フィラリアが陽性で・・・保護した殆んどの犬が云々って全く獣医学の知識ナシ
獣医学の一般知識を有していないそんな保護活動家がプロの活動家と言えるのでしょうか?場合によるのでしょうけど、狂犬病に関すること、フィラリアに関することくらいはお勉強していて欲しいと思うのです。
ペテン師率いる愛誤犬屋は・・・福島県から保護してきた犬の殆んどが、フィラリア陽性だと言うがはたして本当に陽性なのだろうか?獣医師の診断書のリストでも公表して欲しいものだと私は思います。この団体・・・都合が悪くなると一切資料を公表しないのが特徴ですよね。ブログの記事には、愛護の精神が無いような連中に使う時間は無いというのが口癖のようですけど・・・。それで幕を引く常套手段。
フィラリアというのは、口径薬などの予防薬を使ってしっかりと予防できる犬の感染症です。フィラリアに感染しているか感染していないのか簡単に検査で確認できることから、症状が重篤でなければ体調を維持していくことも可能です。通常検査というのは簡易検査キットで検査する親虫検査なのでミクロフィラリアは抗原抗体反応は検出できません。
しかし・・・この検査方法にはちょっとした不具合があります。前述のとおり、ミクロフィラリアには抗原抗体反応が見られない為に、陰性と診断される可能性があるのです。フィラリアとはどのような感染症なのか?それは、各人で検索して調べてみてください。
実を言えば、フィラリアの親虫というのは、2-3ヶ月程度でミクロフィラリアから成長するのではないので、この団体が言う陽性だと言うことも全てを信用するわけにはいかないのです。陽性となれば、かなりの数のフィラリアが心臓に住みついているでしょうから、ある程度のフィラリアの症状は顕在化していたはずなのです。最低でも、1年は予防薬を飲ませていないということが確認できなければ、いきなり陽性ということにはならないのです。
さて・・・この団体が言うように、わずか数ヶ月の間にフィラリアに感染し、親虫に成長したということなのでしょうかね???実を言えば、大抵の動物病院は、予防注射(狂犬病予防ワクチン)の接種に合わせてフィラリアの予防という事を啓発してきているのに飼い主は・・・フィラリアを予防しないという理屈はあまり存在しないように感じているのです。福島県ですからね・・・5月からのフィラリア予防でしょうね・・・地域柄。
フィラリアがいきなり陽性反応なのだと言うような話は・・・考え物です。そして、殆んどの飼い主は、フィラリアの予防をしていないと言うが・・・その根拠はどこにあるのか?実は、フィラリアの予防よりも、混合ワクチンの接種率の方が低いはずです。フィラリアはその辺を蚊が飛んでいて刺されたらと飼い主は心配するが、5種とか7種とか言われても、車の事故に遭遇するような確率でしょ?だったら、フィラリアはやるけど、混合は必要ないという理屈が通るんです。東北の田舎って地域はね!
やっぱり、この団体って地域の特性も良く分かっていないのに、ああでもない、こうでもないと理屈を付けるのですけど、その根拠になるステージが用意できていないんですよ!
いきなり、フィラリアの検査で陽性が多いとか散々言いますけど・・・フィラリアっていきなり成長するわけじゃないんです。ミクロフィラリアには簡易検査で陽性を示す抗原抗体反応はないという事を沢山の飼い主に理解してもらいたいと思っています。
それから、ペテン師愛誤とは別の保護施設で、パルボウィルスが発生して、犬が死んでしまったとあるのですが、管理はどうしていたのでしょうかね?犬がいきなり死んでしまったように感じる文章でしたが、パルボに感染した犬が発症すればそれなりに症状を外に見せるのにねぇ・・・。パルボウィルスが発生した犬舎などでは、基本的に消毒ごときでは、そのウィルスを消滅させることはできません。その土地の土を総入れ替えするとか大掛かりな作業が必要となります。基本的には、免疫力を上げる飼い方をして、犬たちに獲得抗体を授けるような飼いかたをするしか方法はありません。
お涙頂戴の作戦で、ひたすら、消毒していますでは話しになりません。免疫力を高める飼育の方法・・・よく考えて欲しいと思います。長時間ケージの中に閉じ込めて太陽の光にも当てないような飼育の方法が良いとは誰も思いませんよ。
いくら強力な消毒剤でも完全にパルボを死滅させることはできません。まずは、免疫力を高める飼育を心がけることと、高カロリー低タンパクで抵抗力をつけるような食事を心がけることです。パルボが出てしまったら仕方が無いなぁとあきらめることも肝心です。死んでしまった命を悔やんでいるよりも、残されている犬たちに大きな影響が出ないようにと考えるのが施設のオーナーの腕です。
まだまだ・・・あちこちにお涙頂戴の愛誤ってたくさんあるもんです・・・。
フィラリアにパルボ・・・様々ですが、感染力の強い愛誤というのは、人間の間でしか感染しません。どうかお気をつけください。
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