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[ライフ]ニュース
新政権は脱原発決意を 大江健三郎さんら訴え「勇気と見識求める」
2011.9.6 13:41
野田政権の発足を受け、脱原発に向けた1千万人の署名を呼び掛けている作家の大江健三郎さんらが6日、東京都内で記者会見し「経済的合理性や生産性ばかりにとらわれない理念を掲げる勇気と見識を求める」との声明を発表した。
記者会見には、ほかに作家の落合恵子さん、ルポライターの鎌田慧さんが出席。大江さんは「原子炉廃絶の決意をしなければならない」と訴え、落合さんも「新政権は被曝し続けている子供にどういう答えを持つのか」と述べた。賛同人として宇都宮健児日弁連会長も同席した。
大江さんらは、ミュージシャン坂本龍一さんや瀬戸内寂聴さんらとともに、東京・明治公園で19日に開かれる5万人規模の脱原発集会の呼び掛け人となっている。集会には言語学者ノーム・チョムスキー氏ら米国の知識人からも「心から支持する」とのメッセージが寄せられているという。
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