2011-09-02 19:12:07
ご心配ありがとうございました
テーマ:ブログ
皆様心配をおかけ致しました。
今回僕は今まで体験したことのない事件に巻き込まれました。
それについていろんなご意見などが飛び交う中、僕が感じた、また見た光景をそのまま書いてみようと思います。
取材のメールなども頂きましたが、今の所考えておりません。
また、変に脚色されたり、自分の意向と違うものに編集されるよりは、自分の言葉で綴ってみようと思ってブログに書いてみました。
まず手荷物検査についての問題がいろいろ言われてるみたいですが、あのキャパティシィのライブハウスでは厳重な手荷物検査というのは全国どこを見てもほとんど無いと思います。
もちろん手荷物検査はやらないよりはやったほうが良いと思いますが、それはプロの警備などの人が立ち会いでなければ逆に危険を生む可能性もあると思います。
受付はアルバイトやスタッフの女性がやることが多いですし、もし男性だったとしても今回の犯人のようにポケットに刃物、催涙スプレー、と用意周到な犯人を手荷物検査で取り押さえることはとても危険な事だと思います。
今回の事でこのイベントやチェルシーホテルに落ち度があるという方もいるかと思いますが、僕はそうは思いません、逆にこのイベント、チェルシーホテルだったからこそ大惨事にならずにすんだと思っています。
スタッフや出演者の素晴らしい連携もあったと思うのですが、
それ以上に運が良かったことは、通常ライブハウスは後ろの方に喫煙スペースを設けてる所が多いと思います。
今回犯人がガソリン巻いたのは、通常のライブハウスの喫煙スペースになるだろうその付近で起きました。
このイベントは未成年や女性が多かった為タバコを吸う方がいなかった、またはチェルシーホテル側が前面禁煙だった(僕自身このライブハウス初めてなので禁煙か喫煙か把握していません、すいません)
などこのイベントだからこそ引火が起こる事無くすんだんだと思います。
あとは本当に店長のおかげです、店長が力負けした時点でoutでした。興奮した犯人は躊躇無く火を放っていたでしょう。
また、一部報道で犯人の言動についてのデタラメ記事などあるようですが、犯人はこのイベントを狙っていたわけでも、チェルシーホテルを狙っていたのではなく、たまたまこの会場このイベントというもので、大量に人がいればどこでもよいという、通り魔的な犯行でした。
今回の事件は、どこにでも起きうる可能性のある事件です。
今回たまたま未遂で終わったのですが奇跡に近いと思います。
定期的なトイレチェック、不審者を見つけたら声を掛け合い数人で監視するなど、今後は少し防犯についてライブハウス側やイベンターさんが考えていくことも必要なのかなと感じました。
また今回のような非常事態になると脳が今までの体験の中からベストの行動を危険信号として発っするのかもしれません、実際に事件発生中は僕自身目の前の「一つの事の回避」しか出来ませんでした。
それは、「逃げる」でも「取り押さえる」でも「誘導する」でもその時のその人の場所や状況で変わるのかもしれません。今回はそういう直感にも似た信号を素直に実行した人が多かったから素晴らしい連携に繋がったのかもしれません。
本当に皆さん無事で何よりでした。
これからも僕はチェルシーホテルや今回のような無料イベントを応援していきます!!
以下は僕が事件で体験したものを書いていきます。
単純に「未遂でよかった」というよりも、少しでも事件の状況を知って頂き、読んで頂いた方が思った事感じた事を今後の防犯などのヒントにでもしていただければと思い書かせていただきます。
ライブも中盤、いきなり入り口のドアがバーンと開き男二人がなだれ込んでくる。
一人が馬乗りになり殴り続ける、
最初ケンカかかな?と思い少し見ていたのですが、普通のケンカとは違う鬼気迫る雰囲気を感じたので二人の近くへ行ってみた。
すると、
びしょ濡れの床、そこに散らばる数十本のマッチ、漂うガソリン臭、体験したことの無い喉と鼻の痛み
一瞬で「コレはヤバイ」と思った。
その時、足を押さえていた方が「足を縛ってください!!」
僕は足にかけられていたベルトで必死に縛ろうとするがなかなか上手くいかない、とりあえずなんとか固定していると
店長の川崎さんが
(たぶん店長だったと思う、極限状態からか隣の人の顔もわからないくらいでした)
「少しでも火がついたら終わりだぞ!!!」
(その時はまだ前に事態に気づいていないお客さんが50名以上はいたと思う。僕自身も近づくまでガソリンの匂いも喉の痛みも感じなかった。)
その言葉をきいた瞬間、ぞっとした。 ガソリンまみれの床の上で犯人を取り押さえる店長、何人いたのかさえわからなかったが足や身体を押さえる人が数人、そして自分、、、
とりあえず、周りにタバコや火の気のものが無いか必死で確認した。
「無い、、、良かった、、、」
それと同じくらいにはすでに誰かがお客さんを避難誘導しはじめていた、犯人は入り口付近で取り押さえられていた為、たくさんの人が通りすぎる、避難経路の邪魔になりそうなので僕は少し横にずれたけど、その時は何をしていたか覚えていない。
ほとんどのお客さんが避難した後で入り口の方から「体調悪い人はいませんか~」と聞こえた。
すでに喉と鼻の痛みが限界に近かった僕はその声にひかれるようにそこから避難した。
(正直、爆発の危険と息も出来ないくらいの痛みに恐怖を感じてその場所から逃げたんだと思う、、申し訳ない、、、)
その後も危険な状況の中、警官が来るまで店長含め何人かは犯人を取り押さえていました。
最後まで危険を顧みず押さえていてくれた方々、現場で誘導していた方々本当に感謝です。
そして狭い階段や入り口でトラブルなく避難した方々も含め、皆さんの素晴らしい行動が今回の未遂に終わったんだと思います、ありがとうございました。
でも一番のファインプレーはやはり店長でしょう!!
本当にありがとうございました!!!
また、ライブしましょう!!
報告してくれたyu-k@さんのブログ
http://ameblo.jp/yu-ka-0331/entry-11005331524.html
川崎店長のコメント
http://www.chelseahotel.jp/top2.html
お粗末な長文ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回僕は今まで体験したことのない事件に巻き込まれました。
それについていろんなご意見などが飛び交う中、僕が感じた、また見た光景をそのまま書いてみようと思います。
取材のメールなども頂きましたが、今の所考えておりません。
また、変に脚色されたり、自分の意向と違うものに編集されるよりは、自分の言葉で綴ってみようと思ってブログに書いてみました。
まず手荷物検査についての問題がいろいろ言われてるみたいですが、あのキャパティシィのライブハウスでは厳重な手荷物検査というのは全国どこを見てもほとんど無いと思います。
もちろん手荷物検査はやらないよりはやったほうが良いと思いますが、それはプロの警備などの人が立ち会いでなければ逆に危険を生む可能性もあると思います。
受付はアルバイトやスタッフの女性がやることが多いですし、もし男性だったとしても今回の犯人のようにポケットに刃物、催涙スプレー、と用意周到な犯人を手荷物検査で取り押さえることはとても危険な事だと思います。
今回の事でこのイベントやチェルシーホテルに落ち度があるという方もいるかと思いますが、僕はそうは思いません、逆にこのイベント、チェルシーホテルだったからこそ大惨事にならずにすんだと思っています。
スタッフや出演者の素晴らしい連携もあったと思うのですが、
それ以上に運が良かったことは、通常ライブハウスは後ろの方に喫煙スペースを設けてる所が多いと思います。
今回犯人がガソリン巻いたのは、通常のライブハウスの喫煙スペースになるだろうその付近で起きました。
このイベントは未成年や女性が多かった為タバコを吸う方がいなかった、またはチェルシーホテル側が前面禁煙だった(僕自身このライブハウス初めてなので禁煙か喫煙か把握していません、すいません)
などこのイベントだからこそ引火が起こる事無くすんだんだと思います。
あとは本当に店長のおかげです、店長が力負けした時点でoutでした。興奮した犯人は躊躇無く火を放っていたでしょう。
また、一部報道で犯人の言動についてのデタラメ記事などあるようですが、犯人はこのイベントを狙っていたわけでも、チェルシーホテルを狙っていたのではなく、たまたまこの会場このイベントというもので、大量に人がいればどこでもよいという、通り魔的な犯行でした。
今回の事件は、どこにでも起きうる可能性のある事件です。
今回たまたま未遂で終わったのですが奇跡に近いと思います。
定期的なトイレチェック、不審者を見つけたら声を掛け合い数人で監視するなど、今後は少し防犯についてライブハウス側やイベンターさんが考えていくことも必要なのかなと感じました。
また今回のような非常事態になると脳が今までの体験の中からベストの行動を危険信号として発っするのかもしれません、実際に事件発生中は僕自身目の前の「一つの事の回避」しか出来ませんでした。
それは、「逃げる」でも「取り押さえる」でも「誘導する」でもその時のその人の場所や状況で変わるのかもしれません。今回はそういう直感にも似た信号を素直に実行した人が多かったから素晴らしい連携に繋がったのかもしれません。
本当に皆さん無事で何よりでした。
これからも僕はチェルシーホテルや今回のような無料イベントを応援していきます!!
以下は僕が事件で体験したものを書いていきます。
単純に「未遂でよかった」というよりも、少しでも事件の状況を知って頂き、読んで頂いた方が思った事感じた事を今後の防犯などのヒントにでもしていただければと思い書かせていただきます。
ライブも中盤、いきなり入り口のドアがバーンと開き男二人がなだれ込んでくる。
一人が馬乗りになり殴り続ける、
最初ケンカかかな?と思い少し見ていたのですが、普通のケンカとは違う鬼気迫る雰囲気を感じたので二人の近くへ行ってみた。
すると、
びしょ濡れの床、そこに散らばる数十本のマッチ、漂うガソリン臭、体験したことの無い喉と鼻の痛み
一瞬で「コレはヤバイ」と思った。
その時、足を押さえていた方が「足を縛ってください!!」
僕は足にかけられていたベルトで必死に縛ろうとするがなかなか上手くいかない、とりあえずなんとか固定していると
店長の川崎さんが
(たぶん店長だったと思う、極限状態からか隣の人の顔もわからないくらいでした)
「少しでも火がついたら終わりだぞ!!!」
(その時はまだ前に事態に気づいていないお客さんが50名以上はいたと思う。僕自身も近づくまでガソリンの匂いも喉の痛みも感じなかった。)
その言葉をきいた瞬間、ぞっとした。 ガソリンまみれの床の上で犯人を取り押さえる店長、何人いたのかさえわからなかったが足や身体を押さえる人が数人、そして自分、、、
とりあえず、周りにタバコや火の気のものが無いか必死で確認した。
「無い、、、良かった、、、」
それと同じくらいにはすでに誰かがお客さんを避難誘導しはじめていた、犯人は入り口付近で取り押さえられていた為、たくさんの人が通りすぎる、避難経路の邪魔になりそうなので僕は少し横にずれたけど、その時は何をしていたか覚えていない。
ほとんどのお客さんが避難した後で入り口の方から「体調悪い人はいませんか~」と聞こえた。
すでに喉と鼻の痛みが限界に近かった僕はその声にひかれるようにそこから避難した。
(正直、爆発の危険と息も出来ないくらいの痛みに恐怖を感じてその場所から逃げたんだと思う、、申し訳ない、、、)
その後も危険な状況の中、警官が来るまで店長含め何人かは犯人を取り押さえていました。
最後まで危険を顧みず押さえていてくれた方々、現場で誘導していた方々本当に感謝です。
そして狭い階段や入り口でトラブルなく避難した方々も含め、皆さんの素晴らしい行動が今回の未遂に終わったんだと思います、ありがとうございました。
でも一番のファインプレーはやはり店長でしょう!!
本当にありがとうございました!!!
また、ライブしましょう!!
報告してくれたyu-k@さんのブログ
http://ameblo.jp/yu-ka-0331/entry-11005331524.html
川崎店長のコメント
http://www.chelseahotel.jp/top2.html
お粗末な長文ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
1 ■ご無事で何より!
とにかく無事で何よりでした。
喉や体調は大丈夫ですか?
一部新聞やツイッターで事実と違う内容が飛び交っているのは気付いてました。
脚色されたり誇張されたり、発信源となる側はちゃんと確認して欲しいですよね。
今回の事件、
犯人の持ち込んだ物や状況から考えると、確かに運が良かったのかもしれません。
もちろん、スタッフや来場者の皆さんの協力があってこそだと思います。
店長さんGJ!!
その場になったらどうして良いのか戸惑うと思いますが、まず落ち着く事ですね!
・・・自分に出来るのか、、。
以前、今回のキャパ位のハコでのイベントを手伝ったり、企画側だったり、、してましたが、プロロ以外は、厳重な手荷物検査は殆どしていなかったですね。
今回の事件をきっかけに、ライブハウスの防犯について見直されるかもしれませんね。
だからと言って、今後、色んなイベントが自粛されたり、
今回位のキャパのハコが無くなるような事が起こらない事を祈ります。
悪いのは、事件を起こす犯人ですが、
こんな事件がおこる世の中を切なくも感じます。
負けないぞー!!