歴史博物館での決起集会での問題について説明します
7月31日の決起集会の会場において、閉鎖された通路の誘導灯が点灯し、非難経路
が1つ(に近い状態)になっており、参加者にご心配と不安をかけました事をお詫び申し上げます。
会場からの非難経路が会場を出て右側のエスカレーターの方向しか残されておらず
エスカレーター側に出て、右側側面にも階段があったとの事ですが、非常口の表示はなく
エレベーターは、有事の際の避難方法としては、適正な避難方法とはなりえず、
当日の会場の使用については、有事の際の危機管理の上で問題があったと
考えております。
現在、歴史博物館に抗議を行っておりますので、詳しい説明は逐一報告していきます。
当会が歴史博物館に送付した質問状はこちら
そして、歴史博物館から回答が来ました。
↑クリックすると、回答の画像へ
歴史博物館より、「問題ない」との回答が来ました。
当会の質問状の回答になっていそうで、なっていないのですが、一応、皆様に報告しておきます。
さて、この件については、当会も管轄の消防署を訪れて、話を聞きました。
消防署の見解は、扉の鍵が掛かっていない、もしくは、容易に鍵を解除する事が出来る状態ならば、
消防法上は「違法」とはならない。
との事でした。
その上で消防署が歴史博物館に問い合わせた所、鍵はサムターン式で容易に解除は出来たとの事で
消防法上は違法であるとは言えない。との回答を頂きました。
さすがに、私も扉の鍵の状態までは確認しておりませんでしたが、一応、消防署の見解は以上の通りです。
消防法上の違法行為があれば、断固とした対応を取るつもりでいましたが、少なくとも消防法上の違法が
確認されなかったので、後は道義的な部分での抗議となります。
当日の詳しい経緯をここで説明して、基本的にはこの問題はお終いにします。
まず、4階の第一研修室を13:00〜17:00で借りておりました。
決起集会の開場が13:30 開演が14:00という事で、会場について早急に準備に取り掛かる必要がありました。
ですが、私は本業が電気工事業で、職業柄、時折、感知器の工事や、消防用設備の設置届を消防署に出したり
する事があったので、すぐに廊下の真中の扉が締め切られているのに、誘導灯が点灯している事がおかしいと思いました。
何故なら、火事などが発生して煙が迫った来た場合、基本的には誘導灯の明かりを頼りに逃げる事になるので、
その誘導灯を目指して逃げたら、扉の鍵が掛かっているなんて事態になれば、命に関わるからです。
又、火の手や煙の発生場所によっては、逃げ道が閉ざされる可能性もあり、そういう場合に備えて、複数の避難経路が確保
されていなければならないのですが、廊下の扉が施錠されていたので、逃げ道も1つしかないように見受けられたからです。
さすがに、参加者の命に関わる事ですので、忙しい時間を割いて、管理者に苦情を言いました。
が、その時に受けた説明は、エスカレーター側の側面に非常用の階段があり、有事の際(感知器が発報して防火扉が作動したら)
にはそこから逃げれる。そして、その誘導の為に職員を1名待機させている。
との事でした。
ちなみに、エスカレーターは避難経路になる場合とならない場合があるとの事でした。
歴史博物館の場合、防火扉が作動すると、エスカレーターの部分が塞がり、代わりにその側面の非常階段への道が出来るという
形態のようです。(未確認ですが)
そして、その待機要員についても、回答では「2名」となってますが、当日は「1名」と説明を受けました。
又、サムターンの鍵についても、待機していた職員は事情を知っていたのかもしれませんが、私へは何の説明もありませんでした。
仮にその旨の説明があれば、集会の際に「有事の際は職員が廊下の扉を開放するので、安心して誘導灯の明かりを頼りに逃げて
下さい」と説明をしています。
実際には、その説明がなかった為に、私は集会の時に「避難経路が一つしかない、そちらから火の手が上がったら、逃げ道がない。
非常に危険な状態で命懸けになります。覚悟を持って参加して下さい」との説明をする事になりました。
ひょっとすると、その危険な状態を見て、参加を見合わせた人もいたかもしれません。
ゴルゴ13なら、間違いなく、参加しないでしょう。
ここで、重要なのは、お客様に不安を与えて、それで「何の問題もない」と片付けてしまえる歴史博物館の姿勢です。
そう思ったからこそ、質問で「お客様は神様ですか?」と聞いたのですが、回答はありませんでした。
まともな、客商売をしていれば、即答で「はい」と回答するはずですが・・・
また、質問状にも書いた通り、待機している職員が間違いなく適切な対応を取れる保障もありません。
大地震が発生して、激しく揺れたりしたら、その職員が大怪我をしたりして、適切な対処を取れなくなる可能性もあります。
何百人という機動隊がいても、支那人に暴行を受けている日本人を助けなかったりするような事も実際に起きてます。
客を神様とも思っていない下衆な輩の待機要員を信じて命を預ける程、私はお人よしではありません。
少なくとも、事前にお客様に対して、当日の防災上の危機管理体制の説明をするのが、歴史博物館の最低限の責任であるはずです。
「こちら側の管理上の処置として廊下の扉を施錠していますが、有事の際は施錠を解除して非難経路を確保します。万が一、待機している
職員が対処出来ない場合は、鍵がここにありますので、それで解除すれば、簡単に扉は開きます。集会の参加者の方々にもその様に
説明して貰えますか、お願いします。ご不便をおかけしますが、宜しく、ご理解して下さい」と事前に言ってくれていれば、こちらも
こんな風に問題にするような事もなかったのです。
基本的には、この説明を掲載して、この問題については終わりとし、歴史博物館に対してこれ以上、抗議等は行わない事にします。
この文章を歴史博物館に送付だけしておきます。
もしも、回答なり、謝罪等があれば、又、報告します。
何も返事がなければ、これで終了です。
平成23年9月4日
広報部長 川東大了