放射性物質対策
 
 
 
 

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放射性物質 対策,ページの画像
 
平成23年9月29日(木)18:00~品川イーストワンタワー21階 中会議室Ⅰにて開催決定!!
   
 
 放射性物質 除染治療
 
 慢性的に微量の放射性物質に暴露することによる将来的問題を懸念する方のための検査と予防的治療を
 当院では実施しています。 (現時点では、放射性物質の大量被曝による治療は一般の方には必要ございません)

 現状、放射性物質の被曝およびそれに伴う健康問題を危惧している方は、以下当院で実施している検査での
 受診を おすすめいたします。 
 

 
 ≪検査≫
 
 1.生物学的線量測定(バイオドシメトリ)

 
 放射性物質による生体の影響は個人差が非常に大きいわけですが、

 それに敏感に反応するのが白血球を 影響を受けたか否かの指標にする方法がバイオドシメリの代表的方法です。  

 放射性物質の影響を受ける順番は、リンパ球、血小板、好中球の順番です。
 白血球分画と血小板の数を継時的に追うことで今後懸念される放射性物質による影響を客観的に知ることが
 可能です。

 バイオドシメトリの要件は、感度がよいこと、精度が十分に高いこと、客観性、再現性があること、簡便であること、
 迅速評価できること、サンプルを採取される人に痛みを極力与えないこと、経済的であることです。 
 

 
 2.裏検査として大まかにどの放射性物質の影響を受けているかの評価

 
  EAVを用いた、ストロンチウム、セシウム、ヨウ素、ラジウム、ウラン、トリウムの分析 
 

  

 
 ≪慢性被曝に対しての除染治療≫

 高輪クリニックでの放射性物質への対応

 
 基本的に現時点の原発から漏れている放射能による外部被ばくはまったく問題になりません。
 微量の放射性物質からの内部被曝に対しての蓄積的悪影響をケアするための予防的治療を当院では
 実施しています。

  ①放射性物質の被曝蓄積に対しての急激な除染、解毒にあたっては、EDTA、DTPAによる点滴治療または
  吸引治療が必要になります。 当院では薬事が通っているタチオン、ブライアン注を行います。
 
  ②アルミ二ウム含有の制酸剤はストロンチウムの除染に有効であり当院での処方をすることがあります。
 
  ③乳酸カルシウムはストロンチウムに被曝した際の体内の除染に有効で当院での処方することがあります。
 
  ④当院では和漢薬の百毒くだし、ハンノキ、キハダ、ゼオライト他ミネラル系サプリメント、還元水、水素水、
  アイソパシー(ストロンチウム、セシウム、ヨウ素、ラジウム、トリウム、ウランをそれぞれ流しやすくする)
  等を個人に合わせて処方しています。
  ヨウ化カリウムやラディオガルターゼは大量被曝が疑われる方のみの処方。
 
  副作用のほうが強くメリットは少ない場合には処方を控える) 
 

 
  【一般的注意事項】

  現在、福島原発事故の影響で我々が微量ながらも被曝を受けているわけですが、以下、日本の放射線被ばくの
  緊急医療を統括する放射線医学総合研究所からの情報をもとに皆様に現状注意すべきことをお知らせさせて
  いただきます。
 
  現時点で、テレビ、新聞から流れいる情報に、様々な単位が登場します。
  ベクレル、グレイ、シーベルトがその代表ですが、飲み屋でお酒を飲んだ酔っている方に例えるとそれぞれの
  単位の意味合いがわかりやすくなります。
 
  まず、ベクレルは飲み屋においてある酒の総量の単位にあたります。
  次にグレイはお客さんが飲んだお酒の量の単位にあたります。
  そしてシーベルトは、飲んだ人がどれだけ酔うかのお酒の人体への影響にあたる単位です。

  ニュースで、野菜、乳牛、海水から~ベクレルの放射線量が検出されましたと報道され、
  それに対してコメンテーター がすぐに影響のでる量ではありませんと繰り返しているのはベクレルは、
  食する食材が発する放射線の総量であり 、

  個々人がどれだけ食するのか、また被曝した際に影響をどの程度受けるかは、個人差も臓器差も大きく一般的に
  問題がないという表現は間違ったコメントではありません。
 
  雨が降って、通常のベクレルの桁違いに大きな数字になっていますが、急性症状をだすような量ではないので、
  物理的には原発が回復してもらえれば問題ないと考えてよいレベルの放射性物質の漏洩です。
  ところで我々の体 は個人差が非常に大きいです。したがって、同じものを食べて食あたりする方としない方がいる
  のと同じことです。したがって、今回の放射性物質の被曝問題にあたっても

  個人個人で異なった戦略を立てる必要が あります。
  基本的に現時点の原発から漏れている放射能による外部被ばくはまったく問題になりません。
  問題になる放射性物質からの内部被曝に対してのケアを当院ではおこなっています。
  放射性物質は金属群ですので、従来から言われているデトックスやキレーション治療は有効です。
  歯の金属を除去した後のケア方法がとても役に立ちます。
 
  今後問題視される水は、逆浸透膜性の浄水器は、通常の重金属の除去率は約95%ですが、
  放射性物質に関して は約80%です。しかし利用には十分意味があります。
  その他、東洋医療系の漢方薬やミネラル、サプリメントにも現時点の被曝レベルであれば
  十分に有用なものが多々 あると考えています。繰り返しですが、

  現時点においては、放射性物質からの影響は物理的な側面よりも、過剰な
  風評による精神衛生上の問題のほうが大きいです。

  どうか慌てず、それぞれの社会活動を地道にこなされ、その上
  で念のための健康管理としての、被爆からの回避、除染、
  微量被曝後の排泄をケアーされることをお勧めいたします。
 
  何かございましたら御遠慮なくこちらより御相談くださいませ。
 
  ※只今、お問い合わせが大変混雑しております。順次お返事をさせていただいておりますが、
   お急ぎの場合には、お電話でのお問い合わせを受け付けております。(受付:03-3449-4909) 
 

 

 
  【当院で計測する内部被曝計測用機器について】

  当院で計測する内部被曝計測用のベラルーシ製の機器はスペクトロメーターという名称です。
  テレビにでてくるような大きな機器や椅子型ではなく、外部被ばくを計測するガイガーカウンターに
  似た持ち運びのできる小型機器ですが、外部被ばくの線量が低い地区では、
  簡便かつ精度高く内部被曝の計測をおこなうことが可能です。
  そこで我々はスペクトロメーターを簡易型ホールボディカウンターと称しています。
 
  スペクトロメーターでは計測用の器具を付け替えることで、α、β、γ
  すべてを計測する機能があり、かつ外部の線量をあらかじめインプットして、内部から放散される
  線量から差し引きして内部被曝の線量計測を精度高く実測します。
 
  福島県内の一部の地区のような高線量の地区では本機器の精度が落ちますが、
  東京の0,08レベルの線量の地区では問題なく計測可能です。また線量計測が認識された場合には
  直ちに放射性同位元素核種の同定を行います。当院には、セシウム、ラジウム、トリウムのサンプルがあり、
  本機器でしっかり核種同定機能があることを確認しています。
 
  日本にあるホールボディカウンターはγ線=セシウムの同定しかできませので、
  β、α線も計測できるスペクトロメーターのほうが多種機能を有しているといえます。
 
  本機器の使用方法の指導は、ウクライナの科学者drアレクサンダーカイリス氏に受けまして、
  使用方法も正しくおこなっています。
  南相馬市立総合病院に持ち込むために導入した椅子型ホールボディカウンターでの
  計測実験もしていますが、スペクトロメーターと同じ結果がでています。
 

 
 
 ≪料金≫
 
診療メニュー
料金
 
生物学的線量検査およびそのほかの詳細検査
 

  15,000円(税別) 

 
                ※除染薬は一か月分約3通りの薬物を提供しています。
 
 
治療費用(一か月分の薬物代金および放射性物質を排泄するための各種方法論の個別指導)
 
25,000円(税別)
 
EDTAまたはタチオン注入
  
6,000円(一回)