(2011年9月4日 17:30)
実りの秋を前に五穀豊穣を願う早穂祭が、福岡市の住吉神社で行われました。
この早穂祭は、稲の収穫時期を前に台風などの自然災害を乗り越え、無事に実りの秋を迎えられることを祈願するもので、毎年9月4日に行われています。
4日は、時折、小雨がぱらつく中、早乙女姿に扮した巫女が鎌を手に持ち、神社の一角にある田んぼに植えられた、まだ青い稲穂を刈り取りました。
夏場に雷が多かった今年、雷は、「稲妻」ともいわれるように、雷の多い年は稲がよく育つといわれ、今年は順調に生育しているということです。
刈り取った穂は本殿に奉納され、神職が五穀豊穣を祈りました。
住吉神社では、来月、稲刈りが行われ、11月には、実りに感謝する新穀感謝祭が行われる予定です。
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