【福岡】五穀豊穣願う「早穂祭」 住吉神社

09/04 18:34 更新

これからの稲刈りの時期を前に、五穀豊穣を願う神事、「早穂祭」が4日、福岡市の住吉神社で行われました。住吉神社の神田には、稲刈りにはまだ早い早穂が青々と育っています。早穂祭では、この「早穂」を早乙女姿の巫女が刈り取っていきます。「早穂祭」は稲穂が、これからの台風の時期に風水害などの自然災害に負けずに、豊作となるよう祈願する神事として毎年この時期に行われています。刈り取られた早穂は、お神酒や魚などとともに、本殿で神前に供えられました。神田の稲穂は11月上旬に刈り取られ、11月23日には新穀感謝祭が開かれます。また、参道には、「食」に感謝しようと、市場が開催され、新鮮な野菜や海産物などが並んでいました。