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れば、たら、を言い始めたらキリがない。しかし5月末期限を区切らなかったら永遠の”宿題”になってただろう。
オバマ大統領のCHANGEに過度の期待がなかったか、と聞かれ、なかったと言えば、ウソになる。 独立国家に85もの基地が存在する関係から脱却して日米新時代を築けると信じる。 もちろん今も期待を持つ。もちろん我が国の自衛隊が沖縄を拠点に国家防衛を担うが。 戦後65年経て、いまも基地を造らなければならないのか。知覧から飛び立った神風特攻隊がその運命を受け入れながら、祖国の未来に夢をかけて沖縄に向かい東シナ海に散ったことを思うとき、私たちは日本国民が見ている中で税金を使い米軍基地を新たにつくるのか。 政治は結果責任であることを百も承知で言えば、アメリカがなんと言おうと、基地移設にあらがった政権は歴代あっただろうか。 総理の沖縄への思いは、結党間もない時の、沖縄の借用地期限切れでさらに強くなったと思う。党大会を沖縄で開いたのも、ある意味、期限延長に賛成したことへの懺悔だった。 基地があったばかりに児童の命が奪われた宮森小学校の事故、今日までの不平等な地位協定、日本人なら誰もが沖縄に特別な感情を自然に持つ。 国内だけの議論でなく、日本の戦後論と安全保障論として今回を契機に国民が向かい合うときが来た。
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