マイコーギーではペットショップよりもワンランク上のかわいいコーギーの子犬をご紹介しています

マイコーギー

子犬の「値段」。
あなたは疑問に思いませんか?

子犬が1頭十数万円も!
それって「ぼろ儲け」じゃないの!?

1頭十数万もするなら、もし5頭生まれたら・・・。
えっ、50万円以上も!

へぇ〜、ブリーダーってずいぶんおいしい商売ねぇ〜。

正直、私も初めはそう思いました。

オスとメスを「ただ」交配させるだけで、あとは母犬が勝手に産んで、子育てしてくれるんだったら楽なもんよねって。

確かに、実際そう思い込んで、お小遣いかせぎとばかりにブリーダーを始める人も中にはいるんですよね。

ブリーダーって楽なもん?

犬を本当に愛しているブリーダーであれば、毎日母犬、父犬の散歩も怠ることなく行い、犬舎もいつも清潔にして、えさも毎日与えます。

散歩とか、犬舎の清掃なんて当たり前のようですけど・・・。

これは余談ですが・・・
安くブロイラー的に繁殖させている「繁殖屋さん」は、実はこの辺からしてあやしいんです。

それはさておき、
散歩にえさやり位だったら、たいしたことないって思うでしょ?

ところがどっこい、いざ子犬を産ませてみればわかりますが、
これが大変なんですよ、ホント!

ブリーダーの私が言うんだから間違いありません。

母犬の体調管理や食事の管理。お産の場所を整えてやったり。

いざ、出産となると、ほったらかしと言うわけにはいきません。
夜間に陣痛が来て、出産ってことが多いので、徹夜で面倒を見ることがほとんど。場合によっては帝王切開になってかなりの出費になることもあります。

そして生まれたら、生まれたで・・・

時に母犬が上手く育児できなかったり、放棄してしまったら、その日からブリーダーが母親役をしなければなりません。
頻繁に子犬たちに授乳したり、排泄をうながしたり、24時間、子犬の世話に明け暮れるわけです。

そして、子犬が元気に育てば育ったで、どこにでも排泄する子犬達。
フンやおしっこの処理、掃除だけでもクタクタになります。
犬舎を清潔に保つだけでも、ひと苦労なんです。

もう大変!なんだかんだで、子犬の世話でほとんど一日つぶれてしまいます。

結論からいって、
単に「犬が好き」だけでは、ブリーダーなんてとてもやってられません!

子犬の代金はブリーダーさんへのお礼

犬に値段を付けて売り買いするのはおかしい!
以前、匿名でそんな抗議のメールが私のところに来たことがあります。

確かに、そういう考えもあるかもしれません。

ただ、私が考えるに
子犬の売買は決して「いのち」を売買しているのではないんです。
母犬といっしょになって苦労してくれたブリーダーさんへの「お礼」なんです。

ブリーダーさんが朝も昼も夜も、生後50日〜60日まで子犬の面倒をみてくれます。
そしてそれから飼い主さんのもとへ初めて子犬がやってくるんです。

子犬の面倒をみる手間だけじゃなくって、犬舎にお金もかかります。
エサ代やペットシーツ代だって、バカになりません。

だから、ブリーダーさんの手間を考えれば、
十万円以上しても決して高くない。私はそう思います。

1頭数万円では、採算割れです。ブリーダーの手間賃すら出ませんよ。

「でもね、つぎたさん、ちょっと待ってください。
ネットで探したら、ここよりもずいぶん安い子犬を見つけましたよ!
もうちょっと安ければなぁ」。

そんな声も聞こえてきそうですね。

じゃあ、安い犬ってどんな犬か、あなたはご存知でしょうか?

ブリーダーを訪問して、直接「なんでこんなに高いのよ。ワケを教えて」と言える人はいないでしょう。(笑)

その真実は、ブリーダーになってみないと、わからないかもしれません。
ブリーダーの私が、そのわけをお教えしましょう。

安い犬の「安い」本当のワケ。

いま、安いコーギーなら探せば数万円くらいから手に入ります。
はたして、安いコーギーって、どんなコーギーでしょう。

考えられる理由は、

  1. 1.サイズがとても大きくなりそうな子。
  2. 2.売れ残りの犬(月齢が高くなってしまった。又は売れそうにない。)
  3. 3.一般愛犬家による、素人の繁殖
  4. 4.安く買い付けたコーギー同士を、スタンダードにはこだわらず、繁殖させているケース(繁殖屋さん)
  5. 5.メス犬の負担を考えず、発情が来るたびに子犬を産ませ、元を取っているケース

・1と2のケース
飼う人のわりきり方によっては、お得な買い方かもしれません。
「コーギー」と名が付けば、何でもいい、とにかく安く買いたい、という人にはいいでしょう。そういう考え方もあるでしょう。

・3と4のケース
元手がかかっていないんだから、安くできる。でもそれ以上に血統や遺伝性疾患のことなど考えていない交配である可能性大。

スタンダード上の外見がよくないだけでなく、遺伝性疾患などの病気のリスクも高くなります。

・5のケース
お金儲けが目的の繁殖屋さんはあたりまえのようにやってますが・・・。

母犬がいいコンディションにあるとは言えず、良い子犬は期待できません。あたりまえですが健全でよい子犬を作出するには、血統だけでなく母犬の健康管理、体調管理が大事。

プロのブリーダーは発情のたびに交配させるようなことは絶対しません。そんなのは、動物虐待だからです。

安い犬のほとんどがこの1から5の複合型です。

結論を言ってしまえば、安いのにはちゃんと理由があって、
安い犬に「いい」犬は絶対いません!

安い理由がはっきりして、納得して買うのであれば「格安犬」「激安犬」に飛びつくのもいいでしょう。

私は自分の失敗経験からおすすめはしませんが、「安物買いのなんとか」にだけはならないようご注意を。

少なくとも犬に「安くてよい」犬など、絶対いません。

いい犬が高いのは、 ブリーダーのお金のかけ方が違う!

つぎたさん、安い犬の「ワケ」と安い犬はよくないっていうのはよくわかりましたよ。でもどうして十数万、とか二十数万円とか高額になってしまうんですか?

ずばり犬質の違いなんです!

いい犬を作出しようとすればするほど、お金がかかるんです。

さっきも言いましたが、ブリーダーにはやらなければならない仕事がとにかくたくさんあります。

母犬の世話に交配、出産、そして子犬の世話。

まあ、実はここまでは正直、その気になればだれでも出来ないわけではありません。

でも、スタンダードにこだわっているプロの優秀なブリーダーは、ここからが違うんです。

犬舎が清潔だったり、子犬が病気にかからないように世話をするのは当たり前のこと。

プロの優秀なブリーダーは、普段から非常に勉強熱心です。どんな交配によって、どんな子が出てくるかの研究には、時間もお金も惜しみません。

そして、交配相手を探すために、日本中、いや世界中を駆け回ることも珍しくありません。レベルの高いオスとの交配となると、交配代もウン十万円と、かなりのものです。

しかも、プロの優秀なブリーダーは犬の一生において、むちゃくちゃな回数の出産はさせません。よい子犬が生まれなくなりますからね。数がつくれないんだから、「いい犬」はどうしても高くなってしまうんです。

繁殖屋さんのように、大量生産してコストダウンすることもできない。

価格が高くなってしまうのには、それなりの理由があるわけです。

ブリーダーはぼろ儲けしているというのはホント誤解です。ぼろ儲けどころか、ブリーダーは「儲からない」というのが通説です。

なぜなら、正直なブリーダーほど手間もコストもおしまずにかけているからです。

そして、こういっては失礼ですが・・・。
ここだけの話、ブリーダーをやって大金持ちになった人はいないと言われてるんですよ。

ブリーダーにはお金持ちの方もたくさんいらっしゃいますが、それはブリーダーで儲けてお金持ちになったのではなく、他の事業で成功されたからです。誤解してはいけません。

コーギーの価格帯
価格帯 マイコーギー 店舗型やインターネットの
ペットショップ
〜10万円 扱っていません 売れ残りや何か問題がある可能性も?
10万〜15万円 他店よりはワンランク上だけど少し問題がある場合(歯の噛みあわせが悪いなど) 店によって価格にばらつきはあるがほとんどが「スタンダード」を考えずに繁殖して生まれてきた子犬
15万円〜25万円 他店よりはワンランク上当店の普及価格帯
25万円〜35万円 血統がいいだけでなく、ワンランク以上犬質の高いコーギー 血統はいいけど、犬自体の質は?

価格の差は「犬質」の差なのです。

ところが、ところが!
素人さんではちょっと見分けがつかないですが、質の低いコーギーでも高値をつけているショップやブリーダーもいます。

なので子犬は本当に信頼できる人から購入すべきです。

また、「目が青い」とか「とっても小さい」とか言って質が悪いのに高く売りつけようとするサギまがいのショップやブリーダーも多いのでだまされないようにしてくださいね。

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