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- TeraPad v1.06 以降対応 -

(更新日: 2011/01/07)

v0.85 から、TeraPad 専用ツール以外の一般のソフトウェアでも、 「テキストファイルを読み込んで何らかの処理後そのファイルを保存する」機能があれば、 TeraPad 用ツールとして使える可能性が高くなりました。 下記の例などを参考に工夫してみてください。


●「コマンドラインパラメータ」の特殊文字

特殊文字
%f 編集中ファイルのフルパス (ロングファイルネーム)
%F 編集中ファイルのフルパス (ショートファイルネーム)
%n 編集中ファイルの拡張子付きファイル名 (ロングファイルネーム)
%N 編集中ファイルの拡張子付きファイル名 (ショートファイルネーム)
%b 編集中ファイルの拡張子なしファイル名 (ロングファイルネーム)
%B 編集中ファイルの拡張子なしファイル名 (ショートファイルネーム)
%d 編集中ファイルが置かれているフォルダのフルパス (ロングファイルネーム)
※ 「作業フォルダ」でも指定可
%D 編集中ファイルが置かれているフォルダのフルパス (ショートファイルネーム)
※ 「作業フォルダ」でも指定可
%w TeraPad のウィンドウハンドル
%s 選択範囲文字列 (非選択時はキャレット位置の語句, キャレット非表示時は空)
%t 対象範囲を書き出した一時ファイルのフルパス (選択時は選択範囲, 非選択時は全体)
※ デフォルトの一時ファイルの拡張子は「.tmp」
※ 任意の拡張子を指定する場合は続けて「.xxx」を指定する
例) 拡張子を「.txt」にしたい場合は「%t.txt」
%m 現在の編集モードのコマンドラインパラメータ
%e TeraPad の実行ファイルのフルパス (ショートファイルネーム)
※ TeraPad の実行ファイルの名前をリネームしている場合は正常に動作しない場合がある
%p TeraPad の実行ファイルが置かれているフォルダのパス (ロングファイルネーム)
%P TeraPad の実行ファイルが置かれているフォルダのパス (ショートファイルネーム)


●仕様とか…

  • 「終了まで待機する」はツールが終了するまで、呼び出し側の TeraPad がロックされる。
  • 特殊文字「%t」の指定がある場合は「終了まで待機する」設定は無視して常に待機する。
  • 特殊文字「%t」は「起動時に実行」時は無効。
  • 「実行ファイル」で「cmd /c」または「command.com /c」の指定がある場合は DOS 窓を表示しない。
  • DOS 窓が非表示で実行されている場合は「終了まで待機する」設定は無視して常に待機する。
  • DOS 窓の非表示は「起動時に実行」時は無効。
  • Windows 95/98/Me で「実行ファイル」に「command.com」指定の際は拡張子「.com」は必須。
  • 「終了まで待機する」が有効な場合は「実行ファイル」で「xxxx.exe」等の実行ファイルの指定がないと失敗する。

●使用例

  • Speeeeed で高速置換

    1. 編集したい部分を選択しツールを実行。(非選択時は全体が対象)
    2. 対象範囲が一時ファイルに保存される。
    3. Speeeeed に一時ファイルが渡される。
    4. Speeeeed で置換。結果が一時ファイルに保存される。
    5. 一時ファイルを読み込み、対象範囲に反映する。
    6. 一時ファイルが削除される。

設定例 (Windows 95/98/Me/NT/2000/XP)
名前 Speeeeed で置換(&R)
実行ファイル C:\Program Files\Speeeeed\Speeeeed.exe
コマンドラインパラメータ %t.txt
作業フォルダ [指定なし]
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する on
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • 別の TeraPad で部分編集

    1. HTML 文書内の JavaScript 部分を選択しツールを実行。
    2. 対象範囲が一時ファイルに保存される。
    3. 一時ファイルを別の TeraPad (JavaScript モード) で開く。
    4. 編集後、一時ファイルを上書き保存して閉じる。
    5. 元の TeraPad の対象範囲に編集内容が反映される。(上書き保存されていない場合は何もしない)
    6. 一時ファイルが削除される。

設定例 (Windows 95/98/Me/NT/2000/XP)
名前 JavaScript の編集(&J)
実行ファイル %e
コマンドラインパラメータ /js %t
作業フォルダ [指定なし]
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する on
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • フォルダを開く

    1. 編集中のファイルがあるフォルダをエクスプローラで開く。

設定例 (Windows 95/98/Me/NT/2000/XP)
名前 フォルダを開く(&F)
実行ファイル [指定なし]
コマンドラインパラメータ %d
作業フォルダ [指定なし]
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する off
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • テキストを Perl スクリプトで編集

    1. 編集したい部分を選択しツールを実行。(非選択時は全体が対象)
    2. 対象範囲が一時ファイルに保存される。
    3. Perl スクリプトに一時ファイルが渡される。
    4. Perl スクリプトで処理後、一時ファイルに出力。
    5. 一時ファイルを読み込み、対象範囲に反映する。
    6. 一時ファイルが削除される。

設定例 (Windows NT/2000/XP)
名前 Perl スクリプトで編集(&P)
実行ファイル cmd /c Perl
コマンドラインパラメータ "C:\pl\cvt.pl" %t
作業フォルダ C:\pl
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する on
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

設定例 (Windows 95/98/Me)
名前 Perl スクリプトで編集(&P)
実行ファイル command.com /c Perl
コマンドラインパラメータ C:\pl\cvt.pl %t
作業フォルダ C:\pl
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する on
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • 標準入出力ツールと「sort」コマンドで並べ替え

    1. 並べ替えしたい部分を選択しツールを実行。(非選択時は全体が対象)
    2. 対象範囲が「sort」に渡される。
    3. 「sort」の出力を読み込んで対象範囲に反映する。

設定例 (Windows NT/2000/XP)
名前 テキスト並べ替え(&S)
実行ファイル cmd /c C:\ConTool\TpConWt.exe
コマンドラインパラメータ /w=%w | sort | C:\ConTool\TpConRd.exe /w=%w
作業フォルダ [指定なし]
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する on
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • 別の TeraPad でフォルダのツリー構成とファイルを表示

    1. 編集中のファイルがあるフォルダで「tree」コマンドを実行。
    2. 「tree」コマンドの出力を別の TeraPad に読み込んで表示。

設定例 (Windows NT/2000/XP)
名前 ツリー構成の表示(&T)
実行ファイル cmd /c tree
コマンドラインパラメータ /f | %e
作業フォルダ %d
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する off
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • 別の TeraPad でファイル一覧表示

    1. 編集中のファイルがあるフォルダで「dir」コマンドを実行。
    2. 「dir」コマンドの出力を別の TeraPad に読み込んで表示。

設定例 (Windows NT/2000/XP)
名前 ファイル一覧(&D)
実行ファイル cmd /c dir
コマンドラインパラメータ | %e
作業フォルダ %d
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する off
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

設定例 (Windows 95/98/Me)
名前 ファイル一覧(&D)
実行ファイル command.com /c dir
コマンドラインパラメータ | %e
作業フォルダ %D
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する off
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

  • DOS 窓でファイル一覧表示

    1. 編集中のファイルがあるフォルダで「dir」コマンドを実行。
    2. 「dir」コマンドの出力結果を DOS 窓で表示。

設定例 (Windows NT/2000/XP)
名前 ファイル一覧(&D)
実行ファイル cmd /k dir
コマンドラインパラメータ [指定なし]
作業フォルダ %d
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する off
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on

設定例 (Windows 95/98/Me)
名前 ファイル一覧(&D)
実行ファイル command.com /k dir
コマンドラインパラメータ [指定なし]
作業フォルダ %D
ファイルの上書き保存 上書き保存しない
キー [お好みで…]
非選択時は使用不可 off
起動時に実行 off
終了まで待機する off
メインメニューに表示 on
ポップアップメニューに表示 on


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