中国企業が武器売却を提案 カダフィ政権に、加紙報道【ニューヨーク共同】カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)は5日までに、中国の国営軍事関連企業3社が7月、当時のリビアのカダフィ政権側に対し、携帯式地対空ミサイルやロケット砲など2億ドル(約153億円)相当の武器を売却する用意があると伝えていたと報じた。 同紙記者が首都トリポリで、こうした内容の公文書を発見したという。実際に売却されたかどうかは不明だが、反カダフィ派「国民評議会」の軍事部門トップのオマル・ハリリ氏は「武器が実際に(カダフィ政権側に)渡り、われわれに向けて使われたとほぼ確信している」と述べ、中国に強い不快感を示した。 【共同通信】
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