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救急外来患者、受診の31%通院不要 道調査で“コンビニ化”浮き彫り

(09/05 06:55)

 道内の2次救急医療機関で休日や時間外に救急外来を利用した患者の3割が、通院を必要としない患者だったことが、道が初めて行った実態調査で分かった。緊急性の低い患者がコンビニのように気楽に救急外来を利用する「コンビニ受診」は急患の措置の遅れや医師の負担増などにつながり、全国で問題となっている。道は「道内でも常態化していることが数字で裏付けられた」と説明している。

 調査は道内で入院治療が必要な患者を受け入れる主な2次救急医療機関128カ所が対象。このうち87%の111カ所が昨年9月21〜30日の10日間の受診者数や症状などを調べ、道が8月下旬に結果をホームページで公表した。<北海道新聞9月5日朝刊掲載>

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