タミヤブラシレスに進角を付ける
まず始めに断っておきますが、これは私が編み出した手法ではありません。
伝え聞いたものです。
タミヤブラシレスはタミグラ等で使われることが多いモーターです。
ノウハウの差ということで知る人と知らない人で差が付いているのが現状だと思います。
ですがこの方法なら簡単にスピードを得られます。
単純に差が詰まると思います。
このようないい方法があるならどこかのサイトやブログで紹介しててもいいと思うのですが、私が探した限りでは見つかりませんでした。
なのでこの場所でその方法を紹介したいと思います。
タミヤブラシレスは構造上、進角を付けることが出来ません。
モーター側もダメですし、ESCにプログラムボックスを繋いでも効果がありませんでした。
ですがモーター側に細工を加えることで簡単に進角が付きます。
特別な工具は必要ありません。1.5ミリの6角レンチ1本あれば充分です。
では早速やってみます。
まずは標準状態。
分かりやすいようにモーターにテープを貼りました。
この状態で測定します。
KV2465
17100回転ほど回っています。
そこから進角を付けます。
エンドベルカバーを固定している1.5ミリのビス3本を緩めます。
そしてエンドベルの突起を引っ掛け、逆回転方向に回します。
目いっぱい押してここまで動きます。
テープの幅は6ミリですから、4ミリほど動いたことになります。
これで再度測定します。
KV2643。
18200回転まで上がりました。
バッテリーはタミヤリフェです。
リフェで1000回点以上稼げます。
ここまでやるとモーターの音が違いますし、走りも違います。
明らかに速くなります。
ここで注意点。
タミグラでこれがOKかNGか分かりません。
ですがぱっと見では見分けが付きません。
たぶんやっている人はやっていると思います。
それに今後タミグラでもKV規制が始まると聞きました。
その値は2530との情報があります。
それに照らし合わせたら、私のモーターはNGです。
確かにこうすれば回転は稼げますが、規定値を超えては意味がありません。
目いっぱいまで付けると規定値を超えてしまう可能性が高いです。
ですからKVメーターが必要になるかもしれません。
大体5000円くらいで買えます。
タミグラに出てぎりぎりまで追い込みたいならKVメーターは必須になると思います。
それにタミヤ側もタミグラ参加者で回らないモーターの選手には対応するとのアナウンスがあるとも聞きました。
たぶんこの方法で回転を上げるのではないでしょうか?
レースで直線が遅いと感じている人はやってみてもいいかと思います。
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