ワンクリック詐欺・アダルト画面貼りつけ詐欺の仕組みについて

従来のワンクリックウェアは、EXE形式のものが多くを占めておりました。
 しかし、現在流行しているワンクリック詐欺サイトでは、さらに巧妙な手口を利用し、その被害を着実に拡大させています。
それは、Windows標準搭載のプロセスである「mshta.exe」、およびHTA形式のファイルを悪用するという新たな手法です。

「HTA」とは、HTML Applicationの略であり、Internet Explorer 5以降利用可能となった技術で、HTML言語などを利用してPEアプリケーションとほぼ同程度のプログラムファイルを作成する事が可能になっています。

主な詐欺手法はトップページにアクセスすると、まず年齢確認ページが、次のページに進むと「ご利用確認」ページが表示されます。複数の確認事項に同意しない限り、次のページに進むことが出来ない仕組みになっています。

こうして何度も確認画面を表示させているのは、電子消費者契約法を意識した対策であると考えられます。
従来までは文字通り、トップページから「ワンクリック」するだけで契約終了画面、入金依頼画面が表示されていましたが、そうした単純な作りでは、電子消費者契約法による契約の無効を主張することが比較的容易となります。そこで、悪質業者は繰り返し確認画面を出すことで、「利用者に対し明示的に契約内容を契約前に確認した」という、あたかも正当な理由であるような返答を用意している事が窺い知れます。

しかし、お金を支払う必要は一切ありません。

HTAの取り外しは

03-5843-4647まで

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