南相馬の勧奨地点で線量の詳細調査始まる
政府の原子力災害現地対策本部、県は4日から、南相馬市西部の829地点の放射線量詳細調査を開始した。
対象は、6、7月の調査で線量が局地的に高い「ホットスポット」といわれ、年間の積算線量が20ミリシーベルトを超えるとされる「特定避難勧奨地点」に131世帯が指定された鹿島区上栃窪、橲原、原町区大原、大谷、高倉、押釜、馬場、片倉の8行政区。調査は指定後の地域の線量を確認するため実施する。6日までの3日間行う。
同地点に指定された世帯のうち、約85%が避難を希望し、準備が整った世帯から仮設住宅や借り上げ住宅への入居を始めている。
(2011年9月5日 福島民友ニュース)
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