東北人の田舎モン根性・・・どこまで信用できるかなぁ?その言葉
東北人の独特の田舎モン根性と言う奴を経験したのが初めての動物愛護団体。
きっと東北人の田舎モンはこう言ったに違いない。遠くからわざわざ来てもらってとっても感謝しています。何も分からないけどよろしくお願いします。こんな謙遜めいた言葉は何度でも聴いた言葉です。そして、自分もこのようなことをよく言ったものです。
東北人とは、基本的に年を重ねた高齢者であればあるほど、東北の地を離れたことが無いのです。そして、若い世代でも、Uターンしたのは比率的に非常に少ないのです。田舎の根性が嫌いで嫌いで仕方がなかった連中は、田舎を飛び出しています。そう・・・わが家の飼い主のように。
田舎モンの根性とは、田舎モンだと思われないように、ひたすら田舎根性がばれないようにと演じるのです。その腹の奥底では、間違いなく・・・どこの馬の骨か分からん連中で信用ならんという感情がフツフツと沸いているのです。
私、わが家の飼い主が子供の頃に経験した典型的な田舎モン根性を見せないようにする大人の姿をちょっとだけ紹介します。
本当の田舎の町に、東京自由が丘の店舗を構える、今で言うスウィーツ専門店がオープンしたのです。田舎モンの根性丸出しで、その店舗には長蛇の列ができました。その長蛇の列ってどのくらいの期間継続されたと思いますか?本当に数週間です。あとは、その店に閑古鳥が啼く程度しか人が買い物に行かないのです。
田舎モンだと思われたくないから、自分の息子やら、親戚をたどって、その店の情報を集めるのです。前に、東京で同じものを買い求めたなど・・・様々なかったこともあったように噂話だけが一人歩きして・・・。このようにして、自分は田舎モンではないと自慢げに話がどんどん大きくなっていくのです。
そして・・・子供らが、美味しくないと言えば、高いお菓子を買う必要が無くなって、その店の評判を地面に叩き落すような噂話をでっち上げる。東京で思うように販売が伸びないから、田舎の連中を騙して、東京にも店があるといえば、高くても売れるって店を開いたんだなんて・・・内容のうわさを仕立てる。
田舎モンの根性丸出しとはこんなことを言う。そう・・・今回の動物愛護団体が思ったように、騙せないのは・・・こんな独特の田舎モン根性を見破れなかったのではないだろうか?地元のエッセンスが備わっていれば・・・簡単に見破ることが出来たのにね。
現地に被災動物の仮設保護施設を作れない理由・・・誰も地権者が愛護団体を信用していないから。きっと、土地を騙されて取られると思っているんでしょう。だから、誰も貸さないんです。ボランティアという活動への理解もしていない。自分達が受けるボランティアは良しとするが、自分達からボランティアなんて事は考えないそれが・・・田舎モンの根性丸出しって事です。
悔しかったら・・・本気でシェルターを田舎にどんどん建ててみろ!って事です。田舎モンを騙すのは簡単だと思ったかもしれないが・・・奴らの根性を変えて、自分達の活動に目を向けさせるのは、非常に難しい事です。
殆どの飼い主は、遠くへ犬や猫が連れて行かれることが信用できないのです。だから、近くに犬猫をおいておきたい・・・そう願っているからこそ、車の中に犬や猫と一緒にいる光景が報道されたりするんです。
愛護団体は、被災者(人)から一時預かって欲しいなどと沢山の依頼を受けていると言うが・・・その全体像を公表することが出来ていないのは・・・数が少ないからでしょう。だから、数合わせのために、飼い主のいない犬猫たちを次から次へと探さなければならないのです。
それが現実だ。
田舎モンの根性は時として、真実に導いてくることを、わが家の飼い主は今回知った。
ちょっと避難生活が疲れたから、1週間だけでも犬猫を預かってくれないかなぁ?っていう問い合わせが、獣医師会にあるそうです。これが本当の、田舎モンが犬猫に持っている感情の正しい形だと理解できます。私もエッセンスは田舎モンだから。
ごめんね、ちょっとだけでいいから、面倒見ていてくれない?こんな程度しか、田舎モンは要求する勇気がないんです。これでも精一杯要求したつもりでしょう。もう少し・・・遠慮しなくてもいいのになぁって思います。
だから・・・被災地に動物のシェルターなんて作れないんです。それが現実だから。田舎モンってそんなもんです。岩手県獣医師会の担当も同じようなこと言ってました。
ただ可愛そうなのは・・・獣医師会のメンバー達です。愛護団体がどのような活動をしているのか良く把握できていないままに・・・どうもありがとうございます。とヒラに頭を下げるばかりで、内容が把握できていないことに、心の葛藤があるようです。動物達の為にできることはやってあげたいと表明してくれるのですが、実際問題先走りする愛護団体とコンセンサスをとれなくて困っている現状だそうです。
この愛護の問題まだまだ・・・根が深そうです。
ジレンマを感じる、行政主導の救援本部、武勇伝作りに余念の無い愛護団体、どうやってコンセンサスを取るのかがこれからの課題のような気がしてならないのです。
結局平行線か?・・・。
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