民主党の新代表に選出され、30日にも第95代内閣総理大臣に就任する野田佳彦財務相——柔道２段の腕前でプロレスへの造詣は深く、政局でもたびたびプロレス用語で野田節を炸裂させていた——政界きってのプロレス格闘技通で有名な野田氏は、たびたび東スポにも登場していた！


プロレスラー・武藤敬司（全日本プロレス）がＩＷＧＰヘビー級王座3度目の防衛を報じた東京スポーツ1面のサイド記事として「民主から出馬要請」が掲載されている。

【東京スポーツ　2008年9月23日付紙面から抜粋】見事に逆転防衛を果たした武藤はこれで新日プロのトップどころを総ナメの勢いだ。プロレス界での人気、実力ともに随一の男。こんな武藤になんと、政界からラブコールが届いた。プロレス通として知られる民主党・野田佳彦広報委員長は本紙の取材に対して熱くこう語った。「どんな世界でもミスターと呼ばれる人は、ほかの人と違うモノを持ってます。武藤さんはミスター・プロレスのような存在ですし、愚直にプロレスを追究してきたハズ。政治でも十分通用するでしょう。あくまで本人の意向次第ですが。（武藤の地元）山梨の選挙区は候補者が埋まりましたが、まだウチ（民主党）も空いてる選挙区があります。武藤さんなら（激戦の）東京の選挙区でも勝てると思いますよ」。政局は流動的で総選挙の日時は未定だが、野田氏は自民党から悲願の政権奪取を目指す民主党の秘密兵器として、武藤に出馬のエールを送ったのだ。


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