新しい時代には、新しい日本語入力を。
Social IMEは、ユーザー参加型の新しい日本語入力ソフトウェアです。 みんなで単語や正しい変換結果を覚えさせることで、どんどん賢くなっていきます。 たとえば次のような特長があります。
- 人名、商品名、顔文字 ── どんな単語も一発変換!
- ケータイを超えた!? 予測変換で入力効率が21%アップ
特長1:ソーシャルだから、有名人の名前も一発変換。
単語 | 読み |
---|---|
倖田來未 | こうだくみ |
篤姫 | あつひめ |
銀魂 | ぎんたま |
魔理沙 | まりさ |
キタ━━(゜∀゜)━━!! | きたー |
芸能人の名前や漫画の作品名などの単語が変換できなかったことはありませんか? Social IMEでは、ユーザーが単語を登録すると、共有辞書に追加され、すべてのユーザーで登録された単語が共有されます。 だからみんなで単語を登録することで、変換できなかった単語を変換できるようになるのです。
現在までにユーザーによる登録や辞書のインポートにより、合計54万語以上が変換できるようになりました。 例えば、右の表のような単語が変換できます。 このように登録された単語は、人名や商品名、顔文字などを幅広くカバーしています。
共有辞書には既にいろいろな単語が登録されていますが、 まだ変換できない単語もあります。 ユーザーは変換できない 単語を見つけたら、右のような単語登録画面を使って、単語を登録することができます。 そうすることで次からはその人だけでなく、他の人も登録された単語を変換できるようになります。
たくさんの人がこのように単語を登録すると、変換できる単語が増えていき、どんどん便利になっていく。 つまりWikiPediaのように不特定多数が編集することで、 日本語入力の辞書が自律的に成長していくシステムなのです。
特長2:ソーシャルだから、予測変換で入力効率アップ。
携帯電話のように、予測変換によって入力効率をアップさせることができます。 PC初心者を対象とした実験によると、Microsoft Office IME 2007と比べて入力時間が21%、キー操作が26%削減されました。
予測変換には、Webデータを用いた全く新しい変換エンジンを採用しています。 膨大なWebページの文章から単語の使用頻度などの統計量を抽出することで、よく使われる文章表現を予測変換の候補とすることができます。 いわばSocial IMEユーザーの中での共有だけではなく、オープンなWebから集合知のパワーを借りて変換に活かす機能なのです。
右の予測変換の例を見てください。特に定型的な文章やWeb上でよく使われる単語が効率よく入力できます。 予測変換は、ローマ字入力の途中でも予測候補を提示することができます。 また長文が入力されたときの変換のため、予測変換とかな漢字変換がシームレスに統合されています。
ニュース
(2010/03/13) ソースコードを公開しました。
(2009/07/11) ベータ版22を公開しました。隠し機能を追加しました。
(2009/07/05) ベータ版21を公開しました。デュアルディスプレイに対応しました。
(2009/03/17) ベータ版20を公開しました。ソフトウェアキーボードに対応し、初回の変換が遅い問題を修正しました。
(2009/03/10) ベータ版19を公開しました。かな入力と英語キーボードへの対応を強化しました。
(2009/03/08) ベータ版18を公開しました。文字化けバグのフィックスを行いました。
(2009/02/20) プレスリリースを発表しました。