平成23年2月1日
市民生活の様々な場面で、様々なサービスを
経済局国際経済・観光部国際プロモーション課 主査 高橋 みちる
入庁して今年で12年目になります。法学部出身ということもあり、市役所では法令審査や訴訟などを担当する部署で仕事をするというイメージがありましたが、実際には、全く分野の異なる仕事を経験してきました。 |
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最初の職場は、区役所で行っている税関係の業務の取りまとめをする財政局の税制課という部署でした。区ごとの対応に差がでないように調整を行ったり、市税の納期をPRするなどの業務に携わりました。
二つ目の職場は、太白区の保護課で、ケースワーカーの仕事をしました。担当地区内の生活保護受給世帯を受け持ち、自立のためのアドバイスや支援を行う仕事です。人の生活に立ち入っていく仕事のため、苦労も多かったのですが、社会にはいろいろな方がいるのだということを学べた時期でした。
次に配属されたのが、水道局です。水道局は、市役所の組織の一部でありながら、水道水を売って営業利益を得て、職員の給料まで賄っているという企業体です。その中の業務課というところで、転居などによる水道の使用開始や廃止の受付、水道料金を気持ちよく支払ってもらうための方法などを考える仕事をしていました。
そして今は、経済局の国際プロモーション課で、仙台市を海外にPRする仕事をしています。私は台湾担当として、現地の旅行会社に仙台へのツアー旅行を企画してくれるよう依頼したり、一般の方の仙台の認知度を上げるために、仙台の魅力を伝える広告を出したり、仙台を紹介するテレビ番組の制作を働きかけたりといった仕事をしています。商売をされている方々から、「仙台へのお客さんが増えてうれしい」という声を聞くと、仕事の手ごたえを感じます。
公務員の仕事は、民間企業のように、例えば売り上げが伸びたといったように、仕事の成果が数字で見えにくいところがあります。しかし、税金をお預かりして行う仕事ですから、市民の皆さんに対して責任がありますし、どんな仕事であっても市民のためになるということを常に意識して取り組むことが大事だと思います。
自分の枠を決めずにいろいろ経験したい人、そして、市民と向き合って話のできる人が、仙台市役所の仕事に向いていると思います。
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