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猪木が旧PRIDE勢の吸収にも着手

2011年08月30日
スポーツ

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【プロレス】東京スポーツ新聞社後援「INOKI GENOME」(27日、東京・両国国技館)は1万1600人(超満員札止め)の観客を集めて大成功に終わった。初代IGF王者ジェロム・レ・バンナ(38)、ピーター・アーツ(40)らK—1勢の活躍に手応えをつかむIGF総帥・アントニオ猪木(68)は、旧PRIDE勢の吸収にも着手。元PRIDEヘビー級王者・エメリヤーエンコ・ヒョードル(34)、同ミドル級王者・ヴァンダレイ・シウバ(35)の獲得に動き出した。

 IGFで猛威を振るうK—1軍に、猪木が強力な対抗馬を用意する。
「K—1だけじゃなくてPRIDEのほうもこれからね。ヒョードルの話もあるし、シウバは(9月)13日に日本に来る。『こういうの、どう!?』とか間に入ってる人間が言ってくる。何べんも言ってるけど、IGFは誰でも上がりたい者は上がれる。ムッフフ」
 バンナ、アーツ、ボブ・サップ、レイ・セフォー、チェ・ホンマン、長島☆自演乙☆雄一郎などのK—1勢を取り込んだ猪木が、次なる標的に定めたのが旧PRIDE勢だ。PRIDEはK—1と並び、日本の格闘界の人気を二分していたものの、2007年にUFCを運営するズッファ社に買収されて消滅。当時のスター選手が続々と海外へと戦場を替えたことから、日本の格闘界は一気に冷え込んだ。
 そこで動いたのが猪木だ。事実上K—1を“M&A”したことで豊富な資金力は証明済み。日本で抜群の知名度を誇りながら参戦が困難な元PRIDE戦士を次々に呼び寄せるという。くしくも名前が挙がった2人は去就が注目されている。ヒョードルはストライクフォース3連敗中で引退の危機に直面。一方、シウバもUFCで満足な成績を残せていない。UFCとの契約が切れた段階で日本行きを模索する可能性は十分ある。
 IGF参戦が実現すれば、K—1戦士やゲノムファイターとの対抗戦など夢のカードがズラリ。猪木は「なぜK—1、PRIDE、そしてプロレスが小さくなったか。時代に即応していかないといけない」と強調し、新たな戦いのゴングを打ち鳴らす考えだ。

☆東スポ主催「東日本大震災復興支援チャリティープロレス ALL TOGETHER」特別号は本日(30日)発売。もちろん「INOKI GENOME」も掲載!

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