2011-09-04
■[ゲハブログ]お笑いゲハブログ-ネットの中心でネタバレと叫ぶバカモノ-
突如、振って湧いた、PS3の新作RPG「テイルズオブエクシリア(以下TOX)」のネタバレ騒動。純粋に心待ちにしていたユーザーが多かっただけに、被害に遭われた方々の心中、察するに余りあります。
さて、今回のネタバレ騒動がどのような経緯をもってなされたのか。
そもそもの話ですが、ネタバレがこの時期に行われるのはかなりの異例です。と言うか早すぎます。ドラクエ9が、発売数カ月前に内部リークがなされた前例はありますが、ここまで核心的な内容ではありませんでした。
なぜ、このような事態となったのか、時系列を追ってみたいと思います。
- TOXが日本と韓国で発売。しかしながら、韓国ではローカライズがされず、対訳がなされた脚本を同梱する事で対応。ちなみに、ローカライズ代わりなので、エンディングまで記載されていた様子。
- 9月3日。韓国でいち早く購入したPS3ユーザーが、共に2chのTOXスレに書き込み。場は騒然となる。その直後、脚本のキャプチャー画面がゲハ板のスレに公開される。
- 9月3日深夜。はちま起稿がこの話題を取り上げる。9月4日早朝。オレ的ゲーム速報@刃も後を追うように取り上げる。
- 一気にネタバレがゲハ板内に拡散してしまう。さらに「拡散した事」を両ゲハブログが取り上げる。
- pixivやyahoo!知恵袋にもネタバレ投稿が確認されるなど、ゲハ板はおろか2chを飛び越えて広まってしまう。当然、Twitterでも同様に話題となる。
- 両ゲハブログは、今回の騒動は任天堂信者とMS信者の仕業と決めつけて非難する。
さて、一連の流れを見てどう感じましたでしょうか?
一番悪いのは韓国のPS3ユーザーで間違いないでしょうが、こういう風にも感じたと思います。なんて脇の甘い売り方をするんだバンナムは、と。
ローカーライズの予算が無かったかも知れませんが、エンディングまで書かれた脚本(しかも、イベントのスクリーンショット付き)だけで済まそうとするなど、イージーな売り方にも程がある!
それにしても、この騒動を拡散させておきながら、実行犯は任天堂信者とMS信者だと言い張るゲハブログの両名には、恐れ入るばかりです。一気にアクセスを集めるチャンスを得た上に、汚い部分は他人のせいに出来て、笑いが止まらないでしょうな。
しかも、任天堂信者とMS信者の仕業という、根拠のない決め付けを真に受ける人間も見受けられて、はちま氏とJIN氏は心の中で「あいつらはちょろい」なんて思っているんじゃないでしょうか?
ところで、ゲハブログだけしか見てない人には想像できないかも知れませんが、ハード戦争なんて一部の事象に過ぎず、実際はシリーズやタイトルのファンの間の争いの方が激しいんですね。
当然、アンチテイルズの様な人間も居るわけで、今回の愉快犯の中には、そういう人間が紛れ込んでいるのは間違いないでしょう。もちろん、ゲームなんか興味のないただの愉快犯であったり、深く考えずに広めている人、アンチバンナムな人も居るかも知れませんね。
いずれにしても、世の中はそう単純じゃないわけです。
PSのゲームを貶めるのはアンチPS派の人間だけだ、なんて単細胞な人間にはなりたくありませんね。そんな毒をちょっと吐いて、締めにしたいと思います。