(cache) 島崎法律事務所−京都−2011.8.11−業務に役立つIT
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業務に役立つIT   −目次−



002 10年前のネット情報の見つけ方                       2011.8.28

■ インターネットアーカイブ ■

 「ネット情報の存在証明」と「リンク切れ対策」で、 「ウェブ魚拓」 を紹介しましたが、自分で「魚拓」をとっているとか、他の人が偶然「魚拓」をとっていて、そのアドレスを見つけることができた、といったことがない限り、古いホームページの情報にアクセスすることはできません。

 ところが、「魚拓」をとっていない古いホームページの情報でも、 インターネット・アーカイブ というサイトで、閲覧したいホームページのアドレスを入力すると、かなりの確率で、 当時のままのホームページを見ることができるのです。

 このインターネット・アーカイブというサイトは、グーグルと同じように、世界中のネットにアクセスして、そのコピーを自社で保管しているのです。グーグルと違うところは、過去にアクセスして保管したサイトの情報についても、ほぼ永久に保存しているようなので、アドレスさえ、わかれば、相当過去の情報も入手することができるのです。

 ■ グーグル、インターネットアーカイブ、ウェブ魚拓の比較 ■

  
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001 「ネット情報の存在証明」と「リンク切れ対策」               2011.8.11

■ 「リンク切れ対策」 としてのウェブ魚拓 ■

 ホームページで新聞の記事などにリンクを張っていても、何日かすると、リンク切れになってしまうことが、よくあります。

 そんなときに便利なのが、 「ウェブ魚拓」です。

 この「ウェブ魚拓」のサイトに目的の記事のアドレスを登録をした上で、登録先のアドレスに対してリンクを張っておけば、 元々の記事が削除されても、リンク切れのために記事を表示ができないといった事態を避けることができます。

 先日、「讃岐うどん」の商標登録−続報(京野菜の商標登録) の中で、京都新聞の記事に リンクを張ったのですが、それだけでは、この記事が削除されると、リンク切れになってしまいます。ところが、ウェブ魚拓を利用 すれば、いつまでも、この記事を見ることができるのです。

  京都新聞2011.8.8夕刊      こちらは、いずれ、リンク切れになるはずです。
  京都新聞2011.8.8夕刊の魚拓  こちらは、リンク切れにはなりません。


 ■ 「ネット上の存在証明」としてのウェブ魚拓 ■

 ウェブ魚拓は、魚拓を登録した日時についても、同時に記録してくれるので、その記事が、 「その日時に、ネット上に存在した」ということを証明する手段としても利用することができます。

 例えば、自分がホームページに書いた文章が、他人に盗用されたと主張する場合、相手の文章が ネット上に出現する以前に自分の文章がネット上に存在した、ということを証明する必要がありますが、 ウェブ魚拓をとっておけば、簡単に証明することができるのです。


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