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【社会】

女性の遺体の胸に別人の唾液 東電社員殺害の再審請求審

2011年9月4日 17時19分

 東京電力女性社員殺害事件の再審請求審で、無期懲役が確定したネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)とは異なる血液型のO型の唾液が被害女性の遺体の胸に付着していたことが4日、検察関係者への取材で分かった。

 唾液の存在は、これまで弁護団に知らされておらず、東京高検は遺体に残っていた皮膚片とみられる微物も含め未開示の物証約40点を弁護団に開示して、新たにDNA鑑定を実施する方針を決め、2日に東京高裁と弁護団に意向を伝えた。

 検察幹部は「開示できるものは開示しようという意図だ。証拠隠しとの批判を受けたくないとの思いもある」と話した。

(共同)
 

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