本日、以前、世間を震撼させたは東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(広域指定第117号事件)の容疑者である、宮崎勤被告が死刑執行された。
実は、この宮崎被告に冤罪説があるのをご存知だろうか?
この事件、ちゃんと調べてみると、どこからどこまで、たしかにおかしいのである。
疑問点は様々あるのだが、一番おかしいのは、物的証拠が無いことだ。
被害者を殺害し、運んで処理したとされる、宮崎被告の車や自宅から、まるっきり被害者の髪の毛も指紋も体液も血液も、何の反応も無かったのである。
しかし、裁判では宮崎勤被告の精神鑑定ばかりが問題視され、宮崎勤の無罪が争われなかったため、それら全てがうやむやになってしまったのである。
映像作家の手塚真氏が面白いこと言ってるのだが
<考えられるべき一番大きなフィクションというのは、宮崎勤という犯人と、その環境の全てがフィクションだという考え方がありえるように思えます。何者かが、ある策略によって、あの時期に事件を作らなくてはいけなくて、犯人に何らかの時代の理由付けが必要となり、若者のデ—タをいろいろと掻き集めて、「宮崎勤」という性格の犯人像を作りだしたというものです(中略)どういうカラクリかわからないけれども、何か政治的カラクリがある。例えば、あるものから目をそらせるために、ひとつのものに熱中させるというのは、手品の初歩的なテクニックです>(『Mの世代 僕らとミヤザキ君』太田出版より抜粋)ちょっと話が飛躍し過ぎな気がしないでもないのだが
ただ可能性としては、そもそも幼女を拉致殺害した事件など無くって、遺骨や衣服をばらまいた事件が存在したという可能性がある。
それは、被害者と発見された遺骨が科学的に同定されていないという事実が、その可能性を暗示している。
そもそもこの事件の一番変なことは、被害者の骨が本人のものと断定出来るだけの証拠がほとんどないことだ。
本人ではないという鑑定結果は、いくらでも出ているのにも関わらずだ。
では、なぜこれが失踪事件ではなく殺人事件になったのか?
遺骨が本人のものと特定されたのか?
それは、今田勇子なる人物が、『真理 遺骨 焼 証明 鑑定』などという文字をわざわざ送ったからである。
それがあったからこそ、状況から考えて、この遺骨は本人のものと断定出来るという推察=結果が付いてきたのである。
今田勇子無しに、この『事件』は成り立たない。
◆今田勇子は宮崎被告と同一人物ではない??
まずはこれを見ていただきたい。
今田勇子の脅迫文にはアナグラムが仕込まれていた。
以下引用
真理 遺骨 焼 証明 鑑定 と書かれた脅迫文
ローマ字の MARI IKOTSU YAKU SHOUMEI KANTEI を並び替えると
「T MIYASAKI HAKO TSUME IENI OKURU = T.宮崎 箱 詰め 家に 送る 」と読める。
また、焼くをYAKIと読むと、「MIYASAKI TSUTOMU HAKONI IRE KIE=宮崎勤 箱に入れ 消え」 。または「MIYASAKI TSUTOMU KIREINI HAKOE=宮崎勤 綺麗に箱へ」 と読める。
その通り、宮崎勤は綺麗に箱の中に消えて処理されてしまったのである。
あれれ
専門家によると、27個のローマ字を並び替えて
宮崎勤のフルネームが出てくる確率は一兆分の1以下の確率なので
これは意図的に作られたものではないか?という事らしい。
全文はこちら 真犯人がわざわざ時間をかけて、自分が犯人だというアナグラムを脅迫状に仕込んだりすると思いますか??
しないでしょう??
宮崎被告曰く「そんなめんどっちいことはしない」
僕もそう思います。
さて、ここで連想する事件がいくつかあるのに気付くだろう。
一つは、北朝鮮による拉致事件である。
現在でも有名なこの『拉致事件』は、当初は『失踪事件』だった。
十数年が経って、この事件が『拉致事件』であると判明したのは、他ならぬ北朝鮮政府の『自白』のためである。
この事件でも、遺骨の鑑定を巡って様々ある。
焼いてある遺骨が本人のものかどうか、DNA検査で調べて帝京大学が「本人のものとは考えられない」と断定したのだが、イギリスの科学雑誌『NATURE』に、そんなことを判断するのは不可能とあっさり否定されたのは既報の通りだ。
もう一つは、足利幼女連続殺害事件である。
この事件は、DNA鑑定の予算を導入する実績を作るために、無理なDNA鑑定を科捜研にやらせ、証拠を無理矢理作ったため、精神薄弱境界域にあった容疑者を冤罪にしてしまった事件なのではないかと言われている。
詳しくは こちら世間の話題を総なめにした、宮崎被告の『オタクの殿堂』とも呼べる宮崎勤の部屋を創り上げたのは、テレビのディレクターだったことが読売ウィークリーの記者から暴露されている。
一番上にわざとエロ本を並べて、それ風にして撮影したらしい。
ちなみにこのことを暴露した読売記者は懲戒免職処分になったそうだが。。
宮崎被告の異常さを吹き込まれた私達の記憶とは裏腹に、彼の部屋にあったビデオや漫画は、異常なものはほとんどなく、現在考えると、おかしなものでは無かったようだ。
『宇宙戦艦ヤマト』や『ドカベン』や『タイガーマスク』や『いなかっぺ大将』や『ゴレンジャー』や『魔法使いサリー』『仮面ライダー』や『太陽にほえろ』や『松田聖子』や『ピンクレディー』
それにコマーシャルフィルム選集やドキュメンタリーの自然ものなんかが沢山あったそうです。
詳しくはこちらもし、そういうのを見て人が連続幼女殺害犯人になるのだったら、日本人皆なってるって!
こうした内容から考えると、宮崎被告は、もともと映像を勉強していたわけで、映像方面の職種に進みたい人なら、ごく一般的な映像収集をしていたのではないか?と考えられる。
テレビを作りたい人とか、CMを作りたい人なら、こういう内容を所持している人はとても多いだろうということです。
そういうのは、趣味と仕事の合わさった資料とも呼ぶべきものであり、変でも何でもない。
私達はイラク戦争が始まる際に、大量破壊兵器が運び出される映像を見た。
現在では、あれは捏造だったと判明している。
湾岸戦争の際にも、イラクに攻撃されて流出した原油にまみれた鳥の映像を私達は見た。
しかし、あれもイラクを叩くための”やらせ”であったことが判明している。
第二次大戦が始まる前、日本軍に破壊された中国の街で赤ん坊が取り残される映像を世界中の人々が見た。
しかし、あれも日本を叩くための”やらせ”であったことが判明している。
さて、この事件では、何が操作されたのか?
それは、リクルート事件などで窮地に追い込まれていた利権集団が、それらの批判を交わすため、あるいは、それらの取材を行っていた弱小の出版社を潰すために、メディア規制させるためのキャンペーンを、あの事件を通じた中で仕込んでいったということだろう。
僕には犯人が宮崎勤なのか?そうではないのか?は分らない。
しかし、その事件を利用して、そうしたキャンペーンを行った人達が存在したことだけは間違いないだろう。
つづく
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