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【芸能・社会】亀梨 神業 日本初!中国雑伎団仕込み ミュージカル「DREAM BOYS」2011年9月5日 紙面から 人気グループKAT−TUNの亀梨和也(25)が主演するミュージカル「DREAM BOYS」が東京・丸の内の帝国劇場で3日に開幕し、4日の公演が報道陣に公開された。帝劇開場100周年に合わせて、亀梨は中国の雑伎団から直伝された日本初となる神業フライングを披露。作・構成・演出のジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長は「アメリカに持っていっても評価される。来年あたり、やりたいですね」と海外進出に意欲をみせた。公演は25日まで。 第一幕のラスト。亀梨はステージから5メートルの高さにつり下げられた三角形の鉄棒に、すっくと立った。意を決して前方に飛び込むと、腰につけたゴムひもによって、バンジージャンプのように体が浮き上がる。さらにゴムひもをつかむと、腹筋と腕の筋肉をフルに使って体を引き上げ、1回転して元の位置に着地。観客がかたずをのんで見守る中、亀梨はうなり声を上げながら、ノーミスで15回の高速回転を成功させた。 新フライングの名は「険勝好運舞空大回転」。指導にあたった中国・河北省滄州(そうしゅう)市雑伎団のインストラクターが、KAT−TUNを漢字に置き換えた「勝・運」の意味も込めて命名した。団員でもマスターに最低4カ月かかる離れ業だが、運動神経に秀でた亀梨は、わずか20日間のけいこで、着地せず連続回転する超絶技巧まで成功させ、団員たちの度肝を抜いた。 失敗すれば中ぶらりんになり、元の地点に戻れなくなるという精神的な重圧もある。04年の初演から全公演に出演し、多彩なフライングを経験している亀梨でも「正直、これまでで一番怖い」と打ち明けるほど。「けいこ前に64キロだった体重が59・2キロになりました」とハードさを明かした。 新技に挑みつつ座長として物語を引っ張っている亀梨に、喜多川社長も感嘆。「タレント自身があそこまで挑戦することは、なかなかない。アメリカに持っていっても評価される。自信はあります」とミュージカルの本場、米国への進出をぶち上げ、「来年あたり、いきたい」と気持ちを抑えきれないように語った。 亀梨は「(堂本)光一くんならこう、タッキー(滝沢秀明)ならこうだよ、ってスタッフさんの声もちらほらあって…」とフライングの達人と比べられたプレッシャーも明かし、「100周年のステージに立つならそれくらいの覚悟が必要。全身全霊で頑張りたい」と文字通り飛躍を誓っていた。 PR情報
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