がなかった方もいらっしゃると思いますが
要は、本気度の差ですからね
司法書士試験並みに集中力を持たせるのは無理かもしれませんが
電車の中やトイレ、場合によってはお風呂、寝る前の15分とかの勉強を
1月続ければ、受かる試験ではあるはず(それなりの人が受けているので)
正直、ここで落とすのはもったいないなあ
ちょっと厳しい意見になってしまいましたが
来年受ける人(その年に合格して受ける人もいるでしょうけど)
頑張れば受かる試験なので、気を引き締めて頑張ってください
お読みいただきありがとうございます!
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09月03日
09月02日
08月30日