WEBディレクターの仕事術
やたらと重い「FireFox」を、馬鹿みたいに高速化する方法まとめ。
Tweet結構FireFoxが好きなので、ちょこちょこ改造していたんですが、管理するPCごとに新しいこと試したり前やってたことをやめたりしてるうちに何が何だかわからなくなってきてしまったので、そろそろまとめようかなー?ってことでまとめてみました。
ちなみに、ここに書いてある改造は完全に自宅マシン用です。 会社のマシンでここまでやると・・・ちょっと動作とかアドオンの不都合とか色々検証してないことも多いので、出来るだけご自身の責任でお願いいたします。
とりあえず手始めに入れるアドオン
SQLiteOptimizerアドオンを入れる
FFの重たくなる一番の原因となる、SQLiteの計量最適化を図ってくれるアドオン。
Faster Fox Liteアドオンを入れる
設定は「ターボチャージャー」に。
かつ、アドバンス設定で「Disable IPv6 DNS lookup」にチェック!
これでFFの標準となってしまっている「とりあえず(実装が遙か先の)6桁IPを見に行くぜ!」機能をぶった切ってくれます。
MemoryFoxアドオンを入れる
使っているうちに肥大化していくFFのメモリ食い過ぎ病を回避してくれます。
とりあえず全部チェックいれとけばOKです。
FireBugアドオンを入れる
言うまでもなく人気のWEB開発者用アドオン。便利だからってのもありますが、入れるとちょっとだけ処理が早くなる・・・気がします。
BarTabアドオンを入れる
タブの内容を、「そのタブをフォーカスする瞬間まで」読み込まないで置いておいてくれるというナイスなアドオン。使ってみるとそのすばらしさは一発でわかります。何より、起動時に威力を発揮!かなり便利です。
アバウトコンフィグから設定すること
about:config
└network.http.pipelining→「true」
└network.http.proxy.pipelining→「true」
└network.http.pipelining.maxrequests→「8」
└browser.cache.memory.enable→「true」
→右クリック→「新規作成」→「整数値」
→browser.cache.memory.capacity→数値入力
※搭載メモリが1GMBの場合:16384
※搭載メモリが2GMBの場合:32768
※搭載メモリが3GMBの場合:49152
※搭載メモリが4GMBの場合:65536
FireFoxのアドレスバーに、「about:config」と打ち込んで、警告文とか全部無視して、上記の通り打ち込んで、それぞれ真偽値、もしくは整数値を上記の通り変更します。 内容は、「無理していい?いんじゃね?」みたいな感じ。
user.jsの設定
以下の.jsファイルをダウンロードして、『C:\Program Files\Mozilla Firefox\defaults\profile』に設置します。中身は色々と「早くするぞー!おー!」て内容の設定資料みたいな感じっす。 ※Vista、7の場合の格納場所はよくわかんね。
最後にFireFox高速化支援系フリーソフトを導入
SpeedyFoxの導入
FireFoxのデータベース軽量化系ソフトの一つ。実は同じようなソフトはかなりたくさんあるんですが、実体験として最も早くなる!とおすすめ出来るものです。
動作はスタンドアローンで、基本的にFireFox本体を落とした状態で起動。数秒で作業は終わり、完了すると異常なほどFireFoxの起動が速くなります。
Firebootの導入
FireFoxのアドオンの問題点でもある「多言語対応」を「日本語だけあればOKじゃね?」ということで、膨大な量におよぶ多言語のUI表示用データを削除してくれる優れものツール。なんですが・・・どーもこいつを使うと、いくつかのアドオンがクラッシュしてしまいます。まあ、それでも高速化そのものは結構速くなるので、
「消えた(使えなくなった)アドオンは再インスコすればおk!」という豪気な方のみ使用されることをおすすめいたします。
以上です。
たぶん、これであのくっそ重たかったFireFoxの起動は(PCにもよりますが)おおよそ5秒以内になるはず。普通のブラウジングは本当にびっくりするくらい速くなりますよ。
ええ。もう本当に「今まで何やってたんだよFireFox!」ていうくらいに。