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45フィートコンテナ公道輸送 仙台港―岩沼間

 東洋ゴム工業は5日、仙台工場(岩沼市)―仙台港(仙台市宮城野区)間の公道で、国内での公道輸送が制限されている「45フィート(13.7メートル)国際海上コンテナ」の本格的な輸送を始めた。
 45フィートコンテナの輸送が実用化するのは国内で初めて。タイヤを積んだ45フィートコンテナは同日、仙台工場を出発し、公道約30キロを走行して、仙台港高砂コンテナターミナルに向かった。
 同社は「世界基準のコンテナ輸送を始めることで物流の効率化とともに、仙台港の利用拡大を通して地域経済の復興に寄与したい」(広報企画部)としている。
 仙台港に集められた45フィートコンテナは15日にも内航船に積み込まれ、同港を出航予定。京浜港で大型船に積み替えられ、北米に向かう。
 45フィートコンテナの公道走行は安全性の観点から、事前の届け出などが必要だった。ことし3月25日に「みやぎ45フィートコンテナ物流特区」が認定され、特殊車両の審査要件が緩和された。


2011年09月06日火曜日


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