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AKB48の姉妹グループで、大阪・難波を拠点に活動するNMB48の吉田朱里(15)と松田栞(16)が、4日に都内で行われた公演を最後に、無期限の謹慎に入ったことが5日、分かった。4日深夜に公式ホームページ(HP)で発表され、本人の希望によるものだという。NMBでは3日にも、男性との過去のツーショットプリクラが流出した2期生・島田玲奈(18)の年内謹慎を発表。2日で3人の謹慎者を出す事態に、ファンの間にもショックが広がった。
デビュー曲が25万枚を超えるヒットを記録し、順風満帆なスタートを切ったはずのNMB48が、衝撃に揺れた。
謹慎が決まった2人は、今年元日の初公演から出演し、デビュー曲も歌った「チームN」のメンバー。吉田は10月19日発売予定の2ndシングルでも選抜メンバー入りしたが、これも辞退することになった。
4日深夜に更新された公式HPで、吉田は「自分の中で悩み事や不安を抱え、NMB48の活動と向き合うことができなくなりそうな自分がいました」とコメント。松田も「不安定な気持ちでNMB48の活動を続けていくことに不安になり」と心情を吐露している。
NMB48運営事務局によると、2人から悩みの相談を受けたのは7月末から8月上旬。「日常生活や、学校のこと、家族のこと、公演のこと、いろんなことが重なっての結果」と説明した。
ネット上では2人の謹慎について、ファンとの密会説や、運営側との衝突説などが挙げられているが、運営事務局は「事実ではない。処分の対象になる事象はない」と否定。“謹慎”という言葉を使用したことには、「自ら『アイドルになりたい』と希望して加入したにも関わらず、自己都合で活動を休止することに対して用いた」とした。
2日で3人の謹慎者という状況は、メンバーだけでなくファンにも大きなショック。運営事務局は「マネジメントとして、スケジュール管理も含め、精神的、身体的なケアに、初心に戻ってしっかり務めたい」と反省を口にしたが、ファンの間には波紋が広がっている。
(デイリースポーツ提供)
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