奇妙で仕方が無い・・・トレーサビリティーの無い被災動物たちの保護
殆どの動物愛護風の団体の保護実績掲載ページと言うのは、目くらましのように矢継ぎ早に、写真でバタバタと掲載しただけでリストになっているような検索がかけられるFileでの掲載は無い。この団体たちは、保護した動物のトレーサビリティーがちゃんとできているのだろうか?
トレーサビリティーなんていうと・・・熱狂的に支援している信者と言われるおかあちゃんたちの頭が混乱するであろうから・・・在庫管理とでも言おうか?通常であれば、在庫管理というものは、発注伝票に従って何日に、どのような商品が、何個、どの倉庫へ搬入されると言うのを追いかけて、月末には月次の報告として、在庫が何個あるのか?(inventory)という報告をあげることを在庫管理という。
しかし・・・今回の震災における被災したであろう犬たち、猫たちにおいてはトレーサビリティーが適切に行われていない可能性が非常に高い。その理由はこうだ・・・。
保護して、すぐに保護した日時、場所、犬の特徴、sex等の特定の情報をリスト形式でも公表できていないと言うのは・・・どういうことなのか?在庫の観念がある人ならば、情報がばらばらにならないように・・・と実個体とその情報がばらばらにならないようにと結びつけ作業を即実行すると思うがねぇ・・・。それは、データーベースで管理するのが一番いいのであろうけど、簡単な表計算ソフトでも管理が出来る。でもそんなリストは、未だかつて見たことが無い・・・。そんなリストは存在しないのか?
写真は、後からでも撮影は可能だと思うが、写真に添えられたプラカードと犬の写真を撮影するために時間がかかったというのは・・・単なる言い訳にしかならない。こう言うのをつけ刃(つけやいば)と言われる。周りからのブーイングを抑えようとしてにわかに写真を用意して自分たちはちゃんとやっている風のパフォーマンスでしかない。そうとしか思えないのです。
被災地では電源の供給もママならず、ネット環境は十分とは言えないのです。ネットを確認すると言っても、程度がいいのはスマフォンで、殆どは・・・所謂携帯電話でしょう。その小さい画面から、動物たちの特徴を確認し、自分の犬かも知れないと名乗りをあげるのはちょっと難しいでしょうね。
動物愛護団体と称するならば・・・飼い主の気持ちももう少し汲んであげたらいいのじゃないの?保護した動物たちのリストを避難所へ配るとかさぁ・・・いろいろとアナログチックな広報はいくらでもあると思えるのですが・・・。
何故に今になって・・・矢継ぎ早にどんどんと写真を掲載して保護していますのパフォーマンスを繰り広げるのかその意味が分かりません。300頭以上を保護しているんだから、今のペースでがんばっても、すべてを公開するのには1ヶ月以上もかかるぞ!
それで、飼い主のためにと大義名分が成り立つか?そんな大義名分は成り立たない!動物たちのため・・・飼い主のためと言うなら、もっと効率の良い方法で告知していかなければならないだろう。
あちこちに・・・まだ団体への直接的な支援を求めるようにとエッセンスをブログの記事に散りばめるその作業だけは天下一品だと尊敬します。
飯舘村の保護に関しては・・・村、行政からの支援金、助成金は出ていない・・・自分たちの活動は、支援者からの支援金で活動しているとか記載もあったが、行政は”一任”するなんて要請もしていないのだから、支援金や、助成金なんて出るわけが無い、そんなのもらえると思っているなら淡い幻想もいいところだ。
さらに、はらわたが煮えくり返るのは・・・、保健所に迷子としての届出が無いのか?照合をしているとある。そんな作業は行政が行うことであって、愛護風の団体がそんなことをするのではない。迷子らしき動物を保護した場合には、保護の状況を保健所などの関係機関へ届出をすることになっているのに、どうもこの団体は、届出はしていないようだなぁ・・・自分たちに要求されている最低限の届出もしていないのに、保健所のデーターと照合していますとは何事なんだ?
自分たちの届出をしないことを棚に上げておいて、報告が遅れておりますなどと、言い訳をするのはどうなんだろうか・・・。これでも愛護団体を名乗れるのだから、日本という国は、どれだけ愛誤酔いをしている人種が多いって事なのか容易に理解できる・・・。
トレーサビリティーよりつけ刃の愛護団体が掲載する写真をあなたは信用できますか?狂牛病で、牛肉のトレーサビリティーでどの牛なのか気になっていたおかあちゃんたちでも、愛護に関係するトレーサビリティーにはあまり興味が無いのでしょうか???牛も、犬も、猫もみんな同じ動物なんだけどね・・・。トレーサビリティーが必要なのは家畜だけか?ペットには必要ないって誰か熱狂的な信者から情報を発信してくれないものかなぁ・・・。
トレーサビリティに関して・・・・・・・・
ブログ主様の表現の「愛護風団体」で、マイクロチップリーダーを所有している
またはマイクロチップ読み取りを獣医師などに依頼している団体はどれだけあるでしょうね?
そして、保護動物へのマイクロチップ導入に熱心な団体はどれだけあるでしょうね?
おそらく全体の1%にも満たないでしょうね。
(ガイガーカウンターは欲しがってますけどね)
彼らは実は保護動物の身元が分からないほうが都合がいいんです。
飼い主に返還するより、善意の第3者に譲渡するほうが、入金が見込めますので。
そしてマイクロチップ以前に、保護団体は畜犬登録の法的義務を一切無視していますので
法律上の罰則もある義務である「鑑札の装着」すらしていませんしね。
鑑札=犬の身分証明なのに、このことの重要性を訴えている団体は皆無ですね。
(寄付金の口座番号は、どの団体もきっちり記載してますけどね。)
逆に、普通の市井の飼い主さんのほうが、きちんと鑑札を愛犬につけてますね。
で、保護した犬を逃がしては尻ハショリをしたり。これもトレーサビリティが曖昧なほうが都合がいいんですよね。逃がしたのがバレないから。
トレーサビリティが徹底されてしまうと愛護風団体の出番は大幅に減ってしまいますので
実はこのトレーサビリティに猛反発・猛反対しているのが愛護風団体です。
猫にマイクロチップなんて絶対に嫌、という運動を繰り広げていますよ。
投稿 conan | 2011年5月19日 (木) 10:26
ライフチップの話にまで展開が及ぶのですね・・・。
マイクロチップの有用性云々については、ライフッチプの取扱い商社と環境省との間で大変な攻防が繰り広げられています。
ライフチップと鑑札登録を2重でシステムを持つことを、環境省はダブルスタンダードとは言わない、でもライフチップを扱う商社はダブルスタンダーという。などなど問題は様々。ライフチップは15桁の番号で登録した動物達に背番号をつけるということになるが、データーベースの容量はほぼ無限であって、いかなる情報の管理も可能となっているが、環境省は、古来からの鑑札登録のシステムを破棄する理由を見つけられないままに、ダブルスタンダードを容認している現在なのです。
そして、日本において、ライフチップがなかなか浸透しない理由というのは、個人情報の管理に疑問を持っている、鑑札登録と、ライフチップのダブルスタンダードに納得が出来ないと言う理由からなのです。
まして・・・東北地方といえば、犬を昔から番犬で飼っているといい、その飼いかたが今でも消えずに浸透しているために・・・ライフチップを導入するということい関してはあまり興味が無いようです。
鑑札登録しているんだから問題ないよね?って言う意見が多いのではないでしょうか?だって・・・ライフチップ導入すると1万くらいはかかるからね。
ライフチップの都道府県別導入実績比率っていうような資料があればいいけどね。
いずれにしても・・・愛護風の団体は、ライフチップリーダーなんて用意していないと思うよ。だったら、ライフチップ埋まっていますって保健所なりに届出をすると思うから。
まずは・・・出来る範囲でのトレーサビリティーがされないと、保護はしたものの、もとの飼い主へ戻すことは殆どできないと思います。
新しい家族へ譲渡したらそこからまた、寄付金なんか捻出できそうですからね!
リストでも作って一覧で出してもらわないと・・・なかなかかブログの記事からでは確認が難しいと私は思います。
投稿 albrada | 2011年5月19日 (木) 11:10
誤解があるかもしれませんが、別に当方はマイクロチップ万能、ということを言っているのではないです。
「犬の身元をハッキリさせるにはどうしたらいいか」ということを愛護団体が力説しない、という不可思議な態度について問題視しているだけです。
犬猫のトレーサビリティを上昇させたいならば、現状、「国の鑑札制度」が全く不徹底、つまり国民的に「できる簡単なことすら守られていない」ということがまず第1点。
そして、大昔に作られた鑑札制度の問題は、首から外れたらトレースできない、という物理的問題が2番目にある。
そして3番目にはマイクロチップ制度の運用問題。個人的にはチップが浸透しないのは犬を迷子にしたくない、という強い意志が日本の飼い主においては希薄だからなのでは?と思ってますけどね。個人情報云々ほど高尚なことを考えているのではなく・・・・。
今回の震災で、仮に鑑札装着率がもっと高ければ、犬は少なくとも今よりは簡単に飼い主の元に戻れますね。
そして、犬を保護したら、まずは保健所に連れて行けば、現在では大抵の保健所にマイクロチップリーダーが備えられていますので、チップの入った犬であれば(そしてAIPOにデータがあれば)犬は飼い主のもとに戻れますね。
保護団体が保護し、保健所にも連れて行かず、自分のところで抱え込み、しかもチップの読み取りをしなかったら・・・・・?困りますね。
他にも原始的な方法ながら、迷子札を犬には常につけておく、これも有効ですね。首輪にマジックでいつも電話番号を書いておくのもアリですね。
そういった諸々の予防策を、愛護風諸団体は自社サイトで全然訴えていませんね。
不思議ですね。そして今回の震災で保護した犬のデータ発表は惨憺たるもの。それはブログ主様のご指摘の通り。犬の出自が分からないほうがいいんでしょうね。
参考までに http://www.animal-navi.com/navi/ready/mc/mc_now.html
投稿 conan | 2011年5月19日 (木) 16:23
どのような説明をしたところで・・・愛護風の団体というものは自分の都合よく事が運ばないと許せないって事です。
だから、きっちりしたトレーサビリティーもしないのが都合が良いのでしょうし、迷子札、ライフチップ、鑑札登録についての啓発も少ないのは、これも愛護風の団体にとって都合が良いからというのは・・・今までも認識済みのところです。
だって・・・災害たブリーダー崩壊の度に犬猫を経費0で仕入れられるチャンスですからね・・・。
誰もがうなずける・・・そんな理由になかなかならないのが愛誤酔いの症状ですね。それでよろしゅうございますか?
投稿 albrada | 2011年5月19日 (木) 19:18